今回ご紹介する武蔵小山駅周辺には、約800m続く商店街や複合施設があり、昭和から現在までたくさんの買い物客を集めてきた、東京でも人気の高い街です。新しいお店から老舗のお店まで食べ歩きさんぽしてきました。テイクアウトグルメを中心におすすめのお店をご紹介します。
今回のおさんぽルート
武蔵小山駅→①武蔵小山商店街パルム→②茶寮ベーカリー→③鳥勇→④こみねベーカリー→⑤bergamot(ベルガモット)→⑥くいしんぼうの食卓→⑦パークシティ武蔵小山 ザ モール→⑧La DOPPIETTA TOKYO PLUS→⑨Champ de Herbe(シャンドエルブ)→武蔵小山駅
行程:1.7km
所要時間:21分+お買い物+ごはん
予算:5,000
今回のおさんぽスタート地点は、武蔵小山駅東急目黒線が通っています。JR山手線に乗り換え可能な目黒駅まで2駅で着き、渋谷駅までは13分、品川駅までは18分で着くところに位置しています。東側が品川区、西側が目黒区の境界があるんです。
早速でかけましょう!
武蔵小山駅
9月今回は武蔵小山商店街パルムに行くので、東口から出ました。といっても、駅ビルのエトモを挟んでいるだけなので西口から出てもさほど変わらないです。
1.武蔵小山商店街パルム
武蔵小山駅といえば、1956年にできた全長800mの商店街が有名で1つの商店街でのアーケードの長さが日本一と言われています。パルムという名称の由来はパルが「友達」、ムが「武蔵小山」の頭文字を取ったもので1985年に決まったそうです。
アーケード商店街なので暑い日は日差しを、寒い日は風を遮り、雨の日は濡れないので食べ歩きやショッピングをゆっくり楽しめます。
武蔵小山商店街パルム
住所:〒142-0062 東京都 品川区 小山3丁目
2.茶寮ベーカリー
この日の朝は何も食べずに訪れたのでお腹が減り、朝からやっている場所を探すと「茶寮ベーカリー」を発見。「神楽坂茶寮」がプロデュースしていて「お茶に合う食パン」をコンセプトにしたカフェです。2020年5月にオープンしたばかりで、1階は物販で2階がカフェになっています。
今回頼んだのは、「黄金卵のフレンチトースト(プレーン)」。このボリュームでたったの税込550円というんだから驚きです。熱々のスキレットにのったふわふわでとろとろとした分厚いトーストは中まで卵液が浸透していて、予想以上の柔らかさです。甘さ控えめなので、メープルシロップがよく合います。たっぷり入ってるので物足りない気持ちにならないのが嬉しい。ちなみに黄金卵のフレンチトーストは、テイクアウトやデリバリーができるのでおうちでもお店の味が楽しめますよ。1階のカフェでは、黄金卵のフレンチトーストで使っている食パンやクリームパンが買えます。お土産にいかがでしょうか?
