銀座の隠れた魅力を知る!秋のおさんぽ

残暑も落ち着き、おさんぽ日和の季節になってきました。そんな中、今回は銀座でおさんぽ。華やかなイメージのある銀座ですが、実は稲荷神社がたくさんあるなど、隠れた魅力がいっぱいあるんです。歩いてみると、意外な魅力が発見できるかも?

今回のおさんぽルート

銀座駅→①ぎんざ五十音→②宝童稲荷神社→③銀座つぼやきいも→④豊岩稲荷神社→⑤歌舞伎稲荷神社、木挽町広場→東銀座駅

行程 :1.7km
所用時間:22分
予算:3,000円

【1】ぎんざ五十音

初めにやってきたのが「ここは本当に銀座?」と思ってしまうほど、とても静かな路地裏にたたずむ一軒のお店。予約制の喫茶・文具店「ぎんざ五十音」です。

喫茶店とオリジナルの文房具を扱うこのお店は「宝童稲荷神社」の目の前にあります。こぢんまりとした空間は、まるで隠れ家みたい!

出迎えてくれたのは、一人でお店を切り盛りする店主の宇井野(ういの)さん。小さな頃から文具が好きで、念願の文具店をオープンしました。そしてこの場所でお店を開くときに、お店の目の前にある「宝童稲荷神社」の管理も任されたそうです。

現在は、文具を選んでいる間にコーヒーなどのドリンクをゆっくりと楽しめるお店になりました。

宇井野さんは「うちは“休憩できる社務所”のようなものですね。文具を見に来る方はもちろんですが、最近ではお参りをしたついでにお茶を飲みながら、お話しに来てくださる方も増えました」とニコリ。

店内で販売しているのは、オリジナルの文具が中心。例えば、万年筆のような美しい見た目のキャップ付き補助軸。特許も取得しているそうです。

発想がユニークで、美しい色合いも素敵です♪

補助軸は、芯が短くなった鉛筆を入れて使うことで、最後まで鉛筆を大切に使うことができるもの。また、アタッチメントを使えばボールペンに変身します。

試し書きさせてもらいましたが、とても軽くてすらすらと文字が書けました! キャップが付いているので、芯がとがっている鉛筆でも安心です♪

最近は鉛筆を使うこともめっきりなくなってしまったけれど「家にある鉛筆、出してみようかなぁ」と思わせてくれる商品でした。

また、店内には気になる専門的な文具のほか、稲荷神社にちなんだ“おいなりさん”のグッズもいっぱい!

缶に入ったオリジナルのコーヒー豆「オキツネブレンド」の缶入りタイプは、裏側が小判柄に! ユニークでほっこりするデザインは、すべて宇井野さんが考えているそうです。

かわいらしいオリジナルグッズの数々に、心奪われること間違いありません♡

コーヒーをのんびりと飲みながらお気に入りの文具を見つけてみたり、お参りをしたついでにほっと一息ついてみたり……。

都心の喧騒から離れたちょっと不思議な“隠れ家”には、銀座の隠れた魅力が詰まっていました!

ぎんざ五十音
東京都中央区銀座4-3-5 宝童稲荷神社前
03-3563-5052
営業時間:要問い合わせ
定休日:不定休
http://www.gojuon.com/

【2】宝童稲荷神社

「ぎんざ五十音」を出たあとは、お店のすぐ目の前にある「宝童稲荷神社」へ。路地裏にある小さく愛らしい稲荷神社は、こぢんまりとしていますが存在感は抜群です!

その名の通り、子どもの健やかな成育にご利益がある“子育て稲荷”として知られています。

お参りをしたあと、おみくじがあったので引いてみることに♪

おみくじの箱に入っていたのは、なんと美しい絵が描かれたA5サイズのファイル! この中に同じサイズのおみくじが入っています。

ちなみに封を開けておみくじを出したあとは、そのままクリアファイルとして使うこともできるので、思い出づくりにもぴったりです♪

宝童稲荷神社(ほうどういなりじんじゃ)
東京都中央区銀座4丁目3-14

【3】銀座つぼやきいも

続いてやってきたのは「銀座つぼやきいも」。壺で焼きあげる焼きいもの専門店です。銀座にこんなに素朴なお店があったなんて……! 気になるので立ち寄ってみることに。

店内から店の外まで並ぶ大きな壺は愛知県・常滑市で古来から焼かれる「常滑焼(とこなめやき)」でできているそう。壺の中に炭を入れてじっくりと焼くことで、出来たてはもちろん、冷めても美味しい焼きいもになるんだそう。

この日は、焼きいもの「まるごと」「はんぶん」「ちいさいの」というメニューの中から(メニューもかわいい♡)、「はんぶん(453円)」を食べてみることに。喉も乾いていたので「つぼ芋ラテ(540円)」も注文しました!

