子どもといっしょにおしゃれタウンへ。表参道で見つけるちょっと早めのクリスマスプレゼント

子どもといっしょの休日を、みなさんはどのように過ごしているでしょうか。寒くなってきたこの季節、我が家ではクリスマスのプレゼント探しも兼ねて、4歳の息子と表参道に出かけてみました。実は表参道には、子どもと行けるスポットがたくさんあって、ママが楽しめる街でもあるんです。

今回のおさんぽルート

表参道駅→①Flying Tiger Copenhagen 表参道ストア→②銀座夏野 青山店→③クレヨンハウス オーガニックレストラン「広場」→④クレヨンハウス→⑤ココナッツグレン表参道店→⑥ZENKO 青山店→表参道駅

行程:1.6km
歩数:3000歩
所要時間:20分+食事、お買い物
予算:5000円ほど

各有名ブランドの路面店が軒を並べ、ファッションをはじめフードやカルチャーのトレンド発祥地でもある表参道。東京メトロの駅名でもありますが、246青山通りと交差している大通りの名称を「表参道」といい、明治神宮の参道として整備されていくなかで栄えてきました。

表参道駅はB3出口にエレベーターがあります。
Appleストア脇の「原二本通り」は「原宿二丁目本通り」という意味なんだそう。

階段でも大丈夫な方はA2出口から地上に上がると、Appleストアの目の前に出られます。そこから原二本通り商店街に入っていきましょう。

1カラフルなおもちゃとイベント向け雑貨が揃う

はじめに向かったのは、 お買い求めやすい価格の北欧雑貨が揃うお店「Flying Tiger Copenhagen 表参道ストア」。キッチン用品やファッション小物など、大人が使うものもたくさんありますが、子どもが飛びつくような個性豊かなデザインのおもちゃや文房具もいっぱい。

ひとつひとつ見ているだけであっという間に時間が過ぎてしまうくらいの品数です。

その中で、4歳男子が見つけたお気に入りはコレ。床に貼るとどこでも道路になる、幅広のマスキングテープです。道路柄のカーペットやピクニックシートよりも手軽で、自分の好きなように貼って街を作っていけるのでオススメ。

横断歩道や道路標識など、いくつか種類があります。
マスキングテープの上を走らせるミニカーもほしいところ。
木製で軽いのでお出かけにも。

ちいさな子だけでなく、小学生の娘が好きそうなものもありました。たとえば、個性的なこちらの商品。入っている石膏を壊していき、中の宝石やおもちゃのミイラを採掘する「発掘キット(300円+税)」! また、スニーカー型ペンケースは、靴と間違えてしまいそうなクオリティーです。

なぜこんな商品が……という謎のモノに出会える楽しさもアリ。

「Flying Tiger Copenhagen 」の素敵なところは、大人も楽しめること。
子どもと過ごすときって、子どもは楽しいけれど大人は……ということもありますよね。わたしも第一子の子育て真っ最中だったときは、とにかく子ども優先! 子どもさえよければ! って思っていたんですけど、第二子ともなるとこちらも図々しくなってきて、「えーっ、あそこはママがつまんないからやだなあ」なんて平気で言っちゃえるように。
“子どもにつきあう”のではなく、子どもも大人も楽しめるように過ごすことが、いい一日を作りだすのかなあ、なんて思っています。

キッチングッズはかわいいものからナチュラルなものまで。
そろそろ編み物がしたくなる季節。帽子を編めるキットもありました。

取材時はハロウィングッズが店頭に並んでいましたが、そろそろクリスマスに向けてがらりと商品が入れ替わります。プレゼントだけでなく、ツリーのオーナメントやクリスマスカード、クリスマスパーティに準備したい使い捨て食器などもチェックしてみてくだいね。

Flying Tiger Copenhagen 表参道ストア
東京都渋谷区神宮前4-3-2
03・6804・5723
営業時間 10:00-20:00
定休日 不定休
https://blog.jp.flyingtiger.com/

