まだまだ外出に抵抗がある状況が続きますが、気分転換も兼ねて、せめて近場をおさんぽするのはいかがですか? 今回は靖国神社があることでも有名な九段下から、隣駅・神保町までをおさんぽします。
今回のおさんぽルート
「東京メトロ九段下駅」5番出口→①「Paper Tree」→②「すごろくや」→③「らくごカフェ」→④「神保町にゃんこ堂」→⑤「DIXANS」→「東京メトロ神保町駅」A3出口
行程:1.4km
所要時間: 18分(乗車時間)+食事、買い物、休憩
予算:3,000円
スタートは、半蔵門線や東西線などが通る「九段下駅」。神保町寄りの5番出口から出ます。
1 手紙やカードの専門店「Paper Tree」
お店に置かれた商品はほぼ全てオーナーが国内外でセレクトしてきたというこだわりの、ペーパーアイテム専門店です。
店内には商品が陳列されているほか、一角では定期的にワークショップを開催。カリグラフィーなどを教えたりしているそうです。
また、お店ではレターセットのオーダーメイドも可能。いろんなサンプルを見ながら、自分だけの1点ものを作ることができます。「結婚式の招待状としてご依頼いただくことが多いですが、普段使いのものも取り扱っています」と、オーナーの岡本さん。今は電話やメールがありますが、おうち時間が増えたこの機会に、なかなか直接会えないお友達や家族などにお手紙を書いてみるなんて、いかがですか?
お店を出たら、きた道に戻ります。突き当たり、駅出口もあった大通り・靖国通りをまっすぐ神保町方面に10分ほど直進します。
おすすめは、向かって右の歩道なので、横断歩道を渡ります。というのも、この辺りは日の高い時間帯、右側にずっと日陰があるから!この時期歩くには大切なポイントですよね。そして右側を歩いていると多いのが・・・
本屋がずらりと並びます! 「神田古書店街」と言われるこの道。日が当たりにくいこちら側の通りにばかり本屋が連なるのは、本の日焼けを防ぐためと言われています。次の目的地も、こちら側にある古書店が入ったビルのワンフロア。「いろんな本があるんだな〜」と眺めながら歩いていたら、看板が見えてきました。
2 世界のアナログゲームが集まる!「すごろくや」
古本「高山本店」と、神保町のカレーといえばで有名な「ボンディ」があるビルの7階に、「すごろくや」はあります。
毎週新しい商品が入荷するという店内は、子供から大人向け、そして人数も1〜大人数まで楽しめるという、実にバラエティあふれるラインナップ。コーナーごとに、ゲームの紹介が書かれたファイルが置かれているので、初めてみるゲームでも簡単に遊び方のイメージが湧くのが嬉しいですね。
お店ではスタッフさんがゲームを簡単に説明してくれるのはもちろん、商品によってはお店の一角でお試しができることも(コロナ対策のため、現在は中止しています)。中でも女子ウケ必至のはえるゲームを教えてもらいました。
テレビゲームもいいですが、アナログにはアナログのよさがあります。ぜひ気になるゲームを見つけて、おうち時間に楽しんでみてくださいね!
