「東京台湾さんぽ」東京・日本橋で台湾を感じる1日

こんにちは。冬も本格的になってきましたね。寒くなるとなかなか出かけるのが億劫になりがちですが、お正月太りの解消も願いながら、おさんぽに行ってきました!実は次回旅行に行くとしたら「台湾」に行きたいと思っていて、まずは近場で味わえる「東京台湾さんぽ」を計画しました。いつか本場に行けたときに、答え合わせが出来ると思うとワクワクしました。今回は休日の午前中の割と人が少ない時間を狙いましたが、本当に町が空いていてのんびりできたので、休日のご褒美さんぽにもオススメです。それでは最後までお付き合い宜しくお願いします!

今回のおさんぽルート

①東京駅(大手町駅)→②台湾式朝食 健康豆漿 丸の内店→③誠品生活日本橋→④王德傳茶莊→⑤鼎泰豐 東京駅八重洲口店→東京駅
行程:2.7km
歩数:約4,000歩
所要時間:36分+食事
予算:3,000円

【1】東京駅

沢山の旅行者が行きかう東京駅。電車の数において日本で最も忙しい駅であり、新幹線のネットワークを通して全国を結び、京都などの主要目的地への列車が定期的に発車しています。成田空港と羽田空港へのアクセスも抜群です。東京駅は交通拠点として、都内でも最も接続の良い駅の一つです。また、丸の内線も通っており、銀座、新宿、池袋まで乗り換えなしで行けます。東京駅は、東京そして日本各地への玄関口となります。 バス も豊富なので、日本全国の主要都市行きの直行バスが利用できます。

改札内外にも迷路のようなショッピング街が広がり、一日楽しめます。 東京駅はまさに買い物天国。食料品、土産品、さらにはファッション用品まで豊富なショッピング街。是非おさんぽルートに入れて下さいね。近隣の丸ビル、新丸ビル、KITTE、丸の内ブリックスクエアもオススメです。

平成15年に国の重要文化財となった東京駅。その4年後には、明治初期の「東京駅舎」完全再現計画がスタートします。ドーム屋根や内装などが復原され、平成24年新たな東京駅が完成しました。建物どこを撮っても映えスポットです。写真タイムを楽しんでくださいね。ちなみに、平成26年に開業100周年を迎えたそうです。

東京駅
住所: 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1丁目
※大手町駅地下直結

【2】台湾式朝食 健康豆漿 丸の内店

さて、まずは朝ごはんで台湾を感じたいと思います。東京駅から徒歩2分程、大手町から地下通路で直結で行ける立地抜群なこちら。

今回は東京駅よりスタートしたので、丸ビルを目指して向かうと分かりやすいと思います。DEAN&DELUCAを見つけたら地下に入っていくと、看板が見えてきます。オープンと同時の10:00にお伺いしました。

シェントウジャンとハム玉子おにぎりを頂きました。熱い豆漿(豆乳)に醤油、黒酢、ラー油などを加えていただくスープ。 酢の酸性でまったり豆乳がおぼろ状に固まるのがミソ。 台湾風の揚げパンやおにぎりと一緒に食べるのが定番。

※現在は10:00~

この日は特に寒く、身体の中からポカポカと温かくなりました。寒い日には特にぴったりの朝食です。人が少ないオープンと同時に行くとゆっくりできそうです。
以前は水道橋にも店舗があったとか。日曜日は定休日ですのでお気をつけて。

新丸の内ビルから直結。雨の日はこちらのルートがオススメ。
周りに素敵な建物がいっぱい。今度じっくり巡ってみたい。
博物館好きには気になる場所。こちらも今度行ってみよう。

台湾式朝食 健康豆漿 丸の内店
住所: 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1丁目4−5 三菱UFJ信託銀行本店ビル地下
営業時間: 10時00分~19時00分
定休日 :日曜日(詳しくはお店にお問い合わせください)
電話: 03-3211-8604

【3】誠品生活日本橋

身体も温まったところで、少し歩きます。東京駅から日本橋の近さに驚いたのですが(今まで電車に乗って移動してました・・・)東京駅側に戻り丸の内味の散歩道を歩いて行きます。

交差点に出たら、永代通りを右折、あっという間に東京駅と日本橋の中間地点に着きました。


ここからは線路沿いにまっすぐ歩くだけ。

常盤橋門跡を発見!