2毎日のごはんの時間が楽しくなるテーブルグッズ

今度はお向かいに。大きなお箸の看板が目立つ「銀座夏野」へ伺います。こちらはお箸をはじめとする和食器が揃うお店です。

一階の入り口を通り過ぎた奥にエレベーターがあります。

一階には大人向けの和食器が並び、子ども向けのものは二階の売場「小夏」へ。出産やお誕生日のお祝いなどにぜひ贈りたい漆塗りの食器や竹でできたフードトレイなどは、落としても割れにくく、子どもが扱いやすいと人気です。

名入れできる商品も多く、お箸は親子で同じ柄にしても。
山中塗りの器は薄く削られているのでびっくりするほど軽い。

桜の木でできた山中塗りの茶碗やお椀は熱伝導率が低く、外側を持っても熱くなりにくい造りです。桜は伐採量が少なくて貴重なので、ひとつは持っていたいものです。

うまくごはんを食べられるような年齢になったら、モノは落としたら割れて壊れてしまう、ということを肌身で感じられる陶器を取り入れるのも。「ごはんを食べる」という毎日の大切な営みを支える食器を、子どもの成長に合わせて見直してみるのもよいでしょう。

もう少し手軽に食卓に変化をつけたいときは、お箸置きを新調してみてはいかがでしょうか。子どもが大好きな新幹線や飛行機、たまご料理や野菜、動物など、さまざまな形のお箸置きはどれもかわいらしく、持ちはじめたばかりのお箸の扱いも楽しくなるかもしれません。

新幹線のお箸置きは乗せる動物を選ぶことができます。

子どもとのごはんは、「食べない」「遊んでしまう」など悩みを抱えているご家庭も多くあります。マナーも大切ですが、とにかく楽しい時間であることがいちばん。かわいい食器で食べることを楽しめたらいいですね。

【1F】銀座夏野 【2F】銀座小夏
東京都渋谷区神宮前4-2-17 青山夏野Rビル1F・2F
03・3403・6033(夏野)03・5785・4721(小夏)
営業時間 月~土 10:00-20:00 日・祝 10:00-19:00
※小夏は全日10:00-19:00
定休日 不定休
https://www.e-ohashi.com/

さて、ごはんの話をしていたらおなかが空いてきましたね。

表参道で子どもと食事ができるお店はさまざまありますが、つい足を運んでしまうのは「クレヨンハウス」の地下にあるオーガニックレストラン「広場」です。

ひらかれたテラス席とマルシェが海外のようで気持ちいい。

3野菜がおいしい! オーガニックのブッフェレストラン

「クレヨンハウス」は、子どもの本の専門店。作家の落合恵子さんが40年前にオープンして以来、子どもにはもちろん大人にも人気があるお店です。思春期にくりかえし読んだ「スプーン一杯の幸せ」(落合恵子著)をふと思い出して懐かしくなったりしつつ、まずはレストランに行ってみましょう。

野菜をふんだんに使ったお惣菜がいっぱいに並びます。

こちらのブッフェで食べられるのは、素材の味を生かしたお惣菜の数々。オーガニックの野菜そのもののおいしさもさることながら、調理方法がシンプルながら工夫を凝らしていて、いつ来てもうっとりしてしまいます。調味料の表記もあるので、真似して作ってみるのも楽しそう。

ずらりと並ぶシンブルなサラダから温野菜、メインディッシュに、玄米と五分づき米、お味噌汁が食べ放題。

この日のメニューは、秋川牧園の黒豚の天ぷらのメインを中心に、蒸したさつまいもや湯豆腐、きのこと昆布の佃煮など6種類のお惣菜でした。特筆すべきは、スパイスでマリネされた人参サラダ。蒸してから合えているのか、ほっくりとした人参は素材の甘みとスパイスの加減が絶妙で、何度もおかわりしたくなるほどでした。
また、この日は通常のブッフェでしたが、月曜日はベジタリアンデーで動物性のものが出ないメニューのみに、10、20、30日はグルテンフリーデーで、調味料も含め小麦を使わないお料理になります。

さつまいもはスイーツのように甘く、ベジマヨネーズでいただきました。
玄米とお味噌汁が大好きな4歳児には夢のような場所。

おいしいなあと思ったら、同じ食材を隣のマーケットで購入できるのも嬉しいところ。「クレヨンハウス」が契約する約40軒の農家さんのお野菜や、無添加の調味料、お菓子類、冷凍食品なども取り扱いがあり、グルテンフリーの米粉製品も豊富です。

