センス輝く個人店を巡る ー 芸術と食欲の秋を楽しむ【江古田】さんぽ

今回のおさんぽは練馬区「江古田」。西武池袋線で、池袋からわずか3駅。日本大学芸術学部や武蔵野音楽大学などがあり、芸術と学生の街というイメージを持つ人も多いかもしれません。また近年では、パンの有名店がひしめきあう「パンの街」としても知られています。実際にこの街を歩いてみると、活気溢れる商店街と江古田を愛する人たちの個人店が多く、居心地の良い隠れた名店とたくさん出会えました。

今回のおさんぽルート

新桜台駅→①house cafe 江古田plus→②パーラー江古田→③みつぼし→④浅間神社→⑤ピース→⑥PLUTO→江古田駅

行程:1.4km
所要時間:18分 +食事・お買い物
歩数:約2000歩
予算:3500円程度

新桜台駅2番出口

西武有楽町線の新桜台駅からスタートすることにしました。実は西武池袋線の「江古田駅」は、徒歩圏内にこちらの「新桜台駅」と大江戸線の「新江古田駅」があり、とても便利な立地なんです。

温かいご家族が迎えてくれる一軒家カフェ「house cafe 江古田plus」で絶品ランチ

新桜台駅から栄町大通りに入り、歩き始めてわずか2分。少し早い時間ですが、とても可愛らしい一軒家のカフェを発見したので、こちらの「house cafe 江古田plus」でまずはランチをすることにしました。食欲の秋!ということで、今日はたくさん食べてたくさん歩いて、江古田の街を楽しみます。

“赤い屋根がキュートな一軒家カフェ”

ランチメニューの中から、おすすめの「手捏ねハンバーグ」を選びました。ドリンクをつけて、税込1250円です。デザートのセットも選べるようですよ^^
※メニュー等は変更になる場合があります。

感染症対策として、入口で手を消毒してから席へ移動します。

“暖色のライトが、お店全体のあたたかい雰囲気を作り出しています。”
“ソファーとテーブルの組み合わせが気に入り、この角の席にしました。”

ご夫婦でリノベーションされたという店内は、あたたかみのある家具で統一され、優しいオレンジ色の明かりが際立ちます。随所におふたりのこだわりとセンスが感じられ、どの空間もフォトジェニック。
テーブルごとのスペースが広く造られているため、ひとりで訪れてもとても居心地が良かったです。

“小鉢がたくさんついたランチプレート。栄養も満足度も満点!”
“オススメの手捏ねハンバーグは、フワフワでジューシー。”

ランチを運んでいただき、びっくり!とっても豪華なんです!メインのハンバーグに、オニオンスープとミニ茶碗蒸しやサラダなどの小鉢がたくさんついて、おいしい!可愛い!だけでなく、栄養も満点です。ハンバーグは柔らかくてふっくら、小鉢も一つ一つに手が込んでいて、心もお腹も満たされました。
温かく対応してくださったご夫婦に癒され、最高のおさんぽのスタートです。今度はスフレパンケーキを食べに、再度訪れたいと思います。

house cafe 江古田plus
東京都練馬区栄町20-5
営業時間 ランチ11:30~13:30 カフェ14:30〜17:30
定休日  火曜日
https://www.instagram.com/house_cafe_ekoda_plus/

行列のできるパン屋「パーラー江古田」へ!名店の味をステイホームで味わえる

“遠くからでもわかるほどの大行列!知るひとぞ知る、有名店。”

閑静な住宅街を5分ほど歩くと、目の前に蔦の絡まった、なんとも趣のあるお店と人だかりを発見。パン屋激戦区として知られる江古田で、いつも行列ができているパン屋さん「パーラー江古田」です。

ケースにはハード系のパンが並び、店内からはパンのいい香りがしてきます。感染症対策として、テイクアウトのお客さんは1組ずつ順番に店内へ入る、という配慮がされていたので、私も列に並びます。

今日はランチのあとだったので、チーズリュスティック(税抜290円)と全粒粉くるみパンのハーフ(税抜400円)をテイクアウト。サンドイッチのテイクアウトもあるので、ピクニック前に寄るのもいいですね♪
今度はこのパンを使ったランチも食べたいです!でも、お家で名店の味が食べられるというのも、とっても嬉しいですよね。明日の朝食にどんなふうに食べようか、お店で作っている素敵なサンドイッチをイメージしながら、今日は先へ向かいます。

