テイクアウトOKグルメも!地域密着店が集まる「阿佐ヶ谷」駅周辺さんぽ

まだまだ気持ちよく外出することが難しい都内。ただ規制の緩和もあり、徐々に飲食店をはじめとしたお店が賑わいを見せ始めています。そんな中、今回ご紹介するのは、大きな商店街がある東京「阿佐ヶ谷駅」をぐるっと巡るさんぽ。個人経営のお店が多いこのエリアで、コロナ禍でも街を盛り上げようと奮闘している、素敵なお店をご紹介します。

今回のおさんぽルート

「JR阿佐ヶ谷駅」南口→①「cafe spile」→②「阿佐谷パールセンター」→③「YO-HO’s cafe Lanai」→④「ユジク阿佐ヶ谷」→⑤「杏奈家」→「JR阿佐ヶ谷駅」北口

行程:2.0km
所要時間: 25分+食事、買い物、休憩
予算:5,000円

JR総武線が通る、「阿佐ヶ谷駅」。スタートはその南口です。取材日は生憎の雨でしたが、この駅は改札を出てから南口と北口につながる構造で、天井があるスペースが広いので、ゆっくり傘の支度ができます。

J改札を出て右手の風景

南口を出ると、ロータリーが。沿うように右へまわるとつながる、住宅街の細道を進みます。6分ほど、「南阿佐ケ谷駅」方面へ進むとあるのが、今回最初のお店「cafe spile」です。

1 スパイスで笑顔に!がモットーの「cafe spile」

ちょうど8年前にオープンしたというこちらもお店。spiceとsmileを合わせた造語を店名に掲げているように、スパイスを使ったメニューは、特に女性に人気で、開店当時から地域の方をはじめとするお客さんに人気のカフェです。

落ち着いたトーンと錆びっぽさが、おしゃな雰囲気ぷんぷん!

5月までテイクアウトの提供のみで営業を自粛していましたが、ちょうど開店記念日にあたる今月6日より、イートインの営業も再開しました。「営業時間を短縮しながらですが、またお客さまが食べて笑顔になる姿を見られて嬉しい」と、オーナーの松村さん。

テイクアウトの「タコライス」(税込1,050円)
大きなお麩。外はサクサク、中はふんわり

写真は、お店の人気メニュー「車麩のフライ」(セット・税込990円)。ご飯とサラダ、スープが付いています。テイクアウトでも提供しています。そのほか、タコライスや唐揚げなど、女性はもちろん男性やお子さんにも人気のメニューが揃っています。

お店のもう一つのウリは、オリジナルでブレンドしたスパイスの販売。カレータンドリーチキン、チャイ用にブレンドされたスパイスを、店頭で購入することができます。ミニマルなデザインはきっと、女子ウケ必至。ギフト用の「Spice Gift Set」(税込3,700円)も人気です。

カレー2種とチャイ、スパイスソルト、カレーマサラのセット

cafe spile 
東京都杉並区阿佐谷南 3-4-22
03-6317-7282
営業時間:当面の間11:45〜17:00(LO16:00) 定休日:月曜日、火曜日  https://cafespile.com

2 食べ歩き&ウインドーショッピングにもってこいの商店街「阿佐谷パールセンター」へ

「cafe spile」を後にし、大通り・中杉通り方面へ進みます。横断してすぐあるのが、この地域に住む人の暮らしを支える商店街「阿佐谷パールセンター」。阪神大震災の教訓から設置されたという、防火機能に優れた白とピンクのアーケードがお店を繋ぎます。

約700mも続くアーケード

商店街には、蒲鉾屋さんや鯛焼きやさんなど昔ながらのお店があったり、食器屋さんやオーガニックな食材を扱う店など、女性が好きそうなお店があったりと、とっても使い勝手が良さそうな印象。カフェもたくさんありましたが、多くのお店は営業を再開しているようで、商店街の活気も少しずつ戻ってきているように思いました。

気になる名前の食器屋さん
ガンモを始め、お惣菜がたくさん!

