木材と倉庫街に隠れる魅力発見!おひとりさまも充実。~新木場さんぽ~

こんにちは。相変わらず落ち着かない日々ですがいかがお過ごしでしょうか。
カフェ巡りやお散歩が好きな私は、様子を見ながら街に出てみたり引きこもってみたり。なかなか自分のペースを保てていませんが、お出かけの際には少し視線を変えて楽しむようになりました。いつもなんとなく素通りしてしまう場所や景色、場所の使い方など、せっかく息抜きするならたっぷり楽しみたい!そんな思いで今回のおさんぽコースを考えてみました。
あまり歩きすぎず、でも自分を満たせるような時間をお過ごし頂ければ嬉しいです。素敵なおさんぽタイムの参考になりますように。

今回のおさんぽルート

①新木場駅→②ウッドショップもくもく→③casica→④soko station 146→⑤ホテルメッツ東京ベイ新木場
行程:約1.2km
歩数:約3,000歩
所要時間:30分+ごはん・カフェ・買い物時間
予算:3,000円

【1】新木場駅

1888年(昭和63年)有楽町線の新木場駅が開業しました。
新木場はかつては材木の町として賑わいを見せていた江東区の木場から移転してきた木材・合金を中心とした企業が密集しています。貯木場の近くの製材工場からは製材の木の香りが漂っています。木の香りが漂ってくることから、「かおり風景100選」にも選定されています。

(※かおり風景100選(かおりふうけいひゃくせん)は、2001年(平成13年)10月に環境省が日本各地の自然や生活、文化に根ざした香りのある地域を全国から募集し、応募された600件の中から100件を選定したものです)
木の香りだけでは無く、駅を降りてからも緑が多く季節の植物の香も楽しむことが出来る場所となっています。

新木場駅
〒136-0082 東京都江東区新木場1丁目
電話:03-3521-4971

【2】ウッドショップもくもく

1947年創業のお店。当時高級木造住宅づくりに欠かせない床柱・床の間材・天井板など銘木材の卸売りをしていたそうです。1976年、東京都江東区新木場に本社移転後、「木をカットして売ってほしい」という一般のお客様のご要望に応え、1985年、銘木の卸売りに加えて、彫刻材などの小売販売スタート。

2006年新社屋が完成し、より一層「木」に特化した専門店としてリニューアルオープンしました。なんと100種類以上の木材を販売しています!おうち時間が増えた今だからこそ、本当にお気に入りの素材でDIYをしてみたいと創作意欲が湧きますね。

木の量り売りや、塗料も売っているので作りたいイメージが膨らみます。
実は毎週ホームセンターに行くほどのDIY好きの私ですが、木材専門とだけあって品揃えに驚きました。通うこと間違いなしです。

ウッドショップ もくもく
住所:〒136-0082 東京都江東区新木場1丁目4−7
電話: 03-3522-0069
営業時間:10:00~18:00
定休日:月・火

【3】casica

「生きた時間と空間を可視化する」をコンセプトに、 コンプレックス・スペース「C A S I C A 」家具やプロダクト、アートやデザイン、職人や工房、食、健康、映像、声など、多様な時代/地域/人によって生み出され、これまで同じ空間で扱われてこなかったモノゴトが集まる未知の感覚を、新鮮なスタイリング空間として可視化されています。

時代や価格、国や民族にとらわれず、モノの魅力を再考し再構築するショップ。13mの吹き抜けがある小さなギャラリー。世界の料理に薬膳を取り入れ心身をおいしく整えるカフェ。

古家具の調査研究から修理、現代版へのリプロダクトまでを行うアトリエがあります。木材の街、新木場から新たな木にまつわる プロダクト/プロジェクトを発信している空間です。

お昼ごはんはこちらのカフェで。
人気料理ユニット「南風食堂」の三原寛子さんプロデュースによる、薬膳やアーユルヴェーダの考えをベースに、心身をおいしく整える料理を提供しているArkhē kitchen。

ランチは、7種類のメインからお好きなものを1種類を選べ、Arkhē apothecaryの出汁を使用した具沢山のお味噌汁や日替わりの副菜、オリジナルグラノーラが添えられた定食スタイル。
他にも、薬膳カレーやベジタリアンカレー、乾物や漢方食材を掛け合わせたオリジナルのお茶などを提供。訪れるたびに新しい味との出会いを楽しめます。

植物達が一望できる一番奥の席がおすすめ。ピントをカレーに合わせるか、植物に合わせるかとっても悩むほど心地の良い場所。心身ともに開放されていきます。

その他、店内には食にまつわる多くのアイテムが販売されています。長く使う日常的なものこそコンセプトを持って生まれた物をを大切に長く使いたい。という気持ちになるアイテムばかり。今回は、家庭菜園を始めた自分に収穫用の籠を購入してみました。皆さんは日常のこだわりアイテム何かありますか?

casica
住所:〒136-0082 東京都江東区新木場1丁目4−6
電話:03-6457-0826
営業時間:11:00-18:00
定休日:月

【4】soko station 146

CASICAのお隣に、2020年11月にオープンした.ART GARALLEY&cafe 。
都内では珍しい、三角屋根と黒のアイアン、エイジドコンクリート、手塗り漆喰壁。
撮影やイベント、キッチンスタジオなど場所貸しとして、さまざまなクリエイティブな空間に使用できるそうです。