“翌朝自宅にて。左:全粒粉くるみパン(ハーフ)/右:チーズリュスティック”

パーラー江古田
〒176-0006 東京都練馬区栄町41−7
☎︎03-6324-7127
営業時間 8:30~18:00
定休日  火曜日
https://www.instagram.com/parlour_ekoda/

江古田は言わずと知れた『パンの街』でもあり、駅の近辺だけでもたくさんのパン屋さんを見つけました。パン屋さん巡りをするだけでも、楽しいお散歩になりそうです。

妹想いの優しいお姉さんが営む雑貨屋さん「みつぼし」で、クリエイターの作品に触れる

“平日昼間の音大通りは人通りが少なく、のんびり散策できます”

次に立ち寄ったのは、雑貨屋「みつぼし」です。この通りは「音大通り」と名前がつけられ、賑やかな商店街から少し外れますが、個人店が並んでいるなんだか気になる通りです。

こちらは三姉妹の長女であるお姉さんが、作家になった2人の妹さんの作品を置くために作ったという、なんとも愛の溢れるハンドメイドのお店です。今ではたくさんの作家さんと繋がり、作品を展示販売することで、作家さんの活動を応援しています。
店内にぎゅっと詰まった可愛らしいアクセサリー、陶器、カードなど、すべて手で生み出された物なんだと思い眺めていると、そのクリエイティブな世界観に惹きこまれるようでした。

オーナーのお姉さんは、私にもとってもあたたかく対応してくれて、お店のことを話してくれました。今は休止中ですが、作家さんを招いてワークショップを行うこともあるそうです。地域の人との繋がりを作りながら、クリエイターの輝く場を提供する「みつぼし」。とても心温まる場所に出会えました。

みつぼし
〒176-0006 東京都練馬区栄町39−6
営業時間 12:00~19:00 
定休日  不定休(twitterで確認)
https://twitter.com/ShopMituboshi

江古田の街を歩いていると、パン屋さんに限らず、個人店がとても多いことに気がつきました。そして、昔ながらの商店街も活気がある印象を受けました。江古田を好きな人たちが集まり、この街を作っているんだなと感じます。

浅間神社で、大きなけやきの木にパワーをもらう

新桜台駅からスタートして、おさんぽしながら江古田駅北口に着きました。

せっかくなので、駅前にある浅間神社でお参りすることにしました。まず圧倒されたのは、大きな大きなけやきの木。その高さはなんと27メートル!『ねりまの名木』に指定されているそうです。

“駅の目の前に、大きなケヤキ。圧倒的な存在感。”
“駅前でアクセスしやすい浅間神社。”
“とても静かな場所。心を落ち着けて、手を合わせます。”

神社裏手には、富士山から運ばれた溶岩で覆われた都内最大級の富士塚があります。国の重要有形民俗文化財に指定されているんだそうです。

とても心地良い、おさんぽに最適な季節になったなぁとけやきを見上げて思いました。深呼吸が気持ち良くて、空と木々が綺麗で、いくらでも歩けてしまいそうです。よく見ると、浅間神社の木も少しだけ紅葉が始まっていました。
鮮やかな紅葉も素敵ですが、少しずつ色づき始めたこの季節がとても好きです。

江古田浅間神社
〒176-0004 東京都練馬区小竹町1丁目59−2
☎︎03-3957-6662

浅間神社のある江古田駅北口には、日本大学芸術学部があります。
ここは、多くの芸能人やお笑い芸人を輩出していることでも知られていて、今日もちらほら学生さんたちを見かけました。今まで通りのキャンパスライフに戻るには、もう少し時間がかかるかもしれませんが、笑顔で友だちとおしゃべりしながら歩く姿に、なんだか嬉しくなりました。

“青空に映える、日本大学芸術学部”

「ピース」の焼きたてフォンダンショコラで、ホッと“わたし時間”