茶寮ベーカリー
電話番号:03-6426-2710
住所:東京都品川区荏原三丁目4-14
https://lazoinc.jp/bread.html
3.鳥勇
少し先を歩くと、なんだか人だかりができていい香りが広がっていました。近くに行くとそこは焼き鳥屋さん。昭和元年(1926年)創業の老舗だそうです。こちらは本店で駅前店もあるんだそう。地元民の方が多く、世間話で盛り上がります。その間も人の波が途切れません。串は一律150円で10種類あり、ここでは着いたら食べる!もしくは持ち帰るがマナーなんだそう。お会計は食べた後に串の本数で清算するので手元に置いといてくださいという張り紙がされていました。お店で食べる場合は店頭もしくはベンチでいただきます。串が並んでいる真ん中にタレがあり、串を選んでから自分でタレをつけます。2度漬けは禁止なので思い切り、でも漬けすぎに気をつけましょう。台の上にタレを垂らすのは禁止で、どうしてもタレが垂れそうなら、地面なら流せばいいのでいいそうです。
本店ではお持ち帰りの方が多いらしく、持ち帰りでお願いしました。駅前店はその場で食べる方が多いそうなので、自分に合ったほうに行くといいですよ。塩とタレは仕切りをはさんでくれます。今回は皮、つくね(タレ)となんこつ(塩)にしました。噛めば噛むほどにいい味が出てどれもおいしいです。特に皮はプリプリと弾力があり、気に入りました。
鳥勇
電話:03-3781-0096
住所:東京都品川区荏原3-5-11
http://www.musashikoyama-palm.com/rs/sp/detail/188
4.こみねベーカリー
焼き鳥屋に夢中になり一度通り過ぎましたが、戻ってきたのは「こみねベーカリー」。創業50年以上の老舗です。こみねベーカリーのウリはなんといっても種類豊富なあんぱん。一番人気のつぶあんぱんとこしあんぱんは1日1000個を売り上げることもあるそうです。ほかにもごまあんぱんや、うぐいすあんぱん、しろあんぱん、紫芋あんぱん、季節のあんぱんなどがありました。もちろんあんぱんのほかにもおいしそうなパンがたくさんありました。スタッフさんが気さくで話しかけてくれて納得いく買い物ができました。
今回はこしあんぱん税抜110円とごまあんぱん税抜110円にしました。小ぶりでおやつにぴったりな大きさです。パン屋さんのパンがこの値段で買えるのは嬉しいですね。
割ってみるとぎゅっとたくさんのあんこがつまっていました。一般的な量の3倍ほどあんこを入れてるそうです。なので最初から最後までしっかりと同じ味を食べられます。端に行くと中身が入ってなかった!なんてことがないのはいいですね。上品な甘さで、飽きない味わいにハマりそうです。
こみねベーカリー
電話:03-3783-2068
住所:東京都品川区荏原3-5-11
https://www.facebook.com/kominebakery/
5.bergamot(ベルガモット)
商店街から少し外れた場所にある「bergamot」は2018年12月にオープンしたフルーツ専門店です。フルーツコンシェルジュでもある店主さんが仕入れたフルーツを使ったジュースやフルーツサンド、パフェなどが食べられます。外観は植物を飾っていてまるで花屋さん。コンセプトが「フルーツアレンジメント」で花を選んで花束を作るように、フルーツを気軽に楽しめる店づくりにこだわっているそうです。ちょっと入りづらさはありますが、入ってみるとアットホームな店主さんが出迎えてくれますよ。
店内に入ると目の前にはフルーツサンドが陳列されています。メニューは季節によって異なるそうです。ギフトボックスもあり、プレゼントにもぴったり。お手ごろな価格なのも嬉しいです。
イートイン可能ですが、今回はおすすめのミックス税抜500円とチョコバナナ税抜350円をテイクアウトしました。ミックスはたくさんのフルーツが一度に楽しめるので欲張りさんにぴったり。チョコバナナは作り立てだったようでクリームが柔らかいからと保冷剤をつけてくれました。心づかいがとても素敵です。フルーツがとてもジューシーで、ホイップクリームが奥までぎっしりと塗られていました。このホイップクリームはその日のフルーツの種類や状態によって微調整をしているそうです。こだわりがつまっていますね。
bergamot(ベルガモット)
電話:03-5751-7770
住所:東京都品川区小山3-12-17
6.くいしんぼうの食卓
駅の方へ向かうとなんだかおいしそうな名前のお店「くいしんぼうの食卓」を見つけました。そこには、お弁当やおにぎり、季節の食材を使ったメニューや出来立てのお惣菜が並んでいます。おかずがもう1品なにかほしい!というときに便利です。
