今日のおさんぽは、池袋から急行で40分の西武池袋線入間市駅。都心から少し離れて、埼玉県を歩きます。
広大な茶畑が広がるこの街に、アメリカの街並みが突如現れるなんて、想像できないですよね?今日は埼玉にあるアメリカンタウン『ジョンソンタウン』を、非日常の海外旅行気分でおさんぽしたいと思います。
今日のおさんぽ
入間市駅→①ジョンソンタウン入口→②BLUE CORN→③逍遥館→④May lily→⑤RooT with so-zo社→⑥Koigakubo JOHNSON TOWN Ice Cream Factory→入間市駅
行程:3.2km
所要時間:約40分 +食事、買い物
予算:3000円程度
入間市駅
西武池袋線で、始発の池袋駅から急行に乗って40分。入間市駅です。『狭山茶』というお茶の名産地として有名なこの街のシンボルは、何と言っても茶畑。
近年は三井アウトレットパークがあることでも知られるようになりましたね。
実は私も、ここ入間市の出身!今日のおさんぽは、ここからスタートします。
駅の前は広いロータリー。ですがロータリーには降りず、駅直結の歩道橋から歩くコースがおすすめです。
この日はあいにくの雨。写真を撮るにも傘が邪魔だったり・・・
「晴れて欲しかったなぁ」と思ったけれど、歩いてみるとなんだかノスタルジック。この道は緑が多くて、車通りもなく、雨の雰囲気がなんだか似合います。
晴れもいいけど、雨もいいかも。知らなかった魅力を知るのは、おさんぽの醍醐味ですね。
今日もワクワクするスタートです!
1、ジョンソンタウンに到着
駅から歩くこと15〜20分。
道路沿いに突如、アメリカの郊外に訪れたかのような光景が現れました。英語で書かれた看板や白い壁が基調の建物が立ち並び、まさかここが埼玉県とは思えません。
ここにはかつて米軍ハウスがあったとのこと。現在は50以上の個性あるショップが集まっていて、住宅として住んでいる人もたくさんいるんだそうです。どの建物も素敵で、いつか住んでみたいと思うほど魅力的。
今日は日常からちょっと離れて、異国情緒あふれるこのジョンソンタウンのおさんぽコースを、ご紹介したいと思います!
※取材の許可をいただいて撮影しています。ジョンソンタウンは住宅地であるため、撮影の際は確認が必要です。また、現在休業中の店舗もありますので、訪問の前にお店に確認してください。
2、アメリカンダイナーでハンバーガーランチ
ランチは『BLUE CORN』さんを訪れました。屋根を突き抜ける大木は迫力があります。
感染対策の内容を必ず確認してから、入店します。
外観もアメリカンなムードたっぷりでしたが、一歩中に入ると、またさらに良い雰囲気。店内はアメリカン雑貨がぎっしりとディスプレイされていたり、壁にはたくさんのプレートが並んでいます。
お食事は、こちらのお店のメインでもあるシンプルなハンバーガーにしました!腹ペコな私は、ドリンクとガーリックシュリンプハーフのセット(税込1540円)をチョイス。ハーフメニューがあるので、おひとりさまにとっても最高です。
こんな感じで、焼きたてを提供してくれます。ひとつに重ねたら、とにかく撮りたい!カメラ欲が止まりません。
ひとしきり撮ってから、口を大きく開けてかぶりつきました。
お肉がぎゅっとしているパテがおいしい!バンズはフワフワ。ボリューミーですが、シンプルな味付けなので飽きずにペロリでした。
ガーリックシュリンプは香ばしくて殻ごと美味しく食べられます。しっかりめの味付けで、お酒が飲める日々に戻ったら、ビール好きにはたまらない一品でした。
BLUE CORN(ブルーコーン)
埼玉県入間市東町1-3-2 ハウス1131
☎︎ 04-2941-3380
営業時間 11:30~18:00
定休日 不定休 ※無くなり次第終了
https://www.facebook.com/BluecornJohnsontown
3、きっとほしい本と出会える、こだわりの古本屋さん
お腹いっぱい大満足ランチのあとは、少し街を散策。
ジョンソンタウンの中だけで、たっぷりおさんぽもショッピングも食事もできてしまうのが、この街の醍醐味。1日中満喫することができます。
次は、古本屋さんがあると知ったので、『逍遥館(しょうようかん)』さんに伺ってみることにしました。
白い壁が可愛らしい平屋の一軒家。もう、入る前から期待が膨らみます。
そして店内には、所狭しと大量の本が並んでいました。その本のジャンルは幅広く、専門書や絵本、海外の本、古い映画のパンフレットなどさまざま。
わたしは最近絵本に夢中なので、絵本コーナーでは時間を忘れて見入ってしまいました。
ストーリーが素敵なもの、表紙に惹かれるもの、昔懐かしいもの‥
どれを家に迎えようか、ずいぶんと楽しく悩みました。
