今日のおさんぽは、東京都小金井市、中央線の武蔵小金井駅から東小金井駅。駅周辺の素敵なお店と、少しバスに乗って広大な小金井公園までを巡っていきたいと思います。
今日は秋さんぽらしくコスモス畑を目指して、秋の味覚を味わいながらおさんぽします。
さまざまな規制が厳しかった夏を越えて、気がつくと朝晩はすっかり涼しくなっていました。晴れ晴れとした青空を見上げて、そろそろ外の空気を吸いに出かけたい気分です。
今日のおさんぽ
武蔵小金井駅→①にしまきごはん→②はけの森カフェ→③小金井公園→④江戸東京たてもの園→⑤四歩→⑥sofar-ソファ→東小金井駅
行程：5.7km
所要時間：約1時間 ＋食事、買い物（バス移動含む）
予算：4000円程度
武蔵小金井駅
武蔵小金井駅からスタートです。中央線に乗って、人気の吉祥寺や三鷹などにも近い人気のエリアです。駅直結のショッピングモール『nonowa』があり、さっそく駅に着いてすぐに楽しむことができます。
1、季節をまるごといただく、一軒家ベジごはん
武蔵小金井駅から徒歩で約13分、住宅街を抜けていくと、一軒家の「にしまきごはん」さんに出会えます。知る人ぞ知る人気のカフェなので、数量限定のヘルシーランチはあっというまに完売してしまうことも少なくないそう。念の為予約をした方が安心です。
メニューは、本日のごはんとベジカレーがあります。今日は車麩の竜田揚げがメインの「本日のごはん（1080円）」にしました。
お料理を待つ間、店主さんに許可をいただいて、店内の写真を撮らせていただきました。
おうちみたい・・・というか、本当のおうちです。畳に座ってほっとくつろぐのもいいし、窓際のテーブル席で風に当たりながら過ごすのも気持ちいい。
押し入れや電球、ちゃぶ台など、なんだか懐かしいおうちに遊びに来たような気分になりますね。
かわいい店内に見惚れている間に、ごはんができました！
車麩の竜田揚げのほか、お野菜たっぷりのおかずがこんなに付いて、ごはんとお味噌汁も付いて、お得すぎます・・・！
安全安心な食材を使っているそうで、素材を大切に丁寧に作っていることが伝わってきます。お米がもちもちで甘みがあり、すっごくおいしいので店主さんに尋ねたところ、こだわりの農家さんから直接仕入れたお米を、圧力鍋で炊いているのだそう。
また、お肉などを使わない「ベジごはん」ですが、車麩の竜田揚げが食べ応えがあって、味噌ベースのソースも合わせると、かなり満足感がありました！
自然の恵みをたっぷりいただいて、身体に沁みるお昼ごはんとなりました。
にしまきごはん
小金井市中町2-13-10
☎︎ 0422-03-2418
営業時間 11時〜17時 ※売り切れ次第終了
定休日 水木
https://www.instagram.com/nishimakigohan/
2、森カフェで、今が旬の秋スイーツ
次はすぐ近くにある、森に囲まれた『はけの森カフェ』です。ランチの時におやつを食べずに我慢したのは、ここで秋スイーツを食べるため。お腹の容量を残しておきました！
まず驚いたのは、突然現れた森。
住宅街のすぐ近くに、こんなに自然豊かな場所があったんですね。駅からは少し離れていますが、わざわざ訪れるお客さんがたくさんいるほど。
どれも美味しそうで迷ったけれど、『塩バニラシフォンケーキ〜季節のコンフィ添え（550円）』にしました。今日は洋ナシのソースを添えてくれるそう。一緒に『柚子とカボスのシロップ（620円）』のドリンクをソーダでお願いしました。（お湯割も選べます。）
シフォンケーキはとてもしっとり。カリカリのクランブルと生クリーム、洋ナシのソースと一口ずつ組み合わせを変えながら、いろんな味わい方ができました。
自家製の季節のシロップは、先日までマスカットシロップで、今は柚子とカボスに変わったそう。甘すぎず、柑橘の程よい苦味を感じられて、柑橘が大好物な私にとっても最高に贅沢でした。寒くなったら、お湯割でいただくのもきっとたまらないですね。
窓の外はしっとり濡れた緑がキラキラしていて、そんな景色を窓辺で楽しめるカフェ時間は、心の休息にぴったりでした。
季節に合わせて、旬なものがいただけるのも嬉しいポイント。他の季節にまた再訪したくなりました。
はけの森カフェ
小金井市中町1‐11‐3
☎︎ 070‐4435‐4353
営業時間 11:00〜16:00LO
定休日 月火
http://hakenomori-cafe.net/
3、広大な小金井公園でコスモスさんぽ
駅に戻り、バスに乗って小金井公園に行きました。玉川上水沿いに位置した広大な公園です。なんと、都立公園4番目の広さなんだそうです。
野球場やドッグランがあったり、子ども用のアスレチックがあったり、四季折々の花が楽しめる公園なので、いろいろな世代の人たちで賑わっています。わたしも以前からだいすきな公園の1つです。
