大都心【池袋】で都会の喧騒から離れゆっくり楽しむ、ノスタルジックさんぽ♪

多くの方が、都会のネオンや沢山の人々をイメージをする【池袋】。
そんな中で今回おさんぽする【南池袋】~【都電雑司ヶ谷】は、池袋周辺でも都会の喧騒から離れゆっくりした時間を過ごせる穴場な場所。

コロナ禍の今だからこそ、密を避けてゆっくりおさんぽしてみませんか?

今回のおさんぽルート

JR池袋駅 南改札口→西武口→①東通り→②ぽんでCOFFEE→③和→④すずめや→⑤はちくまカフェ→⑥ 雑司ヶ谷鬼子母神堂→⑦ 東京音楽大学(外観見物)→都電雑司ヶ谷駅

行程 : 1.5km
最寄駅:池袋、雑司ヶ谷
所要時間:18分+ランチ、お茶、お買い物
歩数:2200歩
予算:3000円程度

1 池袋の風の通り道「東通り」〜秋の昼間の風に誘われて〜

「池袋」と聞くと、山手線の中でも一際大きく人がたくさん駅イメージがありませんか?

人混みを避けたい今日この頃。まだ暑さも残る中で秋を感じて、少しでも風通しのよい場所に行きたいですよね。

さあ今日はそんな都会の喧騒から逃れ秋の昼間の風を感じてみましょう。

「池袋駅南口改札」を出て、西武の中の近道を通って西武口をでます。

すると目の前には晴れ晴れした青空と、イメージしていた池袋とはなんだか違う通りが見えてきます。

南池袋方面ということもあり、サンシャイン通りのある東池袋方面とは違い個人経営や小さく落ち着いたお店が多いのも特徴。なんだか池袋に来た心地がしないのは、お散歩している私だけじゃないはず♪

さあて、東通りに入ったことだし手始めに一件寄ってみましょう。

2 まあるい魔法のパン「ぽんでCOFFEE(PONDE-COFFEE)」
~日替わり、12魔法〜

「ぽんで」って何?と思った方。「ぽんで」とは「ポンデケージョ」の略。ブラジル生まれのパンの名前で、本場ブラジルではPão de queijo(パォン ジ ケイジョ)と呼ばれています。ポルトガル語でPãoはパン、queijoはチーズで、なので本来はチーズパンという意味。

ぽんでCOFFEE(PONDE-COFFEE)さんは、タピオカ粉を使ったグルテンフリーのもちもち一口パン「ぽんで」と自家焙煎のスペシャルティコーヒーの専門店です。

こちらではチーズ味だけではなく、日替わり12種類のポンデケージョをいただけます。毎朝カフェの3階にある工房で手作りているそうで、焼きたては香ばしく、中はもっちもちでとっても美味しいパンが店頭に並びます。

よ〜し、お土産に早速♪
この日は、クリームチーズ味・コーンポタージュ味・ホワイトチョコ味・黒糖味を購入。ちなみに私のおすすめはクリームチーズ味とホワイトチョコ味と明太子!

メッセージや絵柄がかわいすぎて、気づいたら購入していました(笑)
さあ、このお散歩の魔法にかかったところで、お店を後に〜♪

ぽんでCOFFEE(PONDE-COFFEE)
東京都 豊島区南池袋3-13-13 村中ビル1階
☎03-6907-2256
営業時間 10:00 ~ 21:00
定休日 月曜日(祝日の場合は営業)
 HP ぽんでCOFFEE

お店を出たらサブウェイ側の歩道に渡り、道りを右へ!

なんだか池袋らしくない小径ですよね。すると左側に….