すごろくや
東京都千代田区神田神保町2-3 神田古書センター 7F
03-6261-2122
営業時間:11:00〜20:00
定休日:水曜日、年末年始
https://sugorokuya.jp
おうちでのワクワクをお持ち帰りしたところで次のお店・・・なのですが、次はなんと同じビルの5階にあるんです。
3 さくっと落語が楽しめる「らくごカフェ」
同じビルなのですが、「すごろくや」と入り口が違うため、いったん1階へ。ビルの裏側にまわって、再び登ります。
店内に入ると、ずらっと観覧席が。その向こうに高座があるのですが、お察しの通り、このお店では定期的に演芸会が開催されているのです。カフェに立ち寄る気分でさくっとみれるのは、馴染みのない人ほど嬉しいですよね。
カフェなので、店内では軽食も提供されています。お店の一角ではオリジナルグッズも販売してますよ。難しそうと思われがちな落語ですが、予想以上にすんなりのめり込める&ストーリー以外にも演者さんの動きや話し方明けでも面白いので、気軽に足を運んでみてくださいね。
らくごカフェ
東京都千代田区神田神保町2-3 神田古書センター 5F
03-6268-9818
営業時間:11:00〜18:00
定休日:不定休
https://rakugocafe.exblog.jp
※演芸会は平日夜・土日に随時開催しています。
※コロナウイルスの状況により、平日のカフェ営業は休業している場合があります。くわしくは上記ブログをご覧ください。
4 猫派にはたまらない!猫ばかりの本を集めたその名も「神保町にゃんこ堂」
「らくごカフェ」をあとにし、靖国通りへ戻りましょう。すぐある交差点を反対側に渡るとある、一見普通の本屋さんに見える「姉川書店」は、実は猫の本をたくさん扱っていて、「にゃんこ堂」としても通には有名のスポットです。
中に入るとわかるのですが、そこら中、猫、猫、猫!!! さらっと置かれた雑貨ももちろん猫です。
実は筆者も自称猫マニアなのですが、知らない本がたくさんありました。店主の方に伺うと、お客さんの多くは遠方からの方なのだか。確かにこの品揃えがあれば、遠くからでも猫好きは足を運びたくなるのもうなずけます!
最近はなかなか遠方の方には来るのを考えてしまう人も多いですが、ホームページに行けば、雑貨はネットで購入可能とのこと!これはチェックしなきゃですね!
神保町にゃんこ堂
東京都千代田区神田神保町2-2-2 姉川書店
03-3263-5755
営業時間:平日10:00〜20:00、土曜/祝日11:00〜
定休日:日曜日
http://nyankodo.jp
5 昭和を思い出す固めのプリンがブーム!「DIXANS」
文房具にゲーム、本・・・じっくり選んでいたら、疲れましたね。最後にちょっと休憩して、ゴールしましょう。「神保町にゃんこ堂」を出て横断歩道を渡理、左折。3つ目の横道をすすとあるのが、最近再熱して注目されている、固めのプリンを提供しているカフェです。
店内に入るとまず目に止まるのが、美しくケーキが並べられたショーウィンドー。どれも是非耐えたいですが、今日のお目当ては違います、プリンです!
しっかりさんぽして喉が渇いたので、この時期だけ提供しているという水出しコーヒーとセットで注文。スキレット風のお皿に乗って、しっかりとした形のプリンがやってきました。美味しそう!
味は当然、美味しい。スプーンを刺すと密度がある感触でしたが、口に入れるととっても滑らか! しかし食べ応えはしっかりあります。カラメルと、クリームに乗ったコーヒーの苦味がアクセントになって、意外とすっきり食べられます。
今回はさんぽの最後に立ち寄りましたが、混雑を避けたいなら、午前中がおすすめ。なんと8時から営業しています。
DIXANS
東京都千代田区神田神保町1-24
03-5244-5618
営業時間:平日8:00~19:00、土・日・祝 11:00~17:00
定休日:不定休
http://www.dixans.jp
お店をあとにして、「にゃんこ堂」まで戻ります。靖国通り沿いにすぐある、「神保町駅」がゴールです。
記事の最後は、さんぽ途中で見つけた、何だか懐かしい雰囲気が漂う風景をご紹介します。
いかがでしたか?
このほかにも、街には気になる小さな店がたくさん溢れていました! きっと何度来ても新しい発見があるはず。長時間のお出かけが難しいので今回は小さなエリアでたくさんお店が見られるスポットを紹介しましたので、特に都内にお住まいの方は、参考にしてみてくださいね♩
おさんぽのおさらい
「東京メトロ九段下駅」5番出口→①「Paper Tree」→②「すごろくや」→③「らくごカフェ」→④「神保町にゃんこ堂」→⑤「DIXANS」→「東京メトロ神保町駅」A3出口
行程:1.4 km
所要時間:18分(乗車時間)+食事、買い物、休憩
予算:3,000円
※この記事の取材は8月中旬に行われたものです。
※新型コロナウイルスの影響で、営業時間などに変更がある可能性があります。また、新型コロナウイルスに感染しないためにも、時期などは慎重に検討したうえで、しっかり予防対策をしてさんぽするようにしましょう。