【子どもといっしょ】箱根でのんびり温泉一泊二日の旅・前編

全国的に外出自粛の期間が続き、おうちで過ごすことが多くなった春。今回ご紹介する箱根のおさんぽルートでは、営業時間短縮や休業を決めた店舗もありますが、また事態が好転したら箱根へ足を運んでもらいたい、大好きな観光地がどうか持ちこたえてくれるように、という気持ちをこめて、記事を公開することにしました。

記載してあることはすべて取材時の情報に基づくものですが、バーチャルなおさんぽを楽しんでいただけたら嬉しいです。

今回のおさんぽルート

箱根湯本駅→①箱根湯本駅周辺→②天悠→箱根湯本駅
※コロナウィルスの感染拡大を防ぐため臨時休業している施設もあります。また、政府から緊急事態宣言が発令されている間のお出かけは自粛いただけますようお願いいたします。

都心からいちばん近い温泉地として多くの人に親しまれている箱根は、小田急ロマンスカーで新宿から1時間半というアクセスのよさ。全席指定のロマンスカーは、インターネット上からチケットの購入ができるだけでなく、なんと「予約だけ」することもできるので、急に予定が変わったり、とりあえずおさえておこう、という買い方ができるんです(もちろんモラルををお守りください)。

子どもがいると、急に発熱したり時間に間に合わなくなってしまったりするから、このシステムは本当に便利。予約しかしていないチケットは、乗らなければその列車の発車時刻をすぎると自動的に破棄され、購入するためにはふたたびインターネットで決済するか、ロマンスカーの停車駅のホームにある券売機でお金を払うことができます。

それでは箱根湯本駅からおさんぽをスタートさせましょう。

ロマンスカーが駅に入ってくるようすが外からも見えます。

みなさんはロマンスカーが箱根湯本駅・または新宿駅に入ってくるところ、出て行くところを見たことがありますか? 実は、ロマンスカーは日本ではじめてミュージックホーンを取り入れた電車でもあり、始発終点駅を出発・到着するときに警笛とは違う音楽を流してくれるんです。昔は音楽のような警笛を鳴らしながら走っていたので、オルゴール電車とも呼ばれていたんですよ。どんな音が鳴るのか、ぜひ聴いてみてくださいね。 

さて、ロマンスカーが箱根湯本に近くにつれて、車窓から見えてくるのが、この早川。天気がよい日は河川敷でお茶を飲む人や、川遊びする子どもたちでいっぱいになります。

仕事で煮詰まったり疲れたりすると、ロマンスカーでちょっと箱根まで来て、この河原でコーヒーを飲んだりごはんを食べたりするんです。そういう使い方もオススメできるスポットですよ。

駅前の商店街には、お土産ものや食べ歩きのお店がずらりとあって、ぶらぶらするだけで楽しい。

駅前に戻って商店街を歩きましょう。アーケードがあるので雨の日でもゆっくりお買い物ができて、食べ歩きしながら往復するだけでお腹いっぱいになってしまうんですよ。

最初に紹介したいのはココ。「はこね」と焼印がおされた白あん入りのおまんじゅう。

焼きたてほかほかのおまんじゅうをベンチで食べながら、このおまんじゅう製造機を眺めるのが楽しいんです。カチャンカチャンと金属がぶつかる規則的な音と、スタッフさんの細やかな手つき、そして生地を流し込んだりあんを入れたり焼印を押したりする機械の動きを見ていると、すっかり時間を忘れてしまうほど。ちょっとした社会科見学のようですよね。

こんなかわいいおまんじゅうが焼き上がります。しっとりした皮と甘すぎないあんと、いいサイズ感で、ぱくぱく食べてしまいます。持ち帰ってトースターでカリッと焼くのもおすすめ。
何を食べようかうろうろ迷いながら歩きます。

