見どころたくさん!おしゃれなスイーツやスポット満載の東京の下町「蔵前」をさんぽ

革製品や文具の問屋があることで知られる東京の下町「蔵前」。モノづくりの町としても有名ですが、最近はおしゃれなカフェや雑貨のお店がぞくぞくとオープンしていて女子にも人気なスポットなんです。そんな見どころ満載な蔵前をおさんぽしていきます!

今回のおさんぽルート

蔵前駅都営大江戸線A5出口→①ペリカンカフェ→②Nakamura Tea Life Store→③ダンデライオンチョコレートファクトリー&カフェ→④カキモリ→⑤MABATAKI美雨→蔵前駅A0出口

行程:3.3km
歩数:4,583歩
所要時間:15分+お買い物、休憩 予算:4,000円

炭火焼きのできたてパンで贅沢な朝食をいただき

台東区にある「蔵前」駅は、都営大江戸線と都営浅草線が通っています。今回は、都営大江戸線のA5出口から地上へ。ちなみに、二路線の駅は離れており、地上での乗り換えとなるので、待ち合わせなどは時間に余裕を持って移動するのがおすすめです。

まず向かうのは、浅草で人気のパン屋さんの直営カフェ「ペリカンカフェ」!改札を出たら、国際通りを田原町方面へ歩きます。1ブロックを過ぎたあたりに、赤いテントのすっきりとしたモダンなカフェを発見。

ここ「ペリカンカフェ」は、創業昭和17年浅草の田原町にある「パンのペリカン」の直営カフェなんです。

パン屋さん直営ということもあり、焼き方にもこだわりが!パン本来のおいしさを引き立てるため、炭火焼きにすることによって外はサクサク、中はしっとりの絶妙な食感が味わえます。

厚さ3cmの食パンを、網にのせて炭火でじっくり焼き上げた人気メニュー「炭焼きトースト(税込・単品340円、ドリンク付き600円」。バターと特製ジャムで味を変えながら食べられます。外はカリッサクッ、中はもっちり♡

ちなみに、こだわりの食パンに加えてもうひとつ味わってほしいのがコーヒー。「パンのペリカン」初代の店主が愛したコーヒーだそうで、深煎り過ぎず浅煎り過ぎないオリジナルブレンドコーヒーは、サンドイッチやトーストに合うようにこだわっていて、まろやかな味が特徴です。ぜひ、トーストとあわせて味わってみてくださいね。

ペリカンカフェ
東京都台東区寿3-9-11
TEL03-6231-7636
営業時間:月~土 9:00~17:00
休業日:日曜日・祝日・特別休業日(夏・年末・年始)
・本日のサンドイッチ
・本日のトースト
のみ11時から。 土曜日は、オープンから全種注文可能。

さて次の目的地へ出発です♪先ほど歩いて来た国際通りから蔵前小学校の信号で一本裏手に入ります。

今年に入って新校舎になった蔵前小学校。小学校には見えない綺麗さ!

和な佇まいが素敵な蔵前小学校の脇道に、レトロな建物に紫色ののれんが目立つNakamura Tea Life Storeを発見!

ホッと一息つける緑茶に出会える日本茶専門店

無農薬栽培の貴重な緑茶を販売している「Nakamura Tea Life Store」。使われていなかった古い建物をリノベーションして営んでいて、茶葉はもちろん常滑焼の急須なども販売しています。

販売している「中村屋」の煎茶は、創業大正8年から静岡県藤枝市で100年の歴史があり、無農薬・無化学肥料の「完全無農薬有機栽培」にこだわっています。
販売されている煎茶のGARDEN NO.01・02・03。特にNo.2が人気商品。さっぱり軽い飲み心地で香り高いのが特徴です。
お店では、お茶の試飲もできます。美味しいお茶を淹れるコツを伺うと、お湯の温度と急須で蒸らす時間が大切とのこと。

温度が高く蒸らす時間が長いと、渋みが出てしまうので注意が必要だそう。私も上質なお茶をていねいに淹れる生活を過ごしたいな~と思いました!

Nakamura Tea Life Store
東京都台東区蔵前4丁目20-4
TEL 03-5843-8744
営業時間:火曜〜日曜日 12:00-19:00
定休日:月曜日 公式サイトhttps://www.tea-nakamura.com/

カカオの香りにうっとり!甘いもの好きにはたまらないチョコレート工場&カフェ

Nakamura Tea Life Storeの4つ隣に店を構えるのが「ダンデライオンチョコレートファクトリー」。ここでは、サンフランシスコで絶大な人気を誇るチョコレート専門店ダンデライオンチョコレートの日本上陸の一号店です。


ダンデライオンチョコレートファクトリー&カフェは、1階はガラス張りの工房とイートインスペース、2階はカフェスペースになっています。
商品のラインナップは時期によって変わりますが、カカオの風味豊かなハウスメイドのスイーツとドリンクがあります。
暑い日だったので「フローズンホットチョコレート(税込630円)をチョイス。甘すぎるかな、と思ったのですが、全くそんなことはなく、濃厚なチョコレートとカカオニブで香りづけしたホイップクリームの絶妙な甘さがバランス良くおいしい!