国指定史跡 日光道中や奥州道中に通じる出入り口 寛永6年(1629)に建設された城を守るための門のひとつ。江戸城正面の大手門に通じていたそうです。一時は荒廃しましたが、昭和3年(1928)に国の史跡に指定され、現在は公園となっています。

門前には石造のアーチ橋、旧常磐橋があります。

どこを歩いても歴史を感じられて、中々進みませんでした。古い建造物も細かいところまで修復されていたり、お手入れされており町を大切に受け継いでいるな。と感じました。
何度通っても、新しい発見が出来る場所なのだと思います。

船・・・?と思ったら・・・

船着場だそう。隠れたスポットであふれています。

さて、目的地に着くまでに目移りばかりしていますが、日銀通りへやってきました。

金融と逓信の中心地 江戸期の日本橋では「越後屋」などの両替商が活躍したほか、米の先物取引を行う「米会所」、金貨を製造する「金座」(「造幣局」の前身)も置かれるなど、金融の中心地でもありました。日本初の国立銀行「第一国立銀行」、日本初の民間銀行「三井銀行」が開業し、日本初の公的な証券取引所である「東京株式取引所」、1882(明治15)年には「日本銀行」も置かれ、金融の町として発展したそうです。

通りすがりですが、貨幣博物館を見つけたのでお邪魔してきました。入館料は無料で、貨幣の歴史について学ぶことができます。スマホで解説を聞きながら回れるのでお時間がある方はぜひ行ってみて下さい。個人的にとても楽しかったです。館内の写真撮影場出来ずご紹介まで。

日本銀行。お城のようです。。。
三越。素敵なレトロ感。

さて、ようやく到着。

シンプルな看板が目印。
さっそく台湾食材がお出迎え!

「誠品生活日本橋」です。

読書を中心とし、30メートルの長さの「文学の廊下」を設置、読書や飲食、料理の実演、クラフトやハンドメイドなど多様で豊かな文化体験をつないでいます。また台湾茶の「王徳傳(ワンダーチュアン)」や台湾料理のレストラン「富錦樹台菜香檳(フージンツリー)」、台湾菓子の「郭元益」、そして誠品生活クリエイティブプラットフォームexpoなど50を超える台湾ブランドが進出、台湾のよりよい生活を日本に伝え、アジア文化の発信地となることを目的に出来たそうです。

台湾の著書も沢山。本当に旅に出たくなりました。
台湾食器。どれも可愛い・・・。
台湾文具。万年筆のインクがとにかく多くて、オリジナルのカラーも作れます。
台湾ガラス。花瓶~コーヒーカップまで。素敵すぎてため息がでました笑

3週はしたかな?というくらい店内を行ったりきたり。それくらい何度見ても素敵なものばかりでした。台湾の食材・食器でおうちで台湾旅を味わう計画も思いついてしまいました!

誠品生活日本橋
住所:〒103-0022 東京都中央区日本橋室町3丁目2−1COREDO室町テラス 2F
電話: 03-6225-2871
営業時間: 11:00~20:00
定休日:コレド室町に準ずる

【4】王德傳茶莊

台湾からやって来た『茶荘』。9月27日『COREDO室町テラス』2Fにオープンした『誠品生活日本橋』に入るテナントの一つです。日本では最初の出店となるこのお店では、茶葉、茶器などを購入でき、台湾茶講座も開催。おうちでゆっくり、台湾茶タイムを楽しむのによさそうです。

お昼を食べるにはまだ早かったので、カフェ利用をしました。席が空いていればカウンターがオススメで、目の前でお茶の説明をして下さりながら頂くことができます。

今回は「東方美人」というお茶を。台湾茶の特徴は発酵させて作るところ。この発酵により、香りや甘みこくへと繋がるそうです。この東方美人は蜂蜜の甘い香りが特徴のお茶でした。

