【横浜・中華街】で人気グルメ、茶藝、アジアン雑貨をショッピング…etc.。1日満喫オリエンタルさんぽ

いつも「さんぽるじゅ」を読んでくださっている皆さま!なんと今回の【横浜・中華街さんぽ】は、100回目のおさんぽですよ~♡
さて、記念すべき100回目のおさんぽは、デートや観光の大定番スポット「横浜」。歴史ある建築とフォトジェニックなステンドグラスにうっとり♡中華街では、ライターNのおすすめグルメをご紹介♪茶藝文化に触れたり、アジアン雑貨の可愛さに魅了されたり…etc。オリエンタルな雰囲気が楽しめる【横浜・中華街さんぽ】へ出発です!

今回のおさんぽルート

日本大通り駅 1番出口→①横浜市開港記念館→②緑苑→③tef-tef→④南粤美食→⑤横浜マリンタワー→元町・中華街駅 4出口

行程:2.1km
歩数:3,992歩
所要時間:25分+お茶、お買い物、ご飯
予算:5,000円

デートにもぴったり♡おさんぽの始まりは美しいステンドグラスから

おさんぽのスタートは、みなとみらい線「日本大通り駅」1番出口から。駅を出て県庁前の交差点を挟み、斜め向かいに見えるのが、“ジャックの塔”の愛称で親しまれる「横浜市開港記念館」です。

“外国のような赤色の外壁が可愛い!レンガと花崗岩で出来ているそう”

横浜港開港50周年を記念して1917年に建てられた「横浜市開港記念館」は、国の重要文化財に指定されています。

“ジャックの塔”こと「横浜市開港記念館」、“キングの塔(神奈川県庁本庁舎)”、“クイーンの塔(横浜税関庁舎)”と合わせて“横浜三塔”と呼ばれていて、カップルで巡ると結ばれるとも言われているんですって♡

横浜らしい西洋風の建築を眺めるだけでも楽しい「横浜市開港記念館」ですが、見どころは何といっても美しいステンドグラス!

“左/中央階段の壁にあるもの。時間を忘れて見とれてしまいます
右上・右下/こちらは2Fのホールにあるステンドグラス。扉の向こうは資料室です”

特に有名な中央階段にある大きなステンドグラスは、ペリー提督が来航した時の風景を描いたもの。関東大震災で一度失われたものの、復元にあたり忠実に再現されているそうです。ステンドグラスに陽光が差し込んだ様子はとっても綺麗なので、明るいうちに行くのがオススメ!

会議室や講堂には月1回の一般開放日しか入れませんが、廊下や資料スペース、ステンドグラスは10:00~16:00なら誰でも見学が可能です。是非おさんぽの最初に訪れて♡

横浜市開港記念館
神奈川県横浜市中区本町1-6
☎︎045・201・0708
見学時間 10:00-16:00
※講堂や会議室は月1回の一般公開日にのみ見学可能
休館日  毎月第4月曜(祝日・休日のときは翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)
http://www.city.yokohama.lg.jp/naka/kaikou/

🐾

日本大通りを進み「横浜地方検察庁」の角を右に曲がると、石畳の歩道にオープンテラスのカフェが。カラフルなお花も植えられていて、まるでヨーロッパにいるような街並みが広がります。

“ゴミ1つ落ちていない綺麗な道。お花もよく手入れされているのか、まったく枯れていません!”

ゆったりとした空気が流れる通りを優雅な気分でおさんぽしていると、「横浜公園」を正面に見て左手に、中華街にある9つの門のひとつ「玄武門」が見えてきました。ここから中華街に入っていきましょう♪

ハマっちゃうかも!? 時間を忘れてゆっくり楽しむ茶藝文化

「玄武門」から中華街に入り、まっすぐ歩くとまた「中華街」の文字を発見。

この門は「善隣門」といって、中華街のメインストリート・中華街大通りへ入る門。中華街大通りには有名な「崎陽軒」の直営店などもあり、中華街の中でも特に観光客で賑わうエリアです。吸い寄せられそうになりますが、この門の手前の道を右へ入りますよ~!

”左下/明るい色を記帳とした外観。初めてでも入りやすい♪
右上/壁面にディスプレイされた茶壺。圧巻です
左下/変わった形のディスプレイ棚を発見!
右下/沱茶(とうちゃ)と呼ばれるモンゴルのお茶なんかもありました”

やってきたのは中国茶専門店「緑苑」。1Fの販売スペースには中国から取り寄せた最高級茶葉が並びます。有名な高級中華料理店「聘珍樓(へいちんろう)」もひいきにしているんだとか!

”今日のお目当ては、2Fのカフェスペース「茗香閣(めいこうかく)」♪”

中国茶を一番おいしい状態で楽しむなら、お店の2Fにある「茗香閣(めいこうかく)」へ。ここでは、日本中国茶普及協会の理事であるオーナーがセレクトした良質な茶葉を、工夫茶(ゴンフーチャー)という本格的な茶藝スタイルで頂けるんです!

