こんにちは。梅雨の晴れ間を見てサクっとおさんぽを楽しんできました。
まだまだ堂々と外出は難しく、落ち着かない世の中ですが、たまにはおさんぽを通してリラックスしたり肩の力を抜く時間を作ってみよう!と今回はアートと自然、そして歴史に触れてみました。おうち時間に少したいくつした時など早めのランチタイムに軽いおさんぽはいかがでしょうか。今回の天王洲エリアはモノレールで天王洲アイルまで行ったのですが、ゆっくり景色が見られる大きな窓が気持ちも開放的になれました。ほんの少しプチトリップをしているような素敵な時間が送れたので、皆さんの参考になりますと嬉しいです。
今回のおさんぽルート
①天王洲アイル駅→②ボンドストリート→③breadworks→④SLOWHOUSE→⑤PIGMENT TOKYO
行程:約1.4km
歩数:約3,500歩
所要時間:30分+ごはん・買い物時間
予算:3,000円
【1】天王洲アイル駅
東京湾のウォーターフロントエリアとして位置していることからこの「天王洲アイル」という名前がつけられたそうです。 もともとこのエリアは、江戸時代に築かれた第4台場をベースに開発された土地で、 閑散とした地になってしまいました。 その後1992年に東京モノレールの駅が竣工。東京湾ウォーターフロントの恵まれたロケーションを最大限に生かし、公園、街路、広場の整備を積極的に進め町が出来上がってきました。
運河沿いのおしゃれな空間は、アーバンリゾートとして、来街者に親しまれ、特に島(アイル)を取り囲むボードウォーク(板張りの遊歩道)は天王洲アイルの名物として、島の内外を問わずたくさんの人々の憩いの場となっています。
モノレール改札(中央口)を出て少しすると、首都高速・東京タワーが見えます。晴れた日はここからの景色もおすすめです。(小雨日和で少し残念でした・・・)
そのまま進むとエスカレーターがあり、こちらを降りていきます。ホテルのような入口にワクワクしますよ。反対口からも出られますが、景色も含めて中央口をおすすめします。
エスカレーターを降りながら、天井を見上げるとまるでアートのような窓が。写真は是非真下から撮ってみてください。(足元にはお気をつけて)こうやって、隠れアートを探すのもお散歩が好きな理由の一つです。きっとこれを読んで下さっている皆さんもおさんぽが好きな方が多いと思います。皆さんのおさんぽ好きポイントは何でしょうか?
マルシェのような八百屋さんには夏野菜が沢山並んでいました。おうちごはんの買い出しにも良いですね。
天王洲アイル駅
住所:〒140-0002 東京都品川区東品川2丁目5−19
【2】ボンドストリート
ボンドストリートは、ふれあい橋と海岸通りをつなぐ200メートルほどの小径。名前の由来は保税地域(bonded area)で、その名の通り、昔は倉庫街でした。今では倉庫をリノベーションした天井の高いショップやレストランがあるおしゃれなゾーン。ちなみに、ふれあい橋から高浜運河沿いの道を歩くと15分程で品川駅に着きます。
このように、建物や壁にアートがずらりと並びます。
沢山の植物にも囲まれているので、自然とアートの融合をお楽しみ頂けます。
行くたびに季節の植物がずらりとお出向かえしてくれるので自然に気分もリフレッシュ出来ます。
DIEGOは東京を拠点に活動するアーティスト。街に落ちていたペットボトルや紙くず、 路上で見かけたネズミや、 道を走る車など、 人々が街で普段何気なく目にするモノを、 ユーモラスに擬人化、 文字化させ、 抽象絵画として表現しています。
アートに触れる機会って、自ら作らないとなかなか無いですよね。ましてや自分から見に行かない限り触れ合うことの出来ないアートって沢山あるのではないでしょうか。たまにはゆっくり足を止めて普段とは違う世界観に浸る時間も良かったです。
更にこの通りには、アートギャラリーカフェも出来ていました。アート業界の未来を担うアーティストの支援を目的とした新しい芸術文化発信施設だそうで、ギャラリーとカフェが融合するアート空間は800㎡におよび、お食事やお飲み物を楽しみながら日本のアート業界の未来を担うアーティストの作品を鑑賞・購入することが出来ます。「世界にたったひとつの作品が個人のライフスタイルをより豊かに」をコンセプトとしているところもまた素敵です。ちなみに、価格は5万円~20万円くらいだそうです。
ボンドストリート
住所:〒140-0002 東京都品川区東品川2丁目1
【3】bread works
東京・天王洲で倉庫だった建物をリノベーションしたベーカリー。焼き立てのパンの香りとともに引き寄せられる店内と運河沿いのテラスでは、こだわりのパンと併設のキッチンから届くフレッシュなデリやサンドイッチ、ケーキなどのスイーツを楽しめます。表参道と品川にもお店を構えており、朝は8:00~モーニングが楽しめます。お店の入り口ではアルコールも。休日の晴れた日にビール片手にほろ酔いさんぽも良いですね。
今回のおさんぽではランチを。この辺りはオフィス街ということもあって、少し早めの入店をおすすめします。お野菜をたっぷり食べたい方はデリランチを、パンとたっぷりのスープを楽しみたい方はスープランチはいかがでしょうか。店内で焼き上げたパンと一緒に食べるランチは最高です。コーヒーも美味しくて、コーヒー好きなら誰もがしっているNOZYCOFFEEのコーヒーが頂けます。
窓際の席から見える景色も素敵でした。Wifiもコンセントもあるのでお仕事の合間にもいかがでしょうか。晴れた日は、是非テラスで過ごしてみてくださいね。(テラスはわんちゃんOKです!)
