今回おさんぽするのは、コスパ抜群！な旅行先として人気上昇中の【ベトナム】。第１弾では、その中でも“北の古都”と呼ばれ、観光地としても人気のある、ハノイの旧市街エリアを歩きます！
13世紀頃に作られ、職人街としてだけでなく観光地としても栄えてきた旧市街。今ではお洒落なカフェもたくさんオープンし、若い女性を中心に人気を集めています♡
これからハノイに行くという方、観光からディナーの間や、空港に行くまでの時間が少し余ってしまった…という時に参考にしてくださいね😊
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【今回のおさんぽルート】
Dong Kinh Nghia Thuc Square→①CONG CAPHE→②STAMP SHOP NGOC TU→③lovely handmade→④The Note Coffee→Dong Kinh Nghia Thuc Square
行程：1.4km
歩数：3,014歩
所要時間：18分+ひとやすみ、お買い物
●旧市街ってどんなところ？
旧市街には13世紀頃につくられた職人街が多く残っており、業種によって通りが分かれています。その業種の数が当時36あったことから、「ハノイ36通り」とも呼ばれているんです💡お菓子屋さんばかりが建ち並ぶ通りや、洋服や雑貨に特化した通りなど、目移りしながら歩くのが楽しいエリアなんです！そんな歴史ある旧市街ですが、ハノイの今ドキ女子の憩いの場になっているお洒落カフェがたくさんあるのも見どころですよ。
●旧市街はどうやって行く？
ベトナムの交通事情は、日本とはまったく違います。長距離列車は走っていますが、街中を移動するための電車は存在しません。なので、移動は基本的にタクシー！ただし、流しのタクシーに乗るととんでもない金額を請求されることもあるそう…。なので、配車アプリ「Uber」や「Grab」を利用することをオススメします。流しのタクシーと違って、目的地までの金額を乗る前に提示してくれるので安心ですよ😊
１騙されたと思って飲んでみて！ヨーグルトとコーヒーの絶妙なハーモニー
タクシーで到着したのは、ホアンキエム湖に面した広場「Dong Kinh Nghia Thuc Square」。湖を眺めながら物思いにふける人、ベンチに座ってお喋りを楽しむ人など、ハノイ市民の憩いの場になっているようです♪
まずは、広場にある「CONG CAPHE(コンカフェ)」へ。ハノイ市内に約20店舗、ベトナム全土では30店舗以上を構える人気のチェーンカフェ店です。
右／金属製の番号札がなんだかレトロで可愛い”
店員さんが着ているのは、ベトナム戦争の際に「反アメリカ帝国主義」を掲げた共産軍のゲリラ“ＮＬＦ”(南ベトナム解放民族戦線)をモデルにした制服。一風変わったコンセプトが話題となり、若い女性を中心に人気を集めているんだそう♡
１Fのカウンターでオーダーとお会計を済ませたら、階段をのぼって２Fの座席で待ちましょう！
左下／カウンター席からは広場とホアンキエム湖を臨めます。日当たりも良いのでオススメ！
右下／Free Wifi完備です。パスワードは、ペーパーナプキンの入ったマグカップに書いてあります！”
ベトナムのコーヒーと聞いて思い浮かぶのが、ブラックコーヒーに練乳を加えた“ベトナムコーヒー”。ベトナム土産でもらったことがあるという方も多いのではないでしょうか？
でも実は、ベトナムでよく飲まれるコーヒードリンクは他にもいくつかあるんです！
というわけで、ここでのお目当ては、日本ではまだ馴染みのない「ヨーグルトコーヒー(40,000ドン＝約200円)」！「いやいや、ヨーグルトとコーヒーなんて、合うわけないでしょ！」と思った人にこそ飲んでほしいコーヒードリンクです。“エッグコーヒー”と同じく発祥はハノイ。現地ではとってもポピュラーな飲み物なんですよ！
“ヨーグルトコーヒー”は、練乳と砂糖を加えたヨーグルトの上に冷えたコーヒーを注ぎ、クラッシュドアイスを入れた冷たいドリンク。ヨーグルトの酸味がコーヒーの苦味をまろやかにしてくれるので、コーヒーがあまり得意でない人でもゴクゴクと飲めちゃいますよ！
CONG CAPHE（コンカフェ）
116 Cau Go Hang Dao Hoan Kiem Ha Noi
☎︎ 049・1181・1149
営業時間 7：00-23：30
定休日 不明
