サブカルだけじゃない!アラサー女子の暮らしを整える【下北沢】ショッピングさんぽ

今回おさんぽするのは、大規模な再開発で話題の街・「下北沢」。劇場にライブハウス、古着屋など、個性的なスポットが沢山あり、“サブカルチャーの聖地”としても有名ですよね。今回の【下北沢さんぽ】は、上質なリネンアイテムのショップ、キッチンに立つのが楽しみになる北欧雑貨など。サブカル好きな若者と一線を画す、アラサー女子の暮らしを楽しくするショッピングさんぽです♪最後に寄り道するのは、高架下のプロジェクトから生まれた期間限定のイベントパーク「下北沢ケージ」。変わりゆく「下北沢」の風景を目に焼きつけて。

今回のおさんぽルート

下北沢駅 南西口→①FOG→②sopo keittio→③Neue→④下北沢ケージ→下北沢駅 北口

行程:2.1km
歩数:3,014歩
所要時間:26分+お買い物、休憩
予算:2,500円

夏の暮らしに取り入れたい、リトアニアからの涼しい贈りもの

約1年ぶりに降り立った「下北沢駅」。再開発に伴う駅の改修工事も進み、待ち合わせの定番スポットだった仮南口も今年3月に閉鎖されたとのこと。今日は新しくできた南西口からスタートします!

“2017年10月に使用開始となった南西口。すでに多くの人が利用しています。「下北沢南口商店街」方面に行く場合は改札を出て左へ、西口方面に行く場合は右へ。”

まず向かうのは、人気のリネン製品ブランド「fog linen work」の直営店「fog」!改札を出たら、右の階段を昇ります。西口方面へ歩き、住宅街へ。「東京都民教会」の白い十字架を目印に、坂を下っていきましょう。

“お店は「東京都民教会」のお隣なので、十字架を目指して歩くと分かりやすい!”

ここ「fog」は、キッチンリネンやベッドリネン、洋服などオリジナルのリネンアイテムが豊富に揃う人気SHOP。リネンアイテムは「fog」が提携しているリトアニアのファクトリーで作られています。生地の色柄とデザインはfogオリジナルのもので、日本からのリクエストをもとに製品になります。

”デザインは日本、生産はリトアニアで行っているそうです”

リネン製品にあまり触れたことが無かったので、お店の方にリネンの使い勝手の良さを伺ってみました。「「fog linen work」のリネン製品は洗濯機でお洗濯して頂けます。キッチンクロスは最初ノリが効いている状態なので、一度水洗いしていただくととやわらかくなり吸水性も良くなります。乾きが早いのでいつも清潔に使っていただけます。お洗濯を繰り返していくとクロスはだんだん柔らかくなってきます。」とのこと。衛生面が気になるこれからの季節、リネンデビューするチャンスかも!

“左上/キッチンクロスは定番商品。日本のふきんよりも大きめサイズの45×65cmが使いやすい
右上/カトラリーなどの雑貨も。ワイヤーバスケットはキッチンクロスを入れておくのに良さそう
左下/インドで生産しているオリジナルのアクセサリー。ブレスレットやキーホルダーは男性人気も◎
右下/「fog linen work」のオリジナルウエア、今シーズンは綺麗な色のノースリーブワンピースやブラウスが人気”

あれこれ迷った結果、「リネンキッチンクロス セシル(税込1,242円)」をGET。日本のふきんではあまり見かけない、ちょっぴりシックなテキスタイルが大人っぽくて◎。お皿やお鍋を拭くためのキッチンクロスですが、テーブルに置いておくだけでも絵になります。

“左/お気に入りのキッチンアイテムに囲まれて、お料理が楽しくなりそう。
右/半分に折りたたんでプレイスマットとして使っても。クロスのブラックに、食材の色が映えます”
fog
東京都世田谷区代田5-35-1-1F
☎︎03・5432・5610
営業時間 12:00-18:00
定休日  土日祝
http://www.foglinenwork.com/jp/store.php

🐾

さぁ、お洒落なキッチンクロスも購入できたので次の目的地へ出発です♪
先ほど下った坂をふたたび上り、「下北沢駅」西口方面へ。京王井の頭線の踏切を渡って、まだまだまっすぐ歩きます。