カフェラテが美味しかったので、こちらのコーヒーシロップを購入しました。おうち時間に美味しいカフェラテが頂けました!パンはもちろん、コーヒーや焼き菓子もお気に入りです。
bread works
住所:〒140-0002 東京都品川区東品川2丁目1−6
電話:03-5479-3666
営業時間:8:00~20:00
【4】SLOW HOUSE
お店のコンセプト「暮らしのアップデート」が出来る場所。暮らしに必要なものと心に必要なものがあり、モノだけでなく、コミュニケーションや習慣を大切にしたコンセプトショップ。開放的な入口を一歩踏み入れると、沢山の植物がお出迎え。自分のおうちにこれを置いたら、あれをおいたらと夢が膨らむ時間が過ごせます。
小さなサボテンも並べると可愛さが増しますね。あまり見かけない植木鉢のデザインに心が掴まれました。どの商品も他の雑貨屋さんでは見たことの物ばかりで新しい発見が楽しいです。デザインや用途が様々で、きっとお気に入りの1品が見つかります。
2階に上がると家具や照明があります。北欧を中心としたヨーロッパのヴィンテージ家具を販売しており、大量生産という手段がなかった時代に職人の手仕事によって作られた家具からは、手業の美しさや、そこに込められた想いを感じることが出来ます。現地でバイヤーが直接買い付けを行い、日本国内で丁寧に修理したのちに店頭に並ぶ拘りも素敵ですね。
この素敵な空間。撮影スタジオにも使用頂けるそうです。いつも見ている雑誌やテレビに実は使われているかもしれません。どこを撮っても絵になるお店ですが、お店の外のテラスもまた素敵です。川を眺めながらゆっくり自分時間を過ごしてみませんか。
SLOW HOUSE
住所:〒140-0002 東京都品川区東品川2丁目1−3
電話:03-5495-9471
営業時間:11:00~19:00
定休日:水曜日
【5】PIGMENT TOKYO
複合クリエイティブ施設であるPIGMENT TOKYO。運営は寺田倉庫が行っています。 施設名の「PIGMENT」とはフランス語で「顔料」のことを指し、ラボ・ミュージアム・アカデミー・ショップと4つの機能を持つ施設です。希少で良質な画材を揃えている伝統画材ラボで、着色に使う顔料は4,500色、30年以上前に作られた古墨(こぼく)200点以上など多数を揃えています。店内では商品の並べ方にもこだわりが見られます。どれも博物館のように綺麗に保管・展示されており、見ているだけでワクワクする場所です。
店内でおもわず写真を撮りたくなるスポットはこちら!一面に飾られた顔料です。鉱石や水晶などを砕いて作られた「岩絵具(いわえのぐ)」、天然の土などで作られた絵具など色だけではなく種類もさまざまです。顔料は、絵画に使う絵の具となるのはもちろんのこと、車の塗装や化粧品にも使われています。
リスやイタチなどの毛を使って作られたはけや筆が、綺麗に並べられています。西洋では1種類の毛で作るのが通例ですが、中国と日本は複数の種類の毛を混ぜて作っているそうです。その他、常用のものから博物館級のものまで揃う硯(すずり)、さまざまな動物の膠(にかわ)、箔など伝統画材が陳列されています。
現在の入館は予約制となっていますので、HPからご予約すると確実に入れます。ワークショップもあり、アート初体験の方やお子さんと一緒に参加できるものまでさまざま。プロだけではなく一般の私でも楽しめる場所でした。いつかワークショップも参加してみたいです。大人になるとなかなか新しい趣味を見つけるのは大変ですが、気軽に参加できるワークショップは未知の開拓が出来そうです。
PIGMENT TOKYO
住所:〒140-0002 東京都品川区東品川2丁目5−5 TERRADA Harbor One Bldg. 1F
電話:03-5781-9550
営業時間:11:30~19:00
定休日:月曜・木曜
【番外編】おさんぽ写真館
おさんぽ中の素敵なショットをご紹介。季節の植物や穏やかな風景を少しだけおすそ分けさせて頂きますね。
おわりに・・・
今回はアートと自然が満喫出来る『天王洲エリア』をご紹介させて頂きました。何度も通っているお気に入りの町ですが、行くたびに季節の植物が変わり新しい建物が出来、飽きるどころか次はいつ来よう?と考えてしまうほど魅力的な場所です。暮らしのヒントをもらったり、時にはゆっくりカフェで自分時間を過ごしてみたり。過ごし方は十人十色。読んで下さった皆さんの暮らしのヒントになると嬉しいです。このエリアは外国人の方も多く住んでおり、海外の雰囲気を感じることも出来ます!!中々旅行に行けませんが、リフレッシュしながら乗り越えて行きたいですね。そして、おさんぽの際にはぜひ隠れアート探しもやってみてくださいね。
今回のおさらい
①天王洲アイル駅→②ボンドストリート→③breadworks→④SLOWHOUSE→⑤PIGMENT TOKYO
行程:約1.4km
歩数:約3,500歩
所要時間:30分+ごはん・買い物時間
予算:3,000円