急須の蓋を裏返して香りを楽しみます。台湾の方は男性がお茶を入れることが多いそうで、急須を育てる(大切に手入れして使い)1,000円の急須が100万円のプレミアがついて売れることがあるそうです。

お茶菓子もとっても美味しかったです。和菓子との相性もピッタリ。一番右のゴマ飴は永遠に食べていられるほど好きな味でした。

そんな話を伺いながらお茶を淹れて下さる時間も楽しめました。

実はお茶よりコーヒー派の私でしたが、台湾茶の旨味はもちろん、丁寧に淹れて下さる姿をみてお茶の時間も好きになりました。午後は混むことが多いようなので午前中が狙い目です。是非足を運んでみて下さいね。

王德傳茶莊
住所: 〒103-0022 東京都中央区日本橋室町3丁目2−1
電話: 03-6262-399
営業時間:11時00分~20時00分
定休日:コレド室町に準ずる

【5】鼎泰豐 東京駅八重洲口店

台湾さんぽ最終目的地は、小籠包を食べに行ってきました。ここで、日本橋といえば高島屋の鼎泰豊へ向かいがちなのですが、割といつも混雑していますので、東京駅八重洲口店へ是非向かってみて下さいね。スムーズには入れることが多いです。

どこの店舗も、窓ガラス越しに小籠包を作っている姿が見れて楽しめます。今回は季節限定の3種セット「トリュフ・バジル・プレーン(2個)」と、酸辣湯スープ、大根餅をオーダー。1人でも嬉しい、1個からのオーダーが可能なものが沢山あるので少しおなかが空いた時でも使えるお店です。ジャスミンティーはポットで飲み放題なので、サッパリ頂けます。

トリュフの香りと旨みがスープから溢れて、、、幸せの極みでした笑 バジルの香りも高くとても美味しかったです。安定のプレーンも生姜をたっぷり乗せて嚙み締めました。

酸辣湯には黒酢をたっぷり入れて、最後まで飽きずに食べられます。やっぱり酸辣湯麺にすれば良かったかな?と食い意地をはっていた自分が恥ずかしくなりました。。。

大根餅は初めて。皆さんは食べた事ありますか?とってもモチモチで味もしっかりついていてペロリと食べ終わりました。(これも2枚にすれば良かった・・・)今度は数人で行って沢山のメニューをシェアしたいと思います。お土産もあるので、お出かけ前によって手土産を購入するのも良いかもしれません。

鼎泰豐 東京駅八重洲口店
住所: 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1丁目8−2 TEKKOU avenue 地下1階
電話: 03-6268-0098
営業時間: 平日11:00~15:00 17:00~21:00
      休日11:00~21:00

おわりに・・・

本日は台湾をテーマにおさんぽしてみました!途中町の歴史に触れたり、思わぬ出会いもあってとても楽しかったです。おさんぽルートを作成して巡るのも良いですし、スタートとゴールだけ決めて寄り道するのも楽しそうです。じっくり見ると1日楽しめてしまうコースなので、皆さんの時間に合わせてピックアップしてみて下さいね。台湾ブームが続く中、東京中にお店が増えているように感じます。もし出来れば、台湾さんぽ第二弾も行けたら嬉しいです。実は既に行きたいお店の目星をつけています。なかなか旅行に行けない日々が続いていますが、今回の台湾以外にも、海外を味わえるおさんぽをしてみたいと思います。是非またご紹介させて下さいね。最後までお読み頂きありがとうございました!

おさんぽのおさらい

①東京駅(大手町駅)→②台湾式朝食 健康豆漿 丸の内店→③誠品生活日本橋→④王德傳茶莊→⑤鼎泰豐 東京駅八重洲口店→東京駅
行程:2.7km
歩数:約4,000歩
所要時間:36分+食事
予算:3,000円

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さんぽに行ったライター

【じゆうでていねいな暮らし】 食と花がすきで、小さな体と小さなおうちですがシンプルに好きな物だけを取り入れた日常を送っています。