“左上/今回頂く「凍頂烏龍茶」のセット。初めて見る茶器ばかりでわくわく!
右上/お茶を淹れる前に、お湯を湯呑に入れて温めます。中国茶を美味しく頂くための茶藝は奥深い!
左下/急須に茶葉をセットして、そっとお湯を注いでいきます。
右下/最後の一滴まで出し切るために、90°に傾けて待ちます”

茶葉の種類が沢山あって迷いますが…人気No.1だという最高級茶「凍頂烏龍茶(税込2,000円)」を頂くことに!今回は特別に、オーナーの周さんが淹れてくださいました♪ ※通常はスタッフの方が1煎目を淹れた状態で提供されます

”あらかじめお湯であたためた茶器のおかげで、ゆっくり飲んでも冷めません!”

中国茶を飲む時は、まずお茶の色を楽しみます。美味しそうだからってすぐに飲むのはNGです(笑)。深呼吸をするように深く香りを吸い込み、口に含みます。舌の上にお茶を乗せてゆっくりと飲みこむことによって、口の中全体で茶葉の香りを楽しめるんだとか。やってみると…「凍頂烏龍茶」のほんのり甘い香りが広がります♡

「同じ茶葉で3煎目ぐらいまで楽しめるので、時間のある時に訪れてゆっくり過ごすのがオススメですよ」と周さん。

中国茶の淹れ方教室も開催しているそう(1時間・平日¥2,500〜、土日¥3,500〜/要予約)。取材に伺った日も、団体で参加されていましたよ!茶藝文化に興味を持った方は、是非参加してみて。

緑苑
神奈川県横浜市中区山下町220 緑苑ビル1F/2F
☎︎045・651・5651
営業時間 12:00-20:00
定休日  不定休
http://ryokuen.wp.xdomain.jp/

中華街のアイドル犬が目印♡大人可愛いアジアン雑貨店

「緑苑」で茶藝文化に触れたあとは、「横浜関帝廟」のある関帝廟通りへ。30秒ほど歩くと、可愛いワンコを発見♡

“ぬいぐるみのような可愛さに釘付け!通る人は必ずといって良い ほど足を止めていました”

触りたくなるようなモコモコボディとクリクリした瞳が可愛い、ジョビン君とロコちゃん。彼らが看板犬を務めるのは、アジアの雑貨や衣料品をメインに扱うSHOP「tef-tef」です。

“中国、タイ、ネパールを中心に買い付けに行くそうです。ヤギ皮で作られたポーチなど、珍しいアイテムも!”

中に入ってみると、色とりどりのバッグやアクセサリー、洋服などがズラリ。アジアン雑貨って実際に使うとなるとシーンを選びそうだなぁ…というイメージがあったけれど、こちらでは“上品なアジア”をコンセプトにしているとのことで、普段使いがしやすそうなアイテムばかり!

”ネパール旅行に行ったオーナーがアジアン雑貨の可愛さに魅了され、2007年に「tef-tef」をOPEN。”

ネパールで買い付けてきたカラフルなバッグは壁一面にディスプレイされていて、エキゾチックな店内をあれこれ見ているだけでも楽しい♪ 竹の持ち手が涼しげな丸い形のバッグは夏に大活躍しそう!

“左上/「BONBONネックレス」は税込1,200円~。
右上/ネパールのための募金箱はお店の前に設置されています。要Check!
左下/ジョビン君とロコちゃんも「BOONBONネックレス」を愛用♡
右下/募金活動は「横浜市営地下鉄沿線新聞」でも取り上げられたそう“

2015年に発生した“ネパール大震災”。3年たった今でも、いまだ復興が進まず現地で暮らす多くの方が不自由な生活を送っているそうです。「tef-tef」では「BONBONネックレス(税込1,200円~)」の売上の一部や、ジョビン君&ロコちゃんと記念撮影をした方に寄付を募って、まとまった金額になったら、毛布やマラリア対策の蚊帳などを調達し、現地に贈っているそうです!

それから、看板犬として頑張っているジョビン君とロコちゃんにも何かご褒美を…というお客さんの粋な計らいで、おやつ代をカンパする箱も用意されています(笑)。
訪れた際には、是非2つの箱にお気持ちを入れてくださいね♡

tef-tef
神奈川県横浜市中区山下町166
☎︎045・663・3941
営業時間 11:00-19:00
定休日  毎週水曜・第3火曜
http://www.tef-tef.cc/

🐾

「tef-tef」がある関帝廟通りには、その名の通り「横浜関帝廟」という三国志の英雄“関帝”を祀る廟があります。“関帝”は商売の神様とも呼ばれているそうで、財運アップのご利益もあるとのこと!忘れずにお参りしてくださいね♪

“左上/日本の神社とは違って、装飾が豪華な門
右上/獅子を模った石獅(せきし)。日本の神社でいう狛犬です
左下/屋根にはカラフルな龍。なんとガラス細工で作られているんだって
右下/関帝の略歴が記されています。三国志のお勉強にもなります!“

売切れ必至メニューを求めて。知る人ぞ知る小さな中華料理店

たくさん歩いてお腹はペコペコ。そろそろ美味しいランチが食べたくなってきました!食べ歩き用に販売されているゴマ団子や肉まんの誘惑を振り切りながら、関帝廟通りを進みます。中華料理店「蓬莱閣」の角を左に曲がり、中華街大通りを突っ切れば…お目当ての店「南粤美食(なんえつびしょく)」に到着!