大皿に盛り付けられている料理は、自分の好きな分量を取り分けてレジに持っていき清算する形態です。種類が豊富で迷ってしまいます。盛りすぎるのが不安な方も大丈夫、あらかじめ個数で決まっているものもありますよ。
今回は食べやすいおーにぎり(明太子)税抜150円にしました。まだほんのり温かかったことに感動。大きすぎず小さすぎず小腹が減ったときなどにちょうどいい大きさです。明太子がはみでるくらいたくさん詰まっていて最後はご飯だけ…ということもなく楽しめました。
くいしんぼうの食卓
住所:東京都品川区小山3-24-2
https://www.kuishinbou-deli.com/
7.パークシティ武蔵小山 ザ モール
駅周辺に戻り、駅前にあるタワーマンションの低階層部分にある複合施設に寄りました。2019年にオープンしたばかりでテナントは順次開業されるそうです。飲食店や雑貨屋、薬局など約30店舗ほどオープンされます。
中央には「ザ プラザ」という広場があり、待ちのお祭りやイベントで使われる予定です。今の時期はオープンカフェとして利用できます。お店で買ったものを購入して食べればピクニック気分を味わえるかも。3階には「ザ テラス」という屋上庭園もあります。
パークシティ武蔵小山 ザ モール
住所:東京都品川区小山3丁目15-1
https://pcmk.jp/
8.La DOPPIETTA TOKYO PLUS
3階にのぼるとあったのは本店が熱海にあるジェラート専門店「La DOPPIETTA TOKYO PLUS」。ガラス張りになっていて開放感ある外観になっています。店内は青と白と黄色が使われていてイタリアや熱海の海をイメージしているんだそう。イートイン可能なのでゆっくりと食べられます。
入ってすぐ目の前においしそうなジェラートが常時10種類入れ替え制で並んでいます。右手にはお土産用のジェラートも売ってるので家でも同じ味が楽しめますよ。ジェラートはシングルとダブルは税込500円、トリプルは税込600円になります。
ジェラートのほかにスープメニューがあります。静岡の野菜をもっと食べてもらいたいという気持ちから加わったそうです。常時3種類用意していて、2種類のスープと雑穀米もしくは自家製窯焼きパンのセットをスープセット税込900円として提供しています。
今回はトリプルにして存分にジェラートを楽しむことに。
1番人気の「丹那ミルク」、スタッフおすすめの「ピスタッキオ(ピスタチオ)」、自分好みの「イタリアンチョコレート」にしました。ピスタッキオのみプラス税込200円がかかるので注意。どれも舌にまとわりつくほど濃厚でおいしかったですが、その中でもピスタッキオが気に入りました。これは、プラス税込200円を出す価値があります。丹那ミルクはさっぱりしていて食べやすく、イタリアンチョコレートはコクがある味でこの3つの組み合わせは個人的におすすめです。
La DOPPIETTA TOKYO PLUS
電話:03-6421-6150
住所:東京都品川区小山3-15-1 パークシティ武蔵小山ザ・モール3-D
https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131710/13247696/
9.Champ de Herbe(シャンドエルブ)
最後に入るお店はいつまでもきれいで毎日を楽しく過ごしたい女性に向けた、流行りのコスメやファッション雑貨を取り扱っている「Champ de Herbe(シャンドエルブ)」。日本初上陸のものが売っていたり、いるだけでも女子力があがりそうな気分に。ちょっとなにか小物がほしいというときにもぴったりです。
今回は日本初上陸した韓国のヘアオイルmoremo税抜1580円とヘアゴム税抜250円を購入。ヘアオイルは夏の紫外線でダメージを受けた髪の毛を労わってくれます。濡れた髪にも、乾いた髪にも使える優れもので、香りと伸びが良く癒されます。ヘアゴムはたくさん入ってるのでヘアアレンジが楽しめそうです。
Champ de Herbe(シャンドエルブ)
電話:03-6426-6600
住所:東京都品川区小山3-15-1 パークシティ武蔵小山ザ・モール2-D
武蔵小山駅さんぽはいかがでしたか。
今回は商店街と駅周辺をメインにテイクアウトが可能なお店を選んで紹介しました。
3密を避けて、リフレッシュしに行ってみてはいかがでしょうか。
ぜひ参考にしてみてください。
おさんぽのおさんぽのおさらい
武蔵小山駅→①武蔵小山商店街パルム→②茶寮ベーカリー→③鳥勇→④こみねベーカリー→⑤bergamot(ベルガモット)→⑥くいしんぼうの食卓→⑦パークシティ武蔵小山 ザ モール→⑧La DOPPIETTA TOKYO PLUS→⑨Champ de Herbe(シャンドエルブ)→武蔵小山駅
行程:1.7km
所要時間:21分+お買い物+ごはん
予算:5,000