ランチタイム(14時半まで)のあとのティータイムには、手作りのケーキも食べられます。季節の果物をたっぷり使ったケーキや、ボリューミーなシフォンケーキなどがショーケースに並びます。

取材日はかぼちゃのタルトやりんごのタタンなど、秋を感じられるメニューでした。

4とっておきの一冊と出会える本のお店

お腹がいっぱいになったら、一階の本のコーナーに上がってみましょう。

英語で書かれた絵本もたくさん。
出産祝いにしたり、オブジェのように飾ったりしてもいいですよね。

みなさんは子どものころ、どんな本を読んで育ちましたか。あまり本を読まなかった人も読書家な人も、「ぐりとぐら」のシリーズや、教科書に載っている「スイミー」など、ひとつは「懐かしい!」と思える本が見つけられるでしょう。

常設になっている「平和を考える」コーナーは、ぜひチェックしてほしい棚です。

絵本のほかにも、小中学生が読める児童書や保育者向けの読みもの、育児の本など、子どもにまつわる本が取り揃えられています。慌ただしい生活の中で読書の時間をとるのは大変かもしれませんが、子どもが寝静まった夜に本をひらくのも、秋を楽しむ方法。内緒のおやつと珈琲といっしょにページをめくってみましょう。

わたしはちいさな頃から本を読む以外の趣味がない……というほど本の虫だったのですが、本が苦手! という方は、短編集や児童書、絵本など、さっと読めるちいさなお話からスタートするのがおすすめ。お料理が好きな人は料理にまつわるお話を選ぶ、というふうに、好きなテーマから探すと楽しく読めますよ。

本はすべて店内にある机で読むことができます。読んでみて好きなものを選ぶのも。
乗り物の本だけをまとめたコーナーで、来るたびに一冊購入、というのも◎。

子どもにどんな本を読んであげたらいいかわからないという方は、「クレヨンハウス」のスタッフさんに相談してみましょう。また、子どもに任せるのも、なかなかおもしろいセレクトをしてきて、かけがえのない一冊になるかもしれません。

それではここで、わたしのおすすめを三冊ピックアップしてみましょう。

「おおきなおおきなおいも」(赤羽末吉さく・え)
ダイナミックな絵が子どもに喜ばれる、おいもがおいしい季節ならではの物語。
「はじめてのキャンブ」(林明子さく・え)
ちいさな子が大きな子に混じってキャンプに行くお話は、キュンとする一冊。
「泣いた赤おに」(浜田廣介さく)
ロングセラーの絵本ですが、大人になってから読むと一味違う感じ方ができる本。

それではつづいて二階へ。
こちらは子どものおもちゃを扱うフロア。木製の積み木やままごとセット、ライヤーやグロッケンといった楽器、ボードゲームなど、クレヨンハウスならではのアイテムが揃っています。

ところどころに遊べるスペースがあり、子どもたちはここでおもちゃをお試し。

完成しているおもちゃ以外にも、手仕事で使うミツロウや羊毛、ウォルドルフ人形の制作キットなど、手作りを手伝ってくれる品も。ルドルフ・シュタイナーが提唱する“シュタイナー教育”でよく扱うシュトックマー社のミツロウ粘土やクレヨン、水彩道具も揃っています。
これからはクリスマスツリーやオーナメントが並び、プレゼントを選ぶ場所には最適です。

ハッカのようなすっとした香りのするミツロウでできたクレヨン。
ちいさな子でも握りやすいブロックタイプも人気。

3階には、女性向けのスキンケアグッズや肌着、本などが並んでいます。各階を満遍なく堪能したら、そろそろ次へ向かいましょう。

クレヨンハウス
東京都港区北青山3-8-15
03・3406・6308
営業時間 11:00-19:00(土・日・祝日10:30~19:00)
レストラン「広場」は平日 11:00~(L.O 21:30)、
土日祝 10:30~(L.O 21:30)
野菜市場は10:00~20:00
定休日 年中無休(年末年始をのぞく)
http://www.crayonhouse.co.jp/

5乳製品アレルギーでも食べられるアイスクリーム

おやつを食べに向かったのは、「ココナッツグレン表参道店」。今年7月にハワイから日本へ上陸したばかりの、新しいアイスクリーム屋さんなのです。

アイスクリームのほかにココナッツのラテなども。

こちらのアイスクリームは、オーガニックのココナッツクリームをベースに作られていて、すべて無添加で乳製品不使用のもの。マウイの風を感じるようなかわいらしい店内で、早速いただきましょう。

ココナッツのボウルに入っているのがフォトジェニック!