さつまいもは、全国で厳選された芋を季節ごとに何種類か提供しているそう。この時期は「紅はるか」でした。

アツアツの芋をぱくり。あ、あま~い! こんなに甘い焼きいもは食べたことがないかも。店員さんが「蜜がお洋服に垂れないように気をつけてくださいね」と言うほど、蜜がジュワッとあふれるほど、たっぷりと入っています。皮はほどよいパリッと加減で歯切れがよく、苦味もなし。皮も含めてとても美味しいです。

甘いけれどしつこい甘さではなく、さつまいものほっこりとした素朴な風味も感じられてとても食べやすい。今回は半分サイズでしたが、まるごとでもペロリと食べられるそうだと思いました!

芋の合間に「つぼ芋ラテ(540円)」も飲んでみます。こちらは冷たくてとろりとした口当たり。さつまいもの甘さはしっかりとありながら、すっきりとした飲み口です。氷もラテで出来ているので、薄まらないのもうれしいところ♡ 途中からスプーンで崩して最後まで芋のおいしさを満喫できます。

おさんぽの途中で「ちょっと休憩したいな」というときは、カフェ代わりにぜひ立ち寄ってみてください♪

銀座つぼやきいも
東京都中央区銀座7-6-4 GINZA7ビル1階
03-6263-8773
営業時間:月~金 12:00〜22:00、土・日・祝 12:00〜18:00
定休日:夏季休業・年末年始
https://www.imo-tsubo.com/

【4】豊岩稲荷神社

さつまいもでパワーをチャージし、道を歩いていると突然現れるのが石柱に書かれた「豊岩稲荷神社」の文字。

そう、ここは路地裏にひっそりとたたずむ知る人ぞ知るパワースポットなんです。さっそく奥まで行ってみます!

ちょっとした探検気分で路地の奥まで進んでいくと……お稲荷さんを発見!

一気に厳かで異世界のような雰囲気に包み込まれます。まるで小説や映画の中の世界みたい。

特に縁結びの神様として知られていて、こんなにもひっそりした場所にありながら恋に悩める女性を中心に多くの人が足を運んでいるようです。

銀座の意外な一面を知りたいときは、路地裏をのぞいてみると面白いかもしれません。

豊岩稲荷神社(とよいわいなりじんじゃ)
東京都中央区銀座7丁目8

【5】歌舞伎稲荷神社、木挽町広場

・歌舞伎座稲荷神社

そして最後に訪れたのは「銀座といえば!」の定番スポット「歌舞伎座」。実はこの場所にも稲荷神社があるんです。

それが歌舞伎座に向かって右手にある「歌舞伎稲荷神社」。もともとは歌舞伎興行の大入りや安全、歌舞伎の観客や舞台関係者の平穏無事、近隣の平安などを祈願して祀られていたそう。いまでは歌舞伎の観客以外でも、多くの人たちが訪れるパワースポットして知られています。

ちなみに御朱印や神社に関する商品は歌舞伎座タワーの5階「お土産処 楽座」で授与・販売しているそうですよ!

・木挽町広場

最後は歌舞伎座の地下2階に位置し、誰でも入ることできる「木挽町広場」で銀座らしいお土産を探します♪

缶入りのティーバッグ(3g×10包)は各600円。

この日、お土産で購入したのは「木挽町広場」のお茶屋さんのオリジナル商品「絢爛茶(けんらんしゃ)」です! 歌川広重などの歴史的な浮世絵師の絵画をモチーフにしたお茶缶がかわいい~♡ 国産のノンカフェインのお茶で、飲みやすいティーバッグタイプでした!

他にもたくさんのイラストの缶があったので、誰かのちょっとしたプレゼントにも良さそう♪

今回のおさんぽはここまで。華やかなイメージのある銀座ですが、少し路地に入るとまったく違った景色が広がっています。秋が深まるおさんぽ日和に、ぜひ銀座さんぽを楽しんでみてください♪

おさんぽのおさらい

銀座駅→①ぎんざ五十音→②宝童稲荷神社→③銀座つぼやきいも→④豊岩稲荷神社→⑤歌舞伎稲荷神社、木挽町広場→東銀座駅

行程 :1.7km
所用時間:22分
予算:3,000円

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さんぽに行ったライター

北海道出身のお散歩ライター。知らない街をふらりとお散歩するのが好き。