調布・深大寺エリアで『ゲゲゲの鬼太郎』の世界に迷い込もう♪

東京都のほぼ中央に位置する調布という街。漫画『ゲゲゲの鬼太郎』の作者・水木しげるさんのゆかりの地としても知られていますよね。そのため調布には、鬼太郎の世界観に浸れるスポットがたくさんあるんです。今回は、そんな調布・深大寺エリアをのんびりとおさんぽしてみました♪

今回のおさんぽルート

調布駅 中央口→①鬼太郎ひろば→②天神通り商店街→(バス移動)→③鬼太郎茶屋→④深大寺→(バス移動)→調布駅 中央口

行程:1.7km
所要時間:22分+バス移動(往復34分)
予算:1,000円

まずは調布駅からおさんぽスタート♪

新宿駅から最短で15分。調布駅にやってきました!大きな駅ビルと、整備された広々とした駅前の広場から、ゆとりのある印象を受けます。幸いお天気も良く、まさにおさんぽ日和です♪

実は調布って、映画や映像関連の企業が集まっていることから“映画のまち”とも呼ばれているんですよね。魅力がたくさんある街なんですね!

【1】鬼太郎ひろば

©水木プロ

そのまま駅の中央口から10分ほど歩き、最初に訪れたのは「鬼太郎ひろば」。『ゲゲゲの鬼太郎』をはじめ、水木作品の中に登場するキャラクターの遊具が設置された、愉快な公園です!

©水木プロ

公園に入ると、さっそく鬼太郎がお出迎えしてくれました。すごくリアルに作られていますね~!これは等身大なんだろうか?とっても可愛い♪

©水木プロ
©水木プロ

ほかにも園内の至るところに、“ぬりかべ”や“一反もめん”など、おなじみのキャラクターの遊具が。小さな頃にアニメで見ていたキャラクターが目の前にいるって、なんだか感動しちゃう♪

©水木プロ
©水木プロ

これは滑り台なのですが、この小屋、どこかで見たことあるぞ……!

©水木プロ

やっぱり!!鬼太郎のお家です。中をのぞくと、気持ちよさそうに“目玉おやじ”がお風呂に浸かっていました♪

©水木プロ

園内には遊具だけでなくベンチも数カ所にあり、ご近所に住む人たちがくつろぐ姿を見られました。おんさぽで疲れたとき、ちょっと休憩するのにもおすすめです♪

癒されたところで、次のスポットに行ってみましょう★

鬼太郎ひろば
東京都調布市下石原1-58-5(鶴川街道西側)
https://csa.gr.jp/contents/8090

【2】天神通り商店街

©水木プロ

いったん調布駅に戻り、次にやってきたのは駅北口から徒歩5分の場所にある「天神通り商店街」。この通りも鬼太郎に登場するキャラクターに会えるとのことで、散策してみることに。

商店街には、昔ながらのおもちゃ屋さんやパン屋さんなどが立ち並んでいて、ほっとする雰囲気。

その中でも、お店の前に列ができていたのが「あずきや 安堂」。自家製あんを使った「今川焼き」が“調布スイーツ”の代表的存在になっていて、地元の人からも愛されているお店です。せっかくなので、私もひとつ食べてみることに♪

定番の「あずき」(一個140円)を頼んでみました。モチモチの生地を割ってみると、自家製あんがぎっしり詰まっていました♪優しい甘さで飽きることなく、あずき本来の味わいがしっかりと感じられるので、最後の一口まで美味しく食べられます。近所にあったらぜったい通っちゃうなぁ~。

おやつを食べたあと、ゆっくり商店街を歩いてみると……

今川焼あずきや安堂
東京都調布市布田1-36-10(調布駅北口天神通り)
042-455-1221
営業時間:10:30~餡がなくなるまで
定休日:無休(年数日休み)
https://azukiya-ando.jp/index.html