 “「吉祥寺」へ向かう急行電車。西口は工事していないので見慣れた風景です”

住宅街の小さな雑貨屋さんで”北欧デザインの今”を見る

※移転しました

「下北沢一番街商店街」を30秒ほど歩くと、何やら可愛い看板を発見!
看板の矢印に従って、路地を入っていくと…住宅街の中に小さなお店「sopo keittio(ソポ ケイッティオ)」がありました。こちらは、雑貨が大好きだというオーナーが2015年にOPENさせた北欧キッチン雑貨のお店です。

“左/どう見ても普通の住宅街ですが、本当にお店なんかあるのかなぁ…?とちょっと心配に(笑)
“オーナーの小川さんが出迎えてくれました。笑顔が素敵♡”

店内には、キッチングッズをメインにいろいろな雑貨が並んでいます。店名の「sopo keittio」は、フィンランド語で“可愛いキッチン”という意味なんですって!

“色とりどりのお花やランプで飾られた店内。見ているだけでワクワク!”

「sopo keittio」では、いま北欧で活躍しているデザイナーの作品をメインに、約500点ものアイテムをセレクトしているそう。月に1度は新しいアイテムが仲間入りするとのこと!

“左/スウェーデンで食品のパッケージなどを手がけるイラストレーター「Ingela arrhenius」のテーブルウェア
右/スウェーデンで活躍中のデザイナーが手がける「house of rym」のカップ。元気の出るポップな色づかい”

北欧雑貨の大定番といえば、「マリメッコ」や「イッタラ」、「アラビア」などを思い浮かべますよね?小川さんがセレクトするアイテムは、そういった大定番の北欧デザインを愛するデザイナーたちによって作られるものばかり。北欧デザインを愛する方が作るアイテムが、北欧雑貨好きのハートに刺さらないわけがありません!日本でもじわじわと人気が出ているアイテムも多数あるので、北欧雑貨好きの方は要CHECKです☑

sopo keittio
東京都世田谷区北沢2-40-18
※2018年9月1日に下記住所へ移転しました
 埼玉県川越市連雀町15-8
☎︎049・277・3858
営業時間
月~金 14:00-19:00
土・日 11:00-19:00
定休日 火曜
https://sopo-keittio.com/

「下北沢一番街商店街」を「下北沢駅」方面に下っていくと、聞いたことのある名前が。

“平日の昼間にも関わらず、沢山のお客さんが入っていきます”

こちらは下北沢で人気の古着屋「NEW YORK JOE」。なんと、銭湯を改装して作られた古着屋です!店名は「入浴場」→「にゅーよくじょー」→「NEW YORK JOE」というダジャレだそう(笑)。次回「下北沢」をおさんぽする時は中に入ってみよう♪

予約の取れない大人気店!スイーツとワインの不思議なマリアージュを求めて

踏切を渡り、スーパーマーケット「オオゼキ」の前を通り過ぎて1分ほど歩くと…お目当てのお店に到着です!

“ブルーグレーの外壁にドライフラワーのスワッグ。センスの良さがうかがえます…!”

こちらは手作りスイーツと自然派ワインという“2大・女の子が好きなもの”(!?)が同時に楽しめる、夢のようなお店「Neue(ノイエ)」です。渋谷の隠れ家的ビストロ「リベルタン」でデセールを担当していた菅原さんが、2016年にこのお店をOPEN。張り切って開店時間ぴったりに訪れたのに、今日は閉店まで予約でいっぱいとのこと。ガーン…。本当に大人気店なんですね!!

“ワインのお供に食べたい「チーズケーキ(税込500円)」。他のケーキも美味しそう”

今日は残念ながら店内を利用することは出来ませんでしたが、「Neue」ではテイクアウト用の焼き菓子も日替わりで3~4種類ほど販売しています。人気の「カヌレ(税込350円)」をお土産に購入♪外はカリッとしていてほんのり苦く、モチッとした生地とマッチ。小さいながらも2つの風味と食感が楽しめて、すぐに売り切れてしまうほど人気な理由がわかりました。もう1個買っておけば良かったな~(笑)。

“直径5cmほどの小ぶりサイズ。1個じゃ足りないかも!?”