そして、絵とタイトルがなんだかとっても気に入った、『ユックリとジョジョニ』という絵本を購入(税込600円)。ここにくれば、本屋さんではなかなか出会えない掘り出し物と、出会える気がします。
逍遥館(しょうようかん)
埼玉県入間市東町1丁目7−5 ハウス6002
☎︎ 04-2006-7694
営業時間 11:00~18:00
定休日 木曜日
https://shoyo-kan.com/
4、『可愛い』が詰まった世界へ
歩いていると、雨に濡れてキラキラの植物がたくさん置かれた、私好みのお店を発見しました。優しい雰囲気の店主さんが、笑顔で迎えてくださったので惹きこまれました。『May lily』さんというお店だそうです。
洋服や雑貨、アクセサリーなどを扱っていて、フワッとした色合いとやわらかい生地の洋服が多くてとっても素敵。自然の素材感を大切にした、ナチュラルなアイテムを取り揃えているのだそうです。
じっくりゆっくり見たくて、実は帰る前にもう一度訪れてしまったほど、居心地の良い『可愛い』が詰まった空間でした。
May lily
埼玉県入間市東町1-6-9⠀JフラッツE101
☎︎ 080-7097-3131
営業時間 11:00~18:00
定休日 水・木曜日
5、保護猫活動も行う、お庭のプロフェッショナル
次に訪れたのは、壁のペイントがおしゃれで目を引く、造園の設計などを行なっているこちらの『RooT with so-zo社』さん。私は植物が好きなので、お庭のアイテムを見るのも好きなんです。
エクステリア・ガーデンの設計や施工、リノベーション、植木のお手入れなど、住空間のプロデュースをしている専門店です。
オーナーさんがとても親切に対応してくださり、手作りされたというアイテムをご紹介してくれました。店内の雑貨は統一感があり、どれもクールでかっこいいものばかり。オーナーさんのセンスとこだわりを感じます。
そして『奥の部屋の猫に会っていきませんか?』と興味深いお誘いが!
なんと、お店の奥のお部屋で保護猫のお世話をしているとのこと!
通していただいたお部屋には、4匹の可愛い猫ちゃんがいました。慣れてきた子たちがこのお部屋にいて、まだ慣れていない子は別のお部屋にいるそうです。
ボランティアで活動されているというオーナーさんは、終始猫ちゃんたちへの愛で溢れていました。今度譲渡会も行うそうですよ。
https://www.instagram.com/sayamako_doubutu_reien/
こんな貴重な出会いも、おさんぽの醍醐味です。ありがとうございました。
RooT with so-zo社
埼玉県入間市東町1-2-23 ハウス6002
☎︎ 04-2935-3156
営業時間 12:00~18:00
定休日 水曜、他不定休
sozosya.design
6、手作りジェラートと米粉パンのお店
最後に立ち寄ったのは、こちらの米粉パン専門店の『Koigakubo』さん。
店内でジェラートのイートインもできるそうです。可愛くて広々とした店内。ゆっくり静かに過ごせそうです。
米粉で作られたパンとのことで、1番人気の食パンをお土産に購入しました。翌日の朝食にいただいたのですが、もちもちしていて甘みがあって、パン好きにはたまらない美味しさでした。
せっかくなので、ジェラートを食べて帰ることにしました!
シングルからトリプルまで選ぶことができます。なんと、本場イタリアでジェラート作りを学んだという職人さんによる、手作りです!
悩みに悩んで、今日は特上の狭山茶を使用しているジェラートにしました。お茶の風味が濃くて、甘すぎずさっぱり、量もたっぷりですごく美味しかったです!
おさんぽの締めまで幸せな、ジョンソンタウンさんぽでした^^
Koigakubo JOHNSON TOWN Ice Cream Factory
埼玉県入間市東町1-2-27 ハウス3812
☎︎ 04-2966-3409
営業時間 9:00~18:00
定休日 なし
https://koigakubo.shop/
入間市駅
いかがでしたか?
どこを見ても絵になりますね。映画の中の世界みたいで、日常を少しの時間忘れて過ごせそうです。遠出をすることはまだまだ難しい日々が続いていますが、探してみると意外と近くに、旅気分を味わえる場所が見つかるかもしれません。
もうすぐおさんぽに最適な秋がやってきます。できる範囲で気分転換を取り入れながら、心も体も元気に過ごしていきたいですね。
おさんぽおさらい
入間市駅→①ジョンソンタウン入口→②BLUE CORN→③逍遥館→④May lily→⑤RooT with so-zo社→⑥Koigakubo JOHNSON TOWN Ice Cream Factory→入間市駅
行程:3.2km
所要時間:約40分 +食事、買い物
予算:3000円程度