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ヨーグルトコーヒーで喉を潤したら、さっそく旧市街をぶらぶら。「Vietcombank」の角を曲がり、ディンリエット通りへ入ってみましょう！
“左／フルーツを売る行商人のお姉さん。言葉は通じないけれど、カメラに向かって笑いかけてくれました
右／自転車に商品を積んで売り歩く行商人も多く見かけました。落ちそうで落ちない、すごいバランスです（笑）”
旧市街を歩いていると、行商人を多く見かけます。自転車いっぱいに花を積んで走る行商人や、大きな天秤にフルーツを乗せて売り歩く行商人など、売っている商品は人それぞれ。
でも、よく見ると、行商人は女性ばかりなことに気づきました。実は、ベトナムでは女性のほうが働き者なんだそう。女性がテキパキと働いているあいだ、男性は昼寝したりお喋りを楽しみながらのんびり過ごしている…というのは当たり前の光景なんです！女性はイライラしないんでしょうか（笑）
２職人技に釘付け！“世界にひとつだけ”のベトナム土産を目の前で作ってもらおう
そのまま北へ進み、ハンバック通りにぶつかったら右へ曲がります。「Official Vega Travel」という旅行代理店の角を左に曲がったところにあるのがマーマイ通り。土産物のお店、ミニホテル、旅行代理店など、ツーリスト向けのスポットが建ち並ぶ通りです。
何かを作っているお兄さんを発見しました。横に置いてある板には“STAMP”の文字。旅行代理店の軒先という、ドアも窓も無い小さなスペースですが、その場で木彫りのスタンプを作ってもらえる、れっきとしたスタンプ屋さんなのです！
絵柄のサンプルから好きなものを選んだら、名前やメッセージなど、スタンプに彫ってほしい文字を紙に書きます。5～10分ほどで完成するので、あまり時間が無くても立ち寄れるのが◎。また、写真データを渡せば似顔絵を彫ってもらうことも出来るので、時間に余裕がある人にはオススメ！
どこで作ってくれるのかな？と思って見ていると、小さい椅子の上に板を乗せてテーブル代わりにしていました！こんな不安定な場所でも、文字を彫る手に迷いはありません。きっと毎日たくさんの人がスタンプを作りに訪れるんですね…。さすがプロ！
さて、今回作ってもらったスタンプはこちら。絵柄は、ベトナムの国花である蓮の花をチョイス。その下に、名前を彫ってもらいました！気になるお値段は、文字入れだけなら60,000ドン。日本円にしておよそ300円です！自分だけのベトナムらしいお土産がGET出来て満足♡
💡ここで豆知識
ベトナムドンは桁数が多いので、日本円にしたら大体いくらなんだろう？と混乱しがち。そんな時にオススメな換算方法が、「０を２つ取って２で割る」です！
たとえば、【60,000ドンから０を２つ取って２で割ると…およそ300円】になりますよね。
簡単なので、お買い物の際に参考にしてみてくださいね♪
STAMP SHOP NGOC TU
66 Ma May Street, Hanoi Vietnam
☎︎ 0915・442・093
営業時間 9：00-19：00
定休日 無し
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来た道を戻り、今度はハンダオ通りを歩いてみましょう！この道を北上すると「ドンスアン市場」という食品や衣服を売る市場があり、金土日にはナイトマーケットが開かれるそうですよ。残念ながら今日は平日なので、南へ向かいましょう！
また、旧市街を歩いていると、アートギャラリーを多く見かけます。ハノイには美術系の学校もあり、意外にも芸術が盛んな街なんだそう！
通りすがりに覗いてみると、年配の男性が熱心に絵を描いていました。よく見ると、手前にはアインシュタインの絵も！人物画専門のアトリエなんでしょうか。
３なかなか前に進めない!? ショッピングが楽しいハンガイ通りでハンドメイドのアクセサリーを
次にやってきたのは、ハンガイ通り。可愛い雑貨や洋服を扱うお店がひしめき合い、旧市街随一のショッピング街といわれています。
右／赤系のカラー中心のバングルは実際につけて試すこともできます”
ハンガイ通りに入って約１分。さっそく色鮮やかなアクセサリーが目に留まり、寄り道してみることに。これは、なかなか前に進めない予感です！笑
ここ「lovely handmade」は、ハンドメイドのアクセサリーを販売するお店。笑顔がキュートな作り手のお姉さんが、自ら店頭に立って接客してくれます。