予約は店頭でも受け付けているとのことだったので、帰りに次回の予約をしてきました。取材は6月初旬にしたのですが、すでに6月はほとんど予約いっぱい…。行きたい日が決まっている場合は、早めの予約がオススメです!!

Neue
東京都世田谷区北沢2-7-3
☎︎03・6407・1816
営業時間
日・月 15:00-19:00
水~土 18:00-22:00
定休日 火水
https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131802/13198794/

高架下に鳥カゴ!? 期間限定のイベントパークでひと休み

「Neue」を出たら、目の前にある「ギャラリーGEKI」の角を曲がって南方面へ。京王井の頭線の高架下をくぐると、何やら不思議な空間を発見!

“巨大な鳥カゴのようなものが突然現れたのでびっくりしちゃいました(笑)“

このスチールとフェンスで組み立てられたスペースの名前は「下北沢ケージ」。ここは、井の頭線の高架橋工事が一部完了したため、3年間限定のイベントパークとして開放されている場所。2016年にOPENしたので、2019年には無くなってしまう予定なんです。

“左/屋外の座席もあります。これからの季節、外で食事するのが気持ちよさそう♪
右/アジア屋台酒場「ロンヴァクァン」の入口。ドリンクのみのテイクアウトも可能です”

昼と夜で異なった雰囲気が楽しめる「下北沢ケージ」。昼は公園のようなオープンスペースになっていて、近隣住民のおさんぽコースや、学生や観光客が休憩するスポットに。17時からは併設されているアジア屋台酒場「ロンヴァクァン」がOPEN(※土日は15時~)。夜24時にかけて、幅広い年齢層の方が食事を楽しみに訪れるそう。

「ロンヴァクァン」ではベトナムやタイなど、様々なアジア料理が楽しめるのが魅力。パクチーや生唐辛子などトムヤムクンに入っている具材を入れた「トムヤムクンモヒート(税込800円)」なんて変わり種ドリンクもありますよ~。あと1年しか飲めない限定ドリンク、せっかくなので飲んでみては!?

“過去に開催された「下北沢ナイトマーケット」の様子。ドリンクを飲みながらお買い物が出来ます◎”

「下北沢ケージ」では、様々なイベントが開催されています。午後からスタートするおさんぽの〆にオススメなのが、不定期で開催される「下北沢ナイトマーケット」。昼間に開催されるマルシェイベントはよく見かけますが、夜に屋外でお買い物できるのは珍しい♪古着やレコード、アクセサリーやクラフト雑貨など、「下北沢」らしいアイテムが沢山並ぶそうですよ。

6月の「下北沢ナイトマーケット」は、6月14日(木)と6月28日(木)。いずれも17:00~22:00の開催です!仕事帰りにふらっと寄ってみても良いかも♡

下北沢ケージ
東京都世田谷区北沢2-6-2
☎︎03・6407・0707
営業時間
下北沢ケージ  13:00-24:00
ロンヴァクァン 平日17:00-24:00/土日15:00-24:00
定休日     不定休
http://s-cage.com/

*****
今日の【下北沢さんぽ】はこれにて終了。雑貨を中心に、ショッピングを楽しむおさんぽコースを紹介しました♪「下北沢」は老若男女、様々な雰囲気の人が集まる街なので、おさんぽも色々な楽しみ方ができそう。お酒大好きなライターNは、飲み屋さんが集まる「鈴なり横丁」でわいわい飲むのも楽しそうだな…と、次回のおさんぽに思いを馳せながら「下北沢」を後にするのでした。

おさんぽのおさらい

下北沢駅 南口→①fog→②sopo keittio→③Neue→④下北沢ケージ→下北沢駅 南口

行程:2.1km
歩数:3,014歩
所要時間:26分+お買い物、休憩
予算:2,500円

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さんぽに行ったライター

歩くの大好き、おいしいもの大好き、あと北欧のデザインも大好き。お酒とカレーがあればどこへでも飛んでいきます。商店街でお肉屋さんを見つけたら必ずコロッケを食べるのが、自分的おさんぽルールです。