程良いローカル「野方」で粋でお得なおさんぽ

先日母親から、「野方餃子」に一緒に行こうという誘いがありました。
私も野方によく行く友人からそのお店の噂を聞いていたので「行きましょう」と即答。ということで今回は、母と合流するまでの間、「野方駅周辺」をおさんぽすることにしました。どのスポットもカッコつけ過ぎていなく、肩の力を抜いて楽しめるユニークな場所でした。練馬や中野周辺に住む方々、近場且つ粋でお得なデートとしてアリかもしれませんよ!

今回のおさんぽルート

野方駅北口→①DAMOA ダモア →②吊り橋ピュン→ ③JAZZ MISTY CAFE →④野方餃子
行程:1.1km
所要時間:13分+買い物+休憩+食事
予算:¥3,000

1. 韓国食材、お酒、コスメ、ふらっと寄りたい「DAMOA」

駅の北口を出ると正面に見える「ふれあいの街 北原通り」。まずはこの辺りから散策してみましょう。

“あいにくの悪天候により写真が映えにくい日ではありますが、雨にも寒さにも負けず今日も行く。いざ参りましょう。”

北側に関しては事前にリサーチしていなかったので、とりあえずまっすぐ歩いてみました。表にお洒落なシャツが飾られた古着屋があったのですが一旦通り過ぎました、、、すると駅から100mほど歩いたところに、新大久保にありそうな韓国輸入品店がまるでコンビニのような雰囲気でございました。立地的に都心よりも入りやすくて良いですね。

“ラーメンの種類が豊富な予感がしたので入ってみることに”

BGMのノリノリのKPOPが、レイニーな気分を癒してくれます。コスメやおつまみ、調味料、お菓子、お酒など豊富に揃っていました。

“最近ネットフリックスで韓ドラを見た影響もあり、ラーメンを購入。「ラーメン食べにくる?」っていうセリフから恋が始まりそうですね。”

隣ではテイクアウトでおかずが買えるようです!トッポキやチヂミ、チキンなど皆様が想像するような物は大体何でもありました。キンパでも買っちゃおうかなと思ったのですが、本日は餃子が待っているので我慢。

DAMOA ダモア 韓国食品&韓国コスメ専門店
〒165-0027 東京都中野区野方6丁目30-1
営業時間:10:30~20:30
☎:03-6882-9543

2.これは何なんですか?と聞きたくなる物がたくさん「吊り橋ぴゅん」

予てから少し噂を聞いていた古着屋「吊り橋ぴゅん」が南口エリアにあるため駅の反対側へと移動します。駅へ戻り踏切を渡るとそこから先は「野方駅前商店街」。

「やっほーROAD」の入り口まで来たら、まだそこには入らず右に曲がり、道なりに歩きます。すると「野方文化マーケット」と書かれた怪しげな雰囲気の場所にたどり着きます。

奥にちらっと見える古着屋らしき場所へ進んでいきます。すると早速興味深いTシャツがございました。大丈夫でした。ここは全く怖くない!ポップでした。

外にある商品を少し拝見し店内へ。外の雰囲気とは対照的に感じ良い店員さんが歓迎してくれました。中は凄い品揃え!古着屋好きな私ですが、ここはユニークなアイテムがたくさんある唯一無二の古着屋かもしれません。80’sと90’sを中心に、活かしたアウターや日本と海外のバンドTが揃っています。また、海外から仕入れたファニーなアイテムやオリジナルプリントTシャツがたくさん積まれていて、よくわからない物は店員さんが楽しく説明してくれます。

私「2日酔いの日に着たら元気出そうなのがたくさんありますね!」
店主「良いですね!そのフレーズ使わせてもらいます!」
とのことでした。

吊り橋ぴゅん
〒165-0027 東京都中野区野方5丁目30-5
営業時間:月~金曜日 14:00~21:00
     土、日曜日 12:00~21:00
☎:080-3408-9162
https://www.instagram.com/tsuribashipyun/

3.休憩、作業、交流、いつでも入りたくなるCAFÉ

半袖で来てしまいさすがに寒くなったので、どこかカフェにでも逃げ込んでホットコーヒーを飲むことにしました。今回訪れてみて感じたのですが、野方にあるカフェや喫茶店はアットホームな雰囲気の店が多いです。そのためどこに入ろうか悩みました。先ほど通過した「やっほーROAD」に戻ってみると、奥にケーキのショーケースが見えたので近づいてみるとそのまま店の方へ吸い込まれてしまいました。

ショーケースを覗いていると、優しそうなマスターらしき方がやって来て「中のお席空いてますから、寒いのでよろしければどうぞ~」と声をかけてくださいました。ありがとうございます!