こちらがココナッツクリームでできたアイス。濃厚でコクがあり、乳製品が入っていないとは思えない満足感です。アイスのフレーバーは7種類あり、手前がピスタチオ、左側にオリジナル、右はチョコレート(3Scoops 税込700円)。乳製品のような重たさがなく、すっきりとした甘さで、ときおり感じるココナッツチップのカリッとした食感が嬉しいおやつです。

ココナッツグレン表参道店
東京都渋谷区神宮前5-11-7
03・6452・6275
営業時間 11:00-19:00
定休日 年中無休(年末年始をのぞく)
https://coconutglens.jp/
テイクアウトも可。お店から3km県内はUber eatsでのお届けも。

おいしくいただいたら、次の場所までぶらぶらと歩きながら向かいましょう。
表参道は目抜き通りだけでなく、裏道にもお店がたくさんありますから、どの道を通っても楽しいおさんぽができますよ。

こんな都会にも団地があってびっくり。
有名な秀和シリーズ。建物に注目しながら進むさんぽもおもしろいですよね。
こちらは八百屋さん。こんな風景も都会で見られるんですね。

6○○○に乗ってカットしてもらえるヘアサロン

最後に向かったのは、この界隈では外せないスポット、ヘアサロンです。この界隈は兼ねてからヘアサロン激戦区と言われ、今も多くのサロンがあります。フードやファッション同様に、この街で働くスタイリストさんたちは洗練されていて、トレンドに敏感。
そんな素敵な街に、子ども専用の個室があるヘアサロンを見つけました。

お座りできる子はひとりで。抱っこの子は抱っこ用のケープがあります。

やんちゃなさかりの4歳児でも大人しくカットさせるのはなぜか……、それは子ども用のスタイリングチェアに秘密があります。

実は、ケープの中はこうなっていました。なんと車型の椅子に座ってカットしてもらえるのです。じっとしていられない時間も、これならレーサー気分で楽しめて、帰りたくなくなるほど。

DVDを見ながらゆっくりカットしてもらうことができます。もちろん見たいのはカーズ。

こんなふうに個室になっているので、ちょっと騒いでしまっても安心です。横には大人も一緒に施術してもらえるカット台がありますから、家族で来るのもいいですよね。ヘアサロンは年末になるに連れて忙しくなってしまうので、今のうちにご予約を。

ZENKO 青山店
東京都渋谷区神宮前5-50-3アーバンテラス青山3F
03・3797・0721
営業時間 11:00-22:00
定休日 火曜日
http://www.zenko-hair.com/

さて、これで今回のおさんぽはおしまい。表参道では、今年も11月28日からイルミネーションがはじまります。街中が賑わうようすを楽しみながらおさんぽしてみてくださいね。

おさんぽまとめ

表参道駅→①Flying Tiger Copenhagen 表参道ストア→②銀座夏野 青山店→③クレヨンハウス オーガニックレストラン「広場」→④クレヨンハウス→⑤ココナッツグレン表参道店→⑥ZENKO 青山店→表参道駅

行程:1.6km
歩数:3000歩
所要時間:20分+食事、お買い物
予算:5000円ほど

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さんぽに行ったライター

料理家・ライター。 出版社に勤務したのち、フリーライターに。食をテーマにした記事やグルメ取材、食品パッケージのコピーなどの執筆のほか、レシピ開発やフードスタイリングにも携わる。ロケ弁やケータリングフードを作る「オウチゴハンヤ」も時おり開業。自作のオススメ料理は野菜を使ったお惣菜。カヌレやシュトレンなどのお菓子やパンを焼くのも好き。4歳と12歳の母でもある。