こちらは練り物のお店。
すぐ食べると伝えると、串を刺してくれるんです。ひとつが大きくて結構なボリュームなんですが、おいしいから毎回食べちゃう。

左側はチーズ、右側のベーコンポテトは胡椒がきいていて、おかずにもなりそう。

中には濃厚で柔らかいチーズがたっぷり。大人はビールがほしい味です(売ってます)。

って、ついつい食べ物ばっかりに目がいってしまうのですが、もちろん食べ物だけじゃなく、民芸品や箱根の歴史を知ることができる物産館もあります。

木でできたおもちゃや箱根から生まれた寄木細工などが並ぶ工芸品店も。寄木細工の箱やお箸、キーホルダーなどはおみやげにもぴったり。
箱根観光物産館では、現在の大涌谷の状況を記したものや寄木細工などが閲覧できます。

そして必ず立ち寄りたいのがこちら。

「山安のひもの」というところなのですが、お店の隣に干物を焼いて食べられるスペースがある、嬉しいお店なんです。いつも賑わっているので撮影できなかったのですが、一口大にカットされたひものが数種置いてあり、好きなお魚を選んで焼いて食べられるんです(無料)。お茶も出していただけるので、ちょっとのんびりできる場所だったりします。

干物屋さんが飼っている猫ちゃんたち。人間に慣れていて、いつも日向ぼっこしていてかわいいんですよ。

そこからまた駅とは反対方向に歩くと、最近新しくオープンしたお店が見えてきます。

こちらの「城下町ぷりん」は、タマゴ型の容器に入ったプリンなどを売っているのですが、これがなんともユニークなんです。

ショーケースに並ぶのは、「かぶ」「濃厚トリュフ」「味噌」などとネーミングされたプリン。

野菜を使ったスイーツはいろいろありますが、こんなにかわいらしい見た目でおいしいのは嬉しい! さんざん悩んだあげく、わたしは「味噌」を買いました。

小田原の老舗味噌蔵「加藤兵太郎商店」の味噌を使った甘じょっぱいプリンの上に乗っているのは、山椒をかけた白玉ときゅうり! もったりとした濃厚なプリンと、シャキシャキで爽やかなきゅうりの相性は抜群。

他にもテイクアウトできるもの、食べ歩けるものがあるのでチェックして。

ここまで来たら駅の方にまた戻ってみましょう。

ここは、焼きたてのおせんべいが食べられるおせんべい屋さん。
ハート型のおせんべいがかわいくて壊したくなくて、子どもたちがなかなか食べられず。お醤油の焦げた香りが食欲をそそります。

おっきいので、ふたりで半分こ。
商店街の歩道には、寄木細工のタイルが。探してみてくださいね。

ぐるりと商店街をめぐったら、駅前から出ているバスに乗って今日のお宿「天悠」に向かいます。

去年、台風19号の被害があって箱根登山鉄道が運休になっているため、箱根湯本からバスで向かうのがオススメ。「天悠」前で下車できるルートを通っているバスの他にも、隣のユネッサンで降りられるバスもあります。ユネッサンと天悠は館内で繋がっているので、雨の日でも歩いて天悠まで行くことができますよ。

後編では、天悠についてご紹介するのでお楽しみに。

おさんぽルートまとめ

箱根湯本駅→①箱根湯本駅周辺→②天悠→箱根湯本駅
※コロナウィルスの感染拡大を防ぐため臨時休業している施設もあります。また、政府から緊急事態宣言が発令されている間のお出かけは自粛いただけますようお願いいたします。

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さんぽに行ったライター

ライター・料理家。 出版社に勤務したのち、フリーライターに。食をテーマにした記事やグルメ取材、食品パッケージのコピーなどの執筆のほか、「野菜をもっとおいしく」をモットーに、レシピ開発や撮影のフードスタイリング・調理にも携わる。ロケ弁やケータリングフードを作る「オウチゴハンヤ」も時おり開業。4歳と12歳の母でもある。