店内はどこか懐かしい喫茶店のような雰囲気で、以前は阿佐ヶ谷?に店を出していたようです。大きなスピーカーから渋いジャズが鳴り響いています。

お隣ではご高齢の方々がとても楽しそうに交流していました。夕飯の時は毎晩ビールを飲むらしい!お元気ですね!いえ、盗み聞きしてすいません!
インテリアなどに拘り抜いている喫茶店やカフェも好きですが、ここのように程良い具合のラフさがあると1人でも友達とでも入りやすくて良いですよね。更になんとこちら21時まで営業してくれているんです!

“ケーキセット(¥ケーキ+ブレンドコーヒー¥200)コスパ良し!肌寒くなってきたこの時期にホットコーヒーはぴったり。クリーム、キャラメル、スポンジが醸し出す程よい甘さによく合います。”

ケーキとお菓子以外にも食事のメニューがあり、化学調味料や高カロリーな味付けはせず素材の味を引き立たせて勝負しているそうです。音楽ライブなどを企画することもあるそうで、私はもうすっかりファンになったので行きつけにします。

JAZZ MISTY CAFE
〒165-0027 東京都中野区野方5丁目23-9
営業時間:9:00~21:00 ※定休日無し
☎:03-5356-6331
https://asagaya-misty.jp/about.html

4.平日から大人気 餃子専門店

もう少し散策しようかなと「JAZZ MISTY CAFE」を出る前にスマホを見ると、「野方餃子」へ向かってくれというメッセージが届いていました。ケーキ食べた直後に?と思ったのですが母上からの命令です。大人しく従うことにしました!ということで改めて北口方面へ向かって動き出しました。

最初に行った北原通りへと戻り、そのまま真っすぐ歩き新青梅街道に出て左へ曲がるとございました。まだ18半時ぐらいであいにくの悪天候でしたが、4名席は2カ所とも予約が入っていました。Uber eatsの人も頻繁に受け取りにやって来ていたことから噂通りの人気っぷりが伺えました。

“シンプルかつクールな店構えでございます。”

まずはシンプルな焼き餃子と青紫蘇餃子、瓶ビールを注文。※この青紫蘇餃子はこの後2度お代わりしました。こちらのお店の餃子はニンニクを使っていないとのことで、お好みでセルフで付け足すシステムになっていました。

店員さんのお勧めに従い、「お酢に胡椒を小さじ3杯」こちらを付けて実食。まず羽根つきの焼き餃子にかぶりつくと、サクッとした直後に凝縮された肉汁が口の中にたっぷりと広がります。挽肉と野菜の分量のバランスが良く、サッパリしていて酢胡椒によく合う味になっていました。野菜の香りを感じるあっさり目の餃子が好きな私としては最高でした!
続いての青紫蘇餃子は予想通り先ほどよりもサッパリします。なのでこちらは醤油がよく合いました!
麻辣担々水餃子、水餃子ではありますがこちらも肉汁を逃がしてはいけません。バクっと一口でいきました。麻婆坦々ソースとパクチーの相性が非常に良く、ビールとの相性は最高でした!

ニンニクを使用していないためか、たくさん食べても重たくなく、お話をするときも匂いを気にしなくて済みます。内装もお洒落なのでデートなんかにも良いかと。ごちそうさまでした!

おっと、つい長々と感想を綴ってしまいましたね!

野方餃子
〒165-0027 東京都中野区野方6-18-8杉山ビル1F
営業時間:月~金曜日
  11:30 – 14:30(14:10L.O)
  17:00 – 23:00(22:30L.O)
     土、日曜日、祝日
  11:30 – 23:00(22:30L.O)
TEL:03-3338-1747
https://www.nogatagyoza.com/company

まとめ

お昼過ぎから夕方にかけて野方をおさんぽしました。今回行った喫茶店や古着屋さんはもちろん、通りかかった店なども含め、程よくローカルな要素がありました。全体的にコスパも良さそうでしたので、背伸びせずに肩の力を抜いて楽しめるスポットが多いように感じました。居酒屋などまだまだ発掘しがいがありそうです。是非、少し遠い方も一度訪れてみてはいかがでしょう!

おさんぽのおさらい

野方駅北口→①DAMOA ダモア →②吊り橋ピュン→ ③JAZZ MISTY CAFE →④野方餃子
行程:1.1km
所要時間:13分+買い物+休憩+食事
予算:¥3,000

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さんぽに行ったライター

都内で活動中の自称マルチクリエイター チルに生きてます!