たくさん歩いたので、そろそろカフェで休憩したくなってきました。立ち寄ったのは日本大学芸術学部のほぼ向かい側にある「ピース」。夜はレストランとしても人気のお店です。

“可愛い看板。お店に入る前から写真を撮りたくなってしまいます。”

感染症対策としてアルコールを設置しているので、まずは手指の消毒から。
そしてメニューを見てみると、お食事もお酒もどれも美味しそうです。目移りしつつ、今日はフォンダンショコラとアイスカフェラテのセット(税込1000円)にしました。注文を受けてから焼くため、20分ほどかかると説明がありました。期待を膨らませながら、雰囲気のある店内をぐるりと見渡します。

“スタイリッシュでかっこいい店内。”

落ち着いた照明に、統一感のあるインテリアやこだわりを感じる食器、バーカウンターもあり、学生の多い街ということを忘れる大人の雰囲気。気さくなオーナーさんがいてくれるので、ひとりでカウンターでしっぽり飲むもよし、お洒落な大人デートをするもよし。大切な人にだけ内緒で教えたくなるような、素敵なお店です。14周年を迎えたばかりという「ピース」が、江古田で愛されている理由がわかった気がしました。

そんなことを考えているうちに、フォンダンショコラが焼き上がったようです!今日は洋梨のジェラートが添えられていて、季節によってかぼちゃやマンゴー、パイナップル、いちごなどさまざまなジェラートに変わるとのこと。来るたびに違う味が楽しめるのは、とっても嬉しいですね。サクッと焼けたフォンダンショコラをひと口食べてみると、中からあたたかいチョコレートが溶け出し、苦さもほどよく絶品です。さっぱりとした洋梨のジェラートとも相性抜群。大好きな空間で過ごす『わたし時間』って、いつ以来かなと、心がじんわりとしました。

ピース
〒176-0004 東京都練馬区小竹町1丁目57−2
☎︎03-5966-1567
営業時間 12:00~22:00
定休日  木曜日
https://www.instagram.com/peace_1572/

「PLUTO」で、自分だけのお気に入りのお花を見つける

「ピース」をあとにして線路を渡り、江古田駅南口に来ました。北口とは雰囲気が異なり、居酒屋が多く賑やかな雰囲気です。
少し歩くと、とても私好みのお花屋さんを発見しました。お店の中も外も、サボテンやお花が所狭しとレイアウトされていて、「可愛い!」のひとことです。

“思わず立ち寄りたくなる、魅力的な入口!”

小さめのブーケや、お気に入りの花を一輪買って、恋人や家族へのちょっとしたお土産にするのも素敵ですよね。今日は、一目惚れした秋色紫陽花(税込770円)を購入しました。
綺麗な色のまま少しずつドライフラワーになりかけていて、この綺麗なままで乾かすコツも教えてもらいました。早めに乾かすよりも、しばらくお水に挿しておき、自然に水分が抜けてくるのを待つことがコツのようです。お花を握って歩いているだけで、不思議と穏やかになれる気がします。

“たくさんのお花の中から、厳選した秋色紫陽花。”

PLUTO
〒176-0005 東京都練馬区旭丘1丁目75−1瀧島ビル1階
☎︎03-5996-0871
営業時間 10:00~19:30
定休日  木曜日
https://florist-4852.business.site/

江古田駅南口

今日のさんぽはこれでおしまい。江古田駅南口から帰路に着きました。
学生さんたちや居酒屋が賑わうエリア、昔ながらの商店街、そして地元への想いがたっぷり詰まった個人店の数々。幅広い年代の人たちが自分の「スキ」に合わせておさんぽできる、江古田の街。ぜひ、自分らしいおさんぽコースを見つけてみてくださいね。

おさんぽのおさらい

新桜台駅→①house cafe 江古田plus→②パーラー江古田→③みつぼし→④浅間神社→⑤ピース→⑥PLUTO→江古田駅

行程:1.4km
所要時間:18分 +食事・お買い物
歩数:約2000歩
予算:3500円程度

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さんぽに行ったライター

旅とサボテンがスキすぎる埼玉在住フリーライター。得意技は、何気ないお散歩道でワクワクを集めること。始めたばかりの農業と、多すぎる「スキ」を大切にする生き方に、今夢中。