3 池袋にある隠れ古民家「和」~お母さんの味~

このお店の風貌をみたとき、誰もが一瞬で時が止まったように感じるはず。まるでどこかにタイムスリップしたような、童心にかえったような。

暖簾をくぐるとそこは都会の喧騒とはかけ離れた場所。
店内は約10席程度しかなく、平日の昼間はすぐいっぱいに。

「こんにちは〜萌です」というと
「もえちゃん?久しぶり!今日はどうしたの?お仕事?」とひとこと。
実はここのお店「和」は音楽大学に通っていた頃、殆ど毎日と言っていいほど昼ごはんを食べに来ていた場所。
私にとって池袋のお母さん的存在で、食欲がないときは心配してくれ、元気出したい時にはご飯を大盛りにしてくれたかけがえのない大切な場所でもあります。卒業後の今でも、年に何度か訪れてはここのご飯に元気をもらっています。
(なんだかエモくなってきてしまいました笑)

メニューは日替わり六角弁当、おにぎり定食、豚丼などがメイン。
本来甘味処なので甘味をやっているのですが、コロナの影響もあり今は営業時間を短縮して甘味はお休み中なんだとか。営業時間などメニューの詳細はお店のInstagram、Twitterにて確認してほしいとのこと。

さぁ、本日はおにぎり定食(左)(700円)を注文!お惣菜も野菜が沢山で本当に健康的。

因みに日替わり六角弁当定食(900円)はこんな感じ↓この日のメインは鶏チリソース。定食はご飯とお味噌汁がおかわりできちゃいます!

メイン具材は日々変わります。ここにくるとなんだか時間がゆっくり流れる、不思議な場所です。

和(なごみ)
東京都豊島区南池袋2-17-11 後藤ビル105
☎03-3987-6300
営業時間 10:00~19:00
(コロナの為、現在は11:00〜15:00までの時短営業)
定休日 水、日、祝日
  公式Twitter、 公式Insta
※営業時間の詳細はお店のInstagram、Twitterにて確認ください。

和をでて、次の場所へ!!と言っても次の行きたい場所は目の前なんです!

4 日本一美味しいと口コミで評判!!
どらやきの和菓子屋さん「すずめや」~秋の小鳥の囀りと共に~ 

和みの目の前にあるすずめの木彫りの置物と、「すずめや」の看板。
ここは知る人ぞ知る、和菓子屋さん。
実はここのどらやきはとても有名で、朝一番でこないと昼にはもう売り切れているくらい人気なんです。
「こんな美味しいどらやき、今まで食べたことがない」とみんなが口を揃えて絶賛するほど。

ちなみにこの日は幸いにもまだ残りがありました♪

今日は美味しいどらやきとその月の和菓子「小菊」を購入。
日々のご褒美にぴったりの逸品です。

 すずめや
東京都豊島区南池袋2-18-5
☎03-5391-0196
営業時間 月~土 10:00〜売り切れ次第終了
定休日 日曜、祝日
HP  すずめや

和の雰囲気に触れて心が温まったところで、さぁ、お散歩再開♪
来た道を歩き、東通りにもどります。
東通りに出たら目の前の歩道に渡り、左手に真っ直ぐ進みましょう。
なんだか素敵な木の木陰が。ここは春には桜が満開になり、歩いているだけで幸せな気分になれますよ!

本当にここは池袋なのでしょうか。樹々や虫たちの声が聞こえるこの場所。大学に行く日々、毎日ここを通っていたのを思い出しました。

しばらく道なりに歩くと左側に法明寺が。この場所も春には桜が満開になり、夏には深緑、秋には銀杏、冬には落ち葉焚きの香りが漂う素敵な場所。

時間があれば門の前で手を合わせて、日々生きていることに感謝するのも良いかも。法明寺を後ろに真っ直ぐ参道を歩きます。参道から出たら右手へ。

これからランチ後のおやつタイムにしましょう。豆腐屋さん、パセラ珈琲店が見えたら左側の道にはいりを直進します。

突き当たりを左手にまがると、なんだか今度は異空間なかわいい場所が!

はちみつが大好きなくまさんがいる場所「はちくまカフェ」〜蜜蜂の歌声を添えて〜

外国の絵本の様な雰囲気のこの場所!店内には沢山のくまさんが!なんだかインスタ映えしそうな壁紙や店内。女子なら誰だってウキウキしちゃいますよね。さあ早速注文しましょう♪そしてこのお店にきたなら必ず食べたいのが、「はちみつフレンチトースト」!