見つけましたよ~鬼太郎と仲間たち!いろいろなお店を巡りつつ、妖怪探しもできちゃうのが楽しいですね♪

商店街を堪能したあとは再び駅に戻り、今度はバスにのって深大寺エリアまでGO~★

【3】鬼太郎茶屋

©水木プロ

バスに揺られること約15分。深大寺エリアにやってきました!ここには、鬼太郎の世界観を味わえるカフェやショップ、ギャラリーが併設された「鬼太郎茶屋」があります。お店の雰囲気が、まさに鬼太郎の世界へいざなってくれます♪

まずは1階の「妖怪ショップ」を見てみましょう。店内では、雑貨や文房具、お菓子など、さまざまな種類の鬼太郎グッズが販売されています。

わぁ、お酒も売っているんですね!お子様はもちろん、大人もつい手に取りたくなるアイテムばかりです♪

どれもかわいらしいデザインで目移りしちゃう~!深大寺エリアでお土産を買うならお見逃しなく★

©水木プロ

また、「目玉のおやじまん」など、作品の世界を表現したフードも販売しています♪記念にぜひ食べてみては?(店内の喫茶コーナーは現在お休み中)

©水木プロ

ひととおりショップを見たあとは、ワンコイン(100円)で入場できる2階の「妖怪ギャラリー」へ。

©水木プロ

趣のある階段を登り切った先には、水木しげるさんのパネルが!このギャラリーでは、鬼太郎や妖怪に関する展示会を、期間ごとにテーマを変えて開催しています。

©水木プロ

私が訪れたときは、鬼太郎に登場する“ねずみ男”の展示が行われていました(3月上旬頃まで開催予定)。初めて知る設定なども詳しく紹介されていて、とても見ごたえのある展示です。

メインキャラクターはもちろんですが、過去に行われた展示では、水木作品でおなじみの“サラリーマン山田(通称・メガネ出っ歯)”など、脇役のキャラクターをメインにしたものなどもあったそう!

水木作品の知らなかった豆知識が満載なので、テーマごとに訪れてみても面白そうですね♪

鬼太郎茶屋
東京都調布市深大寺元町5-12-8(深大寺門前)
042-482-4059
営業時間:ショップ10:00~17:00、テイクアウト11:00~16:30、ギャラリー10:00~16:45(店内喫茶コーナーは3月15日まで休業)
定休日:月曜(3月15日まで月・火に変更 ※2月23日は営業)
https://kitaro-chaya.jp/

【4】深大寺

鬼太郎の世界にたっぷりと浸り、最後に立ち寄ったのは“厄除元三大師“と呼ばれる「深大寺」。

敷地に堂々とそびえ立つ「本堂」。

地元の人だけではなく、市外からも老若男女問わず多くの人が訪れる、人気の憩いスポットです。

「大師堂」の前には「願掛だるま」が。

深大寺の行事として最も大きいのが、3月3・4日に開催される「厄除元三大師大祭」。同時に境内で開催される「だるま市」も、“日本三大だるま市”のひとつとして全国的に有名です。

また、深大寺に来たらぜひ引いてほしいのが「だるまみくじ」。色とりどりのだるまが納められています。

私が引いたのは、緑色のだるま。ちなみに、おみくじは大吉だったのでハッピー♪だるまには、まず願いを込めて左目に目を入れて大切に祀ります。そして願いが叶ったら、感謝の気持ちを込めて右目を入れ、供養しましょう!

深大寺
東京都調布市深大寺元町5-15-1
042-486-5511
https://www.jindaiji.or.jp/

深大寺をあとにし、バスで駅まで戻って今回のおさんぽは終了。『ゲゲゲの鬼太郎』の世界に迷い込んだかのような気分で、とても面白かったです!ちょっと気分転換や旅気分を味わいたいときに、調布・深大寺エリアをおさんぽしてみてくださいね♪

おさんぽのおさらい

調布駅 中央口→①鬼太郎ひろば→②天神通り商店街→(バス移動)→③鬼太郎茶屋→④深大寺→(バス移動)→調布駅 中央口

行程:1.7km
所要時間:22分+バス移動(往復34分)
予算:1,000円

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さんぽに行ったライター

北海道出身のお散歩ライター。知らない街をふらりとお散歩するのが好き。