夏服に映えそうなネックレスやバングル、ピアスなどが所狭しとディスプレイされています。ピアスは50,000ドン（約250円）～と、衝撃的な安さ！色や形のバリエーションも豊富なので、自分用にはもちろん、ばらまき用のお土産としてもオススメですよ♪
今回GETしたのは、シェルで作ったピアス(50,000ドン＝約250円)。海のようなブルーがお気に入りです♡小ぶりサイズなので、日常使いもできそうなのが嬉しい！
lovely handmade
53 Hang Gai-Ha Noi-VietNam
☎︎ 04・9261324
営業時間 不明
定休日 不明
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今度はルンヴァンカン通りにぶつかるまで歩きます。すると、またまた発見が！
右／丸っこいフォントが可愛いロゴ。レトロな内観がツーリストにも人気のカフェです”
写真のように、ハノイのカフェには数字が入った店名が沢山あります。不思議に思って調べてみたところ…大体がお店の番地や、お店がオープンした西暦から取っているんだそう！ハノイには、凝った店名をつける習慣はあまり無いようです（笑）。
４素敵な旅の思い出に。ハノイにいた“痕跡”を残せる不思議なカフェ
玩具街のルンヴァンカン通りを右に曲がると、ホアンキエム湖のほとりまで戻ってきました。さて、最後に寄り道するのは、「The Note Coffee」です！ここは店名に数字が入っていませんよ～。
“ポストイットカフェ”の愛称で親しまれるこちらのカフェ。店内に設置されたポストイットにメッセージを書いて、自分の“足跡”として残していけるという、ユニークなコンセプトがツーリストに大人気なんです！
右／店内の壁の一部。どこを切り取ってもフォトジェニック♡”
カラフルなポストイットで埋め尽くされた店内は圧巻！これまで訪れた人々が書き残したメッセージは、私が分かるだけでもベトナム語、英語、日本語…etc。色々な国の方が訪れていることがうかがえます。壁だけでなくテーブル、椅子、天井までポストイットで埋め尽くされているので、貼られていない部分を探すほうが大変です（笑）。
ここでは名物の「ココナッツコーヒー(38,000ドン＝約190円)」を片手に、ホアンキエム湖を眺められるバルコニー席でくつろぐのがオススメ！ココナッツコーヒーは、ココナッツミルク味のシェイクのようなドリンクです。コーヒーは香りを感じる程度なので、ヨーグルトコーヒーと同様にコーヒーが苦手な人でも飲みやすいですよ♡
右／月並みではありますが、「I♡Hanoi」と書いてみました”
誰に向けた訳でもない私のメッセージが、このお店の一部になって、知らない誰かに見られるんだ…。そう思うと、なんだか不思議な気持ち。素敵な旅の思い出になりました！
余談ですが、「The Note Coffee」の店員さんはとってもフレンドリー。日本から来たと伝えると、ドラえもんのモノマネをしてくれました（笑）。またいつかベトナムに来た際には必ず訪れたいと思えるような、楽しいお店でした♡
The Note Coffee 64 Luong Van Can, Hanoi 10000, Vietnam ☎︎ 024・3938・0468 営業時間 不明 定休日 不明 https://www.facebook.com/TheNoteCoffee/
●いかがでしたか？
≪海外さんぽ≫ベトナム・ハノイ旧市街編は、これにておしまい。
“新感覚のコーヒードリンクが楽しめるカフェ”に、“旅の思い出を残せるカフェ”と、タイプの異なる２つのカフェに寄り道しながら、旧市街をぶらりとおさんぽしました。
ショッピングはもちろん、歩いて雰囲気を楽しむのもオススメな旧市街。旅先でスキマ時間ができたら、是非おさんぽしてみてくださいね🐾
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【おさんぽまとめ】
Dong Kinh Nghia Thuc Square→①CONG CAPHE→②STAMP SHOP NGOC TU→③lovely handmade→④The Note Coffee→Dong Kinh Nghia Thuc Square
行程：1.4km
歩数：3,014歩
所要時間：18分+ひとやすみ、お買い物