これがまた、本当に絶品なんです!ふわふわトロトロのフレンチトーストは、注文してから店内でじっくり焼きあったかいふわふわの状態で食べれます!

その出来たてのフレンチトーストに、はちみつをたっぷりかけて〜♪
いただきまーす!!

とっても幸せの味。オリジナルのはちみつドリンクも、見た目も可愛くて最高です!ちなみに、はちくまカフェのはちみつカレーは絶品なのでみなさん是非食べてみてくださいね。

はちくまカフェ 南池袋店
東京都豊島区雑司ヶ谷3-12-3
☎︎03-6912-5089
営業時間平日11:30~19:30 土日祝11:00~19:30
定休日 なし
公式HP はちくまカフェInstaTwitter

さあ、幸せいっぱいの絵本の世界から出たら左に真っ直ぐましょう。
次は本日のお散歩、最後の場所。

6 樹齢600年以上の御神木の地「雑司ヶ谷鬼子母神堂」〜神様の声を聞いて〜

ここ雑司ヶ谷鬼子母神も、大学時代ひとりになりたい時によく休みにきた場所。この雑司ヶ谷鬼子母神の一角には100年続く駄菓子屋があるのです。ここにきては駄菓子を買って、駄菓子屋さんのおばさんと雑談をしたり階段にひとりで座って考えごとをしてました。

そんな思い出の場所、雑司ヶ谷鬼子母神には600年以上前から生き続けている御神木があるのです。

その大きさはまるで、ジブリのある物語に出てきそうなほど。思わず手を合わせて祈ってしまいます。この木はもしかしたら、何百年もの間、流行病なども見てきたのかもしれません。何かパワーやヒントをもらえたらと、気づいたら5分くらい静止してしまってました。

雑司ヶ谷鬼子母神堂
東京都豊島区雑司が谷3-15-20
営業時間 夏 6:30~18:00/冬 6:30~17:00

鬼子母神堂を後に、さあ都電雑司ヶ谷駅まで向かいましょう。
と歩いていると現代風な建物が見える….あれ?これは。

7 今の音楽業界を支える原点「東京音楽大学」〜母校なんです〜おまけ♪

ちょっと大きく言いすぎましたかね(笑)
実はミュージカル女優の私の母校、東京音楽大学もこの池袋にあります。いまはキャンパス移転をしたため附属高校になっていますが、私もここに大学の四年間、大学院の二年間の計六年間通いました。
いつしかもっと成長して、大学に凱旋公演するのがひそかな夢です!

私のSNSもチェックして頂けると嬉しいです♪
<もえかんとの  InstaTwitter

そんなわけで東京音大を後にして、ゆっくり都電雑司ヶ谷駅に向かいましょう。

なんだかここは、都会のようで都会じゃない。少し空が広く感じる場所ですよね♪
さて、本日のお散歩はここまで。みなさん楽しんでいただけましたか?
普段とは違う池袋の魅力を感じれたのではないでしょうか。都会の喧騒から逃れ、ゆっくりノスタルジックなお散歩をするのもコロナ禍では必要なことなのかもしれませんね♪では、また。

おさんぽのおさらい

JR池袋駅 南改札口→西武口→①東通り→②ぽんでCOFFEE→③和→④すずめや→⑤はちくまカフェ→⑥ 雑司ヶ谷鬼子母神堂→⑦ 東京音楽大学(外観見物)→都電雑司ヶ谷駅

行程 : 1.5km
最寄駅:池袋、雑司ヶ谷
所要時間:18分+ランチ、お茶、お買い物
歩数:2200歩
予算:3500円程度

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さんぽに行ったライター

普段はミュージカル女優として活躍中! 「人生は舞台、人はみな役者」がモットーです♪ ミュージカルでハッピーなお散歩をみなさんにお届けします!