“真っ赤な壁と黄色い看板が目印!「ローズホテル」の目の前です”

店名にある”粤”という漢字は、中国の広東省を指すそう。ここでは、広東省出身の店主が作る広東料理を、まるで現地のようなアットホームな雰囲気の店内で頂けます♪横浜中華街に220軒以上もある中華料理店ですが、「南粤美食」のお料理は他店のシェフが絶賛するほどのクオリティなんです!

「南粤美食」に来たら必ず食べたいお目当ては「丸鶏の塩蒸し焼き(半羽:税込800円/一羽:税込1,600円)」。店主の故郷の味だそうで、売切れ必至の人気No.1メニューです!

“左から時計回りに 「丸鶏の塩蒸し焼き(半羽・税込800円」 「香港海老雲呑麺(税込980円)」 「豚モツと野菜の炒め(税込1,800円)」

「丸鶏の塩蒸し焼き」は思ったよりも食べ応えのある触感。噛めば噛むほどお肉の味が感じられます。これはお酒にも合いそう!

他にも美味しいと評判の「香港海老雲呑(税込980円)」と、お母さんがオススメしてくれた「豚モツと野菜の炒め(税込1,800円)」をオーダー。二人でシェアするのにちょうど良い量です!

「香港海老雲呑」はプリプリの海老が食べ応え抜群!「豚モツと野菜の炒め」は、モツとは思えないほどアッサリしています。モツがあまり得意でない私でも美味しく食べられました♪

南粤美食
神奈川県横浜市中区山下町165-2 INビル
☎︎045・681・6228
営業時間 平日  11:30-15:00/17:00-23:00(L.O.22:00)
     土日祝 11:30-23:00(L.O.22:00)
定休日  不定休
http://www.chinatown.or.jp/shop/%E5%8D%97%E7%B2%A4%E7%BE%8E%E9%A3%9F/

昼でも夜でも楽しめる◎今日のおさんぽを振り返るのにベストな「横浜マリンタワー」

お腹が満たされたら、いよいよおさんぽの締めくくり。今日おさんぽした「横浜」を一望出来る絶景スポットへと向かいます!
中華街東門を出てまっすぐ歩くと、「山下公園」にぶつかります。公園沿いに右へと進めば…見えてきました!「横浜マリンタワー」です。

“横浜港に隣接する「横浜マリンタワー」。かつては灯台としても機能していたそう”

受付で展望フロアのチケット(大人:税込750円)を購入したら、エレベーターで一気に30Fへ!ガラス張りのエレベーターなので外が見えてちょっぴり怖い(笑)。

高さ94mの展望フロアからは、「横浜」のランドマークを一望することが出来ます。
横浜港の向こうには「東京スカイツリー」や「東京タワー」が見える日もあるそうですが、この日はあいにく霧で見えず…残念!
海を眺めるだけでも充分綺麗なので、「さっきはあの辺りを歩いたな~」と今日のおさんぽを振り返えるのも楽しそう♪みなとみらいの夜景も見えるので、夜もオススメですよ!

横浜マリンタワー
神奈川県横浜市中区山下町15
☎︎ 045・664・1100
営業時間 展望フロア 10:00-22:30(最終受付22:00)
定休日  不定休
http://marinetower.jp/

 

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今日の【横浜さんぽ】はここまで。いかがでしたか?今回は中華街を中心に、オリエンタルな雰囲気が漂うスポットを巡りました。
「横浜」にはビールやアイスクリームなど、発祥の地とされているグルメが沢山あります。食パンもその1つだと言われていて、日本で初めて食パンを販売した「ウチキパン」や、パン好きのあいだでは有名な「ブラフベーカリー」など、人気のベーカリーが多い街でもあるんです。次に「横浜」をおさんぽするときは、ベーカリー巡りをするのも楽しそう♡

これからも「さんぽるじゅ」では、色々な街をおさんぽします!皆さまが知らなかった街の魅力をお伝えしていきますので、お楽しみに(=゚ω゚)ノ

おさんぽのおさらい

日本大通り駅 1番出口→①横浜市開港記念館→②緑苑→③tef-tef→④南粤美食→⑤横浜マリンタワー→⑥<番外編>しょうゆきゃふぇ→元町・中華街駅 4出口

行程:2.1km
歩数:3,992歩
所要時間:25分+お茶、お買い物、ご飯
予算:5,000円

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さんぽに行ったライター

歩くの大好き、おいしいもの大好き、あと北欧のデザインも大好き。お酒とカレーがあればどこへでも飛んでいきます。商店街でお肉屋さんを見つけたら必ずコロッケを食べるのが、自分的おさんぽルールです。