食べるものも見れるものもたくさんあって、ついつい目移り! プラっと歩くつもりが、1時間ほど経っていました。歩き疲れたし、動いたせいか(食べたのに)ちょっとお腹が空いてきたので……次のグルメ店に向かいます。

阿佐谷パールセンター商店街
東京都杉並区阿佐谷南1丁目〜2丁目
http://www.asagaya.or.jp

3 人気グルメドラマにも登場!ツウに人気のハワイ料理を「YO-HO’s cafe Lanai」で

商店街を駅方面へ進み、出口へ。出口すぐ右に続く「一番街」を6分ほど進むとあるのが、ハワイの料理が人気の「YO-HO’s cafe Lanai」です。

出口(駅よりなので、正確には入り口?)には商店街の歴史が記されていました
多国籍なお店が並んだ印象の、一番街
あった!(雨天で撮影ができなかったため、夜撮影のもので紹介)

オーナーの堀川さんの陽気な人柄が織りなす店内は、アットホームな雰囲気。聞くにハワイ通の方も通い詰めるほど、本場さながらの美味しい料理を提供されています。

何気ないインテリアにもハワイを感じます

ロコモコに、アサイーボウル、ポケ……もちろんメジャーなメニューも揃っていますが、お店一番人気は現地でも観光地ではなかなか食べられないローカルフード「オックステールスープ」(全3サイズ。レギュラーは税込1,100円)。トロトロの牛のテール肉がごろっと入っていて、香草と一緒にいただきます。

ハワイ料理にもパクチーが使われているなんて!初耳の筆者でした

壁を見ると、ハワイアンな絵が飾られている中に、あの人気グルメ「孤独のグルメ」の絵が! なんと、こちらのお店、番組に登場しているんです。お店では、堀川さんご夫婦が撮影秘話などもお話ししてくれました。

紹介回の台本が記念に飾られていました

期間限定で、こちらのお店もテイクアウト提供を行っています。オックステールスープをはじめとした、お店の定番・人気メニューをメインに提供しています。店内も現在は営業を再開。テーブル間にパーテーションを設けて対策をしながら、「早くいつもの日常に戻ってくれることを信じている」と堀川さん。

「ロコモコ」も税込1,430円でテイクアウト可能!
テーブルを仕切る透明のパーテーションでウイルス対策済み

YO-HO’s cafe Lanai
東京都杉並区阿佐ヶ谷南2-20-4 ハウスポート阿佐ヶ谷ビル 1F
03-6383-1298
営業時間:火~金/11:30~LO14:30、17:30〜22:00(LO21:50)土・日・祝/13:00~15:00(LO14:50)、 17:30~22:00(LO21:50)
定休日:月曜日 月曜日が 祝日の場合は火曜日  および第3火曜日                 ※コロナの状況により変更の可能性あり

一番街で見つけた、何だか”ジブリチック”な建物。しかもこれから向かうは、映画館です! テンションが上がります

4「ユジク阿佐ヶ谷」でニッチな映画に触れる

おさんぽも終盤、商店街を折り返します。首都高・246沿い知る人ぞ知る名店を後にし、再び商店街の出口に。向かって右にJRの線路が通っているので、その高架下を進みます。2つ目の信号を左折し道なりに真っ直ぐ進むとつくのが、ミニシアター「ユジク阿佐ヶ谷」です。

レトロなロゴとイラストが可愛い、オレンジの入り口が目印

アートな街としても知られる阿佐ヶ谷。ここの他にも、映画館や劇場が点在しています。「ユジク阿佐ヶ谷」はその中のひとつ「ラピュタ阿佐ヶ谷」の姉妹館として開館しました。

「独自セレクトの映画が上映され、マニアにはよだれもの」とも言われるこの映画館。アーティスティックな雰囲気は、クリエイティブなロビーからもひしひしと感じられます。入館して一番に目を引くのは、壁一面の黒板アート。こちらは上映作品に合わせて、定期的に描き換えられるそうです。

黒板アートの前には、上映作品や特集に亜wせたグッズや、ドリンクも販売しています

入り口に掲げられているハリネズミのキャラクターも、ロシアの有名作家に書き下ろしてもらったというこだわり。店内ではTシャツをはじめとした、キャラクターモチーフのオリジナルグッズも販売しています。

オンラインショップでも購入できる「ユジクオリジナルTシャツ」(税込2,200円)は、全部で3色展開

な環境になってしまう映画館は、コロナの影響を特に受けた施設。しかし状況の緩和により、このお店も今月より営業を再開しました。利用座席を減らしたり、営業時間の短縮、マスクの着用などの条件はありますが、地域娯楽が営業を再開したことは、とても嬉しいですよね。

48人着席できるサイズですが、当面は入場人数を減らしての営業です

杏奈家
東京都杉並区阿佐ヶ谷北2-12-22
050-5456-7205
営業時間:18:00〜24:00(LO23:30)       定休日:不定休             

5 激戦区でニューオープンの焼き鳥屋「杏奈家」で飲んでフィニッシュ!