今日のお目当ては、なんといっても2万本のコスモス畑！
まだ少し見頃には早い時期でしたが、10月の後半にかけて満開を迎えるそうなので、まさに今おすすめなスポットです！
秋色って、どうしてこんなにも可愛いんでしょうか・・・。
優しい色合いのコスモスが、雨上がりの水滴で艶が出て、いつもより一層鮮やかに見えます。
シートを敷いてピクニックするのも良いし、ひとりで写真に夢中になりながら堪能するのも良いですね。
小金井公園
小金井市桜町三丁目
042-385-5611
営業時間 〜16:30
https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index050.html
4、ここも公園？情緒あふれる江戸さんぽ
小金井公園には、外せない写真スポットがあることでも有名です。『江戸東京たてもの園』です。
※現在は事前予約制となっています。HPにて事前にチケット（400円）の購入が必要です。
ここでは、昔の日本のたてものが再現されていて、ひとつの街のように作られています。まるでタイムスリップしたかのような気分を楽しむことができます。
ひとりで写真を撮りに来ている若い女性もちらほら。映画のセットのような世界で、写真を撮りあっているグループやカップルも。
江戸東京たてもの園
東京都小金井市桜町３丁目７−１
042-388-3300
営業時間 9：30〜16：30
定休日 月曜
https://www.tatemonoen.jp/
5、個性豊かなショップが並ぶ高架下
公園からバスで、今度はJR東小金井の駅へ。すると、高架下に沿ってずらーっとお店がたくさん並んでいました。可愛いアパートの一室のような、個性豊かなおしゃれなお店がずっと続いています。
調べてみると、武蔵境駅と東小金井駅の間に高架下にできた空間で、回遊歩行空間「ののみち」というようです。こちらにすてきなお店が集まり、沿線に住む方々やはるばる訪れた方々が、たくさんの店舗をはしごできるスポットになっているのだそう。
飲食店やクリーニング店、カフェ、コミュニティースペースやシェアキッチン、作家さんのアトリエなど、まるでひとつの街のよう。
その中でも今日は、東小金井駅の北口を出て高架下に沿って歩いて数分のところにある、カフェ併設の雑貨屋『四歩（しっぽ）』さんにお邪魔しました。『デイリーズカフェ・ヒガコ』さんと中で繋がっていて、どちらもいい雰囲気。
今日はたっぷり食べたあとなのでカフェはまたの機会にして、雑貨をゆっくりと見てみました。ディスプレイのセンスがどこを見ても素敵で、並んでいる食器もセレクトされたアクセサリーも、目を惹くものばかり。
今日はこちらの、珍しい飛び出す絵本を購入しました。なんだか懐かしいけど、このクオリティーに改めて驚きました。最近は古本と絵本に興味津々なわたし。いい掘り出し物が見つかって、良いおさんぽになりました。
四歩
東京都小金井市緑町1-1-28 DAILIES CAFEに併設
080-7097-1128
営業時間 11:30〜20:00（無休）
https://www.instagram.com/sippo_higashikoganei/
6、日用品とお菓子のお店『sofar-ソファ』
最後に立ち寄ったのは、北欧っぽい水色のドアがとっても可愛いお店。『日用品とお菓子のお店 sofar-ソファ』さんです。営業日は水金と月1回の土曜日ということですが、たくさんのファンがいるお店のようで、インスタグラムでも大人気！
セレクトされたハンドメイドのブローチや、一点物のアクセサリー、こだわりのジャムなど気になるものばかり・・・。今日はキャラメルりんごのタルトを購入し、家に帰ってからいただきました！
小さな店内ですが、次々にお客さんが訪れていました。インスタグラムやHPで営業日やその日のおやつも確認ができるので、訪れる前に見てみることをおすすめします。
日用品とお菓子のお店 sofar-ソファ
東京都小金井市東町4-43-10桜ハウス1階3号室
営業日 水曜、金曜
営業時間 12:00-16:00
https://nichiyouhin-to-okashi-sofar.com/
東小金井駅
おさんぽに最適な季節がやってきたので、今日は駅から少し足を伸ばして、秋の気持ち良さを体中で吸収できるようなおさんぽをご紹介しました。食欲の秋、運動の秋、芸術の秋を欲張りに詰め込んで、ぜひ小金井さんぽしてみてくださいね。
おさんぽおさらい
武蔵小金井駅→①にしまきごはん→②はけの森カフェ→③小金井公園→④江戸東京たてもの園→⑤四歩→⑥sofar-ソファ→東小金井駅
行程：5.7km
所要時間：約1時間 ＋食事、買い物（バス移動含む）
予算：4000円程度