カフェにはコーヒーの他にパウンドケーキやホットドックもあり、ランチ利用にもオススメです。この日はランチ後だったので、コーヒーを飲みながらやりたいことリストを作成しました。カフェマニアな私ですが、私にとってカフェという場所は「いつかやろう!と思っていたことを実行に移せる場所」(本当はおうちで出来ればいいのですが・・・)家ではダラダラしてなかなか手につかないことが何故かさくさく進む大切な空間なのです。

このギャラリーでは定期的にアートやアパレルなどの展示販売もしていて、いつ訪れても発見の多い空間になっています。広々空間に漂うコーヒーやケーキの香り、本当に癒しでした。
なによりも本当にコーヒーが美味しかったです!よくカフェでコーヒー豆を選ぶときに、ナッツの風味~やベリーのような酸味などと特徴を例えて教えてくれるのですが、本当に教えてもらった通りの香ばしい香りを楽しめたのは初めてでした。
わざわざ三軒茶屋から焙煎したこだわりの豆を仕入れているそうです。

soko station 146
住所:〒136-0082 東京都江東区新木場1丁目4−6 2F
電話:03-6457-0084
営業時間:11:30-18:00
定休日:月・火

【5】ホテルメッツ東京ベイ新木場

このご時世ならではのデイリーユース(日帰り)利用にとってもオススメのこちらのホテル。
テレワークのお客様やちょっとした一人時間に1度利用するとすっかり虜になります。JR東日本ホテルメッツは、 飾らない上質をテーマに、 訪れるお客さまの快適を第一に考えたホテルで「不足なものも余分なものもなく、 必要にして十分なものが高い品質で揃っている。 心と体はストレスから解き放たれ、リセットされる。」空間となっています。

実は東京で働く女性の65%がひとり行動好きで、70%以上が一人レジャーを経験しているそうです。そんな私もおひとりさま常連で、レストランの予約も1名でするほど上級者(?)です。最近のテレビドラマでも流行っている「ソロ活」今後ますます目が離せないキーワードとなりました。

入り口からすでにオシャレですよね。気分も高まります。

まず、入り口からセルフチェックインが出来、誰にも気を使うことなくお部屋へ入ることが可能です!これもおひとりさまには嬉しいポイントですよね。お部屋に入ると木材の町ならでは「木目の色調を中心としたあたたかみのある客室」がお出迎え。特徴的な大小の出窓はベンチやデスクの役割を担っており、窓際で作業をするのもオススメです。

こちらの入浴剤もアメニティのひとつ。ほっと一息バスタイムなんて如何でしょうか。
たまには大きなお風呂でゆっくりとする時間もまた贅沢を味わえます。
更に、シアター付きのお部屋まで。これは仕事での滞在は手につかなそうです。。。
ゆったりプチ贅沢休日に使いたいですね。

1Fには『日常のなかに、特別なひとときを。』をコンセプトにしたカフェ「麹町珈琲」が併設されております。
こだわりのコーヒーと、至福のふわふわスフレパンケーキなど、多彩なメニューが楽しめるカフェになっています。コンセント付きの席もあるので、お部屋とカフェを行ったり来たい気分で使い分けるのも良いと思います。

ホテルメッツ東京ベイ新木場
住所:〒136-0082 東京都江東区新木場1丁目6−1
電話: 03-3522-0711
定休日:無
※日帰りプラン:8:00~24:00の間で8時間滞在可能。

町の写真館

春先ということもあり、沢山の植物も楽しめたお散歩でした。
足元をみたり、見上げてみたり、素敵な景色をお裾分けです。Googleレンズという機能を使って花の種類を調べることが出来ます。是非、写真を撮りながら楽しんでみてくださいね。

道端に散っていた桜。このあと押し花にしました。
ワスレナグサ。
ハナビシソウ。
セイヨウトネリコ。

おわりに・・・

今回は少しマニアックな「新木場エリア」をご紹介させて頂きました。
もともと、駅のポスターで知ったこの町の「木材の歴史」。調べれば調べるほど魅力でいっぱいでした。まだまだ堂々と外出も出来ませんが、心身ともにリラックス出来る場所を求めてお散歩できる素敵な場所です。また、人も比較的少ない印象でしたのでリピートすることを心に誓いました。このご時世になってから、自分を自分で満たすことの大切さをとても実感しています。オンとオフの切り替えがなかなか出来ない人も多いのではないでしょうか。そんな時、少し時間を使って、おひとりさま体験してみませんか?新たな発見とリフレッシュで今を乗り越えたいですね。

今回のおさらい

①新木場駅→②ウッドショップもくもく→③casica→④soko station 146→⑤ホテルメッツ東京ベイ新木場
行程:約1.2km
歩数:約3,000歩
所要時間:30分+ごはん・カフェ・買い物時間
予算:3,000円

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さんぽに行ったライター

【じゆうでていねいな暮らし】 食と花がすきで、小さな体と小さなおうちですがシンプルに好きな物だけを取り入れた日常を送っています。