この日はとても混んでいたのでテイクアウトしてお散歩しながら飲みました。次は、店内でおいしそうなスイーツも味わってみたいな~!

ダンデライオンチョコレートファクトリー&カフェ
東京都台東区蔵前4-14-6
TEL 03-5833-7270
営業時間:10:00-20:00(L.O. 19:30)
TEL 03-5833-7270
http://www.dandelionchocolate.jp/

お店を出て、精華通りを蔵前駅の方に進みます。ダンデライオンチョコレートファクトリーの隣には台東区が運営している環境ふれあい館という建物があり、一階ではエコ工作が開かれていました。

3階にはリサイクルショップがあり、家庭で使われなくなった衣類含む日常生活用品を出品&購入することもできるそう!

ダンデライオンチョコレートを鳥越神社方面に向かいます。新堀通りを超えて5ブロック先を越えたところに「カキモリ」が見えてきます。

贅沢なノートで毎日の書き物を楽しく

「たのしく、書く人。」をコンセプトにした文具店の「カキモリ」。ノートや万年筆、ボールペンなど、書くための道具専門に取り扱うお店です。

壁にずらっと備え付けられた棚にはたくさんの種類の紙とペンが並んでいて、見ているだけで迫力がすごい!

壁にずらっと備え付けられた棚にはたくさんの種類の紙とペンが並んでいて、見ているだけで迫力がすごい!

その場で職人さんが製本してくれます。表紙と中紙、製本200円の留め具代で1冊約800円からオーダーできます。約3週間あれば箔押しで名前をいれることもできます。
店内には、蔵前の町歩きを楽しんでほしいという気持ちがこもった“散策マップ”も配っています。手書きのようなイラストが可愛くて読みやすい!
大きな窓から太陽の光が降り注ぐ店内。この日は、外でドリンクも販売していました。

カキモリ
台東区三筋1-6-2
TEL 050-1744-8546
営業時間:11時〜19時 月曜定休(祝祭日の場合はopen)

きれいなお花が目を引くMABATAKI美雨のアトリエ

都営浅草線A0出口すぐにあるアトリエ「MABATAKI美雨」。“長く愛するきっかけのものを作りたい”と、お花をモチーフにした靴やアクセサリーを販売、展示しています。

アトリエの天井には、アンティーク調なドライフラワーがたくさん飾られていて素敵な空間♡

すべて職人さんの手作業でつくられるというアクセや靴は、二度と同じものは作れないという世界にたったひとつしかないオリジナリティ溢れるもの。「内なる花を身に纏う」をコンセプトに、藤本宏樹さんと此原絵梨さんのデザイナーにより生み出される花を宿した靴とアクセサリーが飾られています。

きれいなお花を閉じ込めたリングスタンドもすごく素敵!
お花の可憐さにうっとりしちゃうたんぽぽの綿を閉じ込めた3連のリング。アクセサリーは約5,000円~、靴は約4万円~ほど。

お花の種類は季節によって変わるので、お気に入りのアイテムを見つけるのもとても楽しいですよね。これから夏の季節になって肌の露出も増えてくるので、素敵なアクセサリーを手に入れてみてはいかがですか?

MABATAKI美雨
東京都台東区清川1-21-5-28
営業時間 火曜日-土曜13:30〜19:00 月曜定休
http://www.mabataki-miu.tokyo/

素敵なお花のアクセをお買い物してそのまま駅にGO!これにて蔵前さんぽは終わりです。

久しぶりに降り立った蔵前は、作り手さんとの距離が近く、町を歩けばどこからかモノ作りの音が聞こえてくる素敵な町でした。お買い物はもちろん、一息つけるようなおしゃれなカフェも多いのでぜひ休日にのんびりおさんぽしてみてくださいね。

おさんぽまとめ

蔵前駅都営大江戸線A5出口→①ペリカンカフェ→②Nakamura Tea Life Store→③ダンデライオンチョコレートファクトリー&カフェ→④カキモリ→⑤MABATAKI美雨→蔵前駅A0出口

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さんぽに行ったライター

ファッション、ビューティ大好きなミーハーライター。本、コーヒー、ゴルフ、映画、食べ歩きが趣味。その街の魅力を紹介していきます。