映画を堪能したて館を出ると、もう夕方。居酒屋の赤提灯が輝き始めます。映画館すぐ脇の道を入って駅方面に進むとある「杏奈家」でぐいっといくことにしましょう。

やきとり提灯につられてGO

コロナ直前の、今年2月にオープンしたばかりのこのお店。これからというときにこんなことになりながらも、テイクアウト提供でつないで、やっと堂々とお店を営業できるようになりました。

1階はカウンター席。事前予約や団体利用の場合は、2階の座卓も利用できます
カウンター席の背面には、その日おすすめ&定期的に替わるメニューがずらり

実はお店の周辺には、同じく焼き鳥をウリにするお店が! 「うちは安さで攻めさせてもらっています(笑)」というオーナーの大石さんのいう通り、メニューがすごく、やすい! 意味がわからない! そして「値段相応のお味なんでしょ」といった気持ちでいただくも、いい意味で裏切られました。うまい……! 軽く1杯のつもりが、どのメニューも美味しくてしっかり食べちゃいました。

サクッと出てくる「自家製薫製ポテサラ」(税込450円)
筆者の度肝を抜いた「丸ハツ(写真手前)」や「レバー」入りの「10串盛り」が、たったの税込1,200円! 「こだわり酒場のレモンサワー」(税込450円)と一緒にいただきます
おすすめされた「宮崎地鶏鶏ムネタタキ」(税込480円)も美味!

そして、お会計。しこたま串&サイドメニュー&お酒をいただいたのに、一人3,000円弱のお会計。すみません、普通にプライベートで、また来ます!

すっかり酔ってお店を出ると、とっぷりと暗くなっていました。でも大丈夫! お店からちょっと進むと、もうそこは「阿佐ヶ谷駅」の北口。女性一人でもあまり夜道を歩くことがないので安心です。

杏奈家
東京都杉並区阿佐ヶ谷北2-12-22
050-5456-7205
営業時間:18:00〜24:00(LO23:30)       定休日:不定休             

いかがでしたか? 今回はぐるっと同じ道を回らないルートでおさんぽしましたが、これからの季節は、商店街を軸に巡るのもおすすめ。アーケードがあるので、雨や強い日差しをあまり浴びることなく散策できますよ。

テイクアウト提供など、試行錯誤しながらも活気を戻しつつある、阿佐ヶ谷。街の活性化のために活動する「アサガヤアンナイジョ」の森口さんは「阿佐ヶ谷は小さな個人経営のお店など、地域密着型のお店が多いエリア。コロナは打撃でしたが、テイクアウトなどの試みで、普段と異なる層のお客さんにお店を知ってもらえたという意味では、いいきっかけにもなりました」とも話します。

確かに今回紹介したお店は、駅から離れていたり、細道を入ったところに位置するなど、住んでいない人からするとなかなか見つけにくいところばかりですが、紹介した以外にもたくさん素敵なお店がありました! 皆さんも、ウイルス対策はバッチリした上で、是非阿佐ヶ谷散策、してみてくださいね。

駅前で見つけた、街の名物「阿佐谷七夕まつり」デザインのマンホール。今年はコロナで中止だそうですが、来年こそは開催してほしいですね!

おさんぽのおさらい

「JR渋谷駅」ハチ公口→①「森の図書室」→②「alot」「JR阿佐ヶ谷駅」南口→①「cafe spile」→②「阿佐谷パールセンター」→③「YO-HO’s cafe Lanai」→④「ユジク阿佐ヶ谷」→⑤「杏奈家」→「JR阿佐ヶ谷駅」北口

行程:2.0 km
所要時間:25分+食事、買い物、休憩
予算:5,000円

※この記事の取材は6月上旬に行われたものです。

※新型コロナウイルスの影響で、営業時間などに変更がある可能性があります。また、新型コロナウイルスに感染しないためにも、時期などは慎重に検討したうえで、しっかり予防対策をしてさんぽするようにしましょう。

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さんぽに行ったライター

猫好き、美容好きライター。好きが高じて、猫雑誌や女性ファッション誌関係でも執筆中。和食器とヘルシー嗜好なグルメが好物なので、下町からオシャレエリアまで幅広く歩き回ります。