【住吉~菊川】さんぽ。都立公園に神社、歴史や文化をまるっと堪能!

東京江東区にある「住吉」。周辺には錦糸町や両国、亀戸など東京の下町を代表するエリアが数々あるため、あまりこのエリアまで足を延ばしたことがある人は少ないかもしれません。しかし実は、都立公園や神社、意外な歴史を学べる博物館など、歩けば見どころを続々発掘できるんです。今回は、そんな住吉エリア周辺のおさんぽを楽しんできました!

今回のおさんぽルート

住吉駅→①都立猿江(さるえ)恩賜公園→②猿江神社→③菓子工房福どら 住吉本店→④名刺と紙製品の博物館 〜SAKURA TERRACE〜→⑤長谷川平蔵・遠山金四郎屋敷跡→菊川駅

行程:3.0km
所用時間:38分
予算:1,000円+交通費

おさんぽは、東京メトロや都営新宿線が乗り入れる住吉駅からスタート!梅雨シーズンですが幸いにも雨は降っておらず、おさんぽ日和。のんびりと散策してみます♪

【1】都立猿江(さるえ)恩賜公園

まずやってきたのは、駅からわずか1分ほどの場所にある「都立猿江(さるえ)恩賜公園」。「新大橋通り」をはさんで、北園・南園に分かれています。

この公園は、大正13年に昭和天皇の成婚を記念して、現在の公園の南側にあたる地区が明治政府から東京市に下賜されたのが始まり。その後、昭和7年に「旧猿江恩賜公園」として開園し、昭和58年に現在の姿になったそうです。

筆者が歩いたのは北園。入口の花壇には、色とりどりの花が咲いていて、早くも癒やされモードに♪

園内を歩いていると、スカイツリーがはっきりと見えました。

広々とした園内は、駅近くとは思えないほど緑豊か!ベンチがところどころに置いてあり、休憩する人の姿がぽつぽつと見えました。運動できる広場や子ども用の遊具もあり、伸び伸びと身体を動かせそうです。

のんびり歩いていると、時計台や池などが現れました。天気がよければ、時計台の下の芝生でピクニックしてみたい♪

敷地は広いですが、景色が変わっていくので見飽きることがありませんでした。

池の周りには「梅雨といえばコレ!」と言いたくなる、きれいなアジサイも咲いていました♪ちなみに南園には、日本庭園もあるそうです。

自然と触れ合いたいときは、ここに来るとリフレッシュできそうですね。

都立猿江恩賜公園
東京都江東区毛利2丁目13-7
https://tokyo-eastpark.com/parksearch/sarueonshi

【2】猿江神社

次は「猿江恩賜公園」の北園から歩いて15分ほどの場所にある「猿江神社」に訪問。「猿江のお稲荷さん」と呼ばれ、地元に人に親しまれている神社です。

毎年8月には例大祭、3年ごとの式年大祭(本祭)では神幸祭も行われています。HPからの引用ですが、「猿江」という社名の由来は以下のような言い伝えだそう。

源頼義・義家(八幡太郎義家)父子による奥州遠征(前九年の役)において、数々の奉勝を立てた家臣に『猿藤太』(さるのとうた)という武将がいた。武勇の士と讃えられた人物であったが、此の地の入江で力尽きてしまった。これを知った地元の漁師達が手厚く葬り、当社の境内に塚を建て葬った。此に因んで猿藤太の「猿」と入江の「江」の字を取り結び「猿江」の社名になったと伝えられる。

 

正月や祭事のときに限定の御朱印が出るようで、そちらもかなり人気みたいですね!御朱印は神社のホームページに載っていました(http://sarue-jinjya.o.oo7.jp/goshuin.html)。

境内に入ると左手に、神猿(まさる)と呼ばれるお猿の神様が!神猿は『魔が去る・何よりも勝る』といわれて、古来から縁起の良いとされてきたそうです。それにしても、のんびりとした表情がとってもかわいらしい♡

境内にはほかにも、狛犬や寄り添うお稲荷さんがいました。パワーをもらって、なんだか良いことがありそう!

【3】菓子工房福どら 住吉本店

今度は住吉駅方面に戻りつつ、住吉エリアならではのお土産を買うべく「菓子工房福どら」に立ち寄ってみました。伝統的な和菓子と、和と洋を合わせた斬新なお菓子を販売する、地元に愛される和菓子屋さんです。

このお店に来たらマストで買いたいのが、常温のどら焼きはもちろん、新感覚の「冷たいどら焼き」シリーズ!要冷蔵商品のため、持ち帰る際は持ち歩き時間を聞いてくれます。

「福どら」のどら焼きは、北海道羊蹄山のふもとの限定地区だけで栽培される貴重な小豆を使っています。そして「冷たいどら焼きシリーズ」の「生どら」(220円)は、北海道産生クリームを贅沢に使用。クリーミーでなめらか、そして優しい甘さのあんこは一度食べたら虜♡

また、クーベルチュール使用のチョコクリームに自家製の求肥(ぎゅうひ)を入れた 「生ちょこもち」(220円)は、和菓子とケーキの中間のような新しい味わい!ほかにも、季節限定の「マンゴー生どら」(230円)など、どら焼きとは思えないバラエティ豊かな味わいを楽しめます♪

冷蔵庫で3日ほど持つので、ちょっとした手土産にもぴったりです。美味しすぎて、おうちの近くにあったら毎日通っちゃいそう!(笑)

菓子工房福どら 住吉本店
東京都江東区住吉2丁目3番地18号
03-3634-5731
営業時間:月~土 9:30~19:00、日 9:30~18:00
定休日:第2・4月曜
https://fukudora.com/

【4】名刺と紙製品の博物館 〜SAKURA TERRACE〜

そこから15分ほど歩き、住吉駅から一駅お隣にある菊川駅に向かいます。さらに菊川駅から5分ほどの距離にある「名刺と紙製品の博物館 〜SAKURA TERRACE〜」にやってきました。

墨田区の「小さな博物館」に認定されていて、名刺・封筒などの紙製品の総合メーカー山櫻(やまざくら)が運営する“名刺と紙製品”をテーマにした珍しい博物館です。

博物館は、ビル2階の山櫻墨田支店の上階にあります。社員さんが交代で案内をしているため、博物館を見たいときはまず2階のオフィスを尋ねましょう!

博物館には、さまざまな展示や資料で紙製品の歴史や製造工程を紹介しています。まずは名刺のコーナーから。ここでは昭和6年に創業した山櫻が手掛けてきた、歴代の名刺箱などが展示されています。

昔は今のように社員の全員に名刺がいきわたるわけではなかったため、名刺を入れる名刺箱のデザインも重要だったようですね。また、デザインの変化はもちろんですが、プラスチックや再生紙など時代を反映した素材の変化も見ていて面白いポイント。

名刺箱からこんなに時代の変化がわかるなんて、目から鱗です!

また、館内には古くから名刺の製造に使われていた断裁機や活版印刷機(手きん)などの機械も展示。昔はすべて手作業だったんですね!

実物を見られる機会はなかなかないので、じっくりと見入ってしまいます。「この小さな機械でたくさん名刺を作るときは、どれだけの台数や人出が必要だったんだろう……」など、つい想いを馳せてしまいました。

ほかにも、初めて渡した・受け取った名刺の見本や、封筒の歴史などが展示や資料で紹介されていて、初めて知ることばかり。日常生活で慣れ親しんでいるものなのに、紙製品にここまで注目したことはなかったかも?

充実した展示で見ごたえがあるのに、入場無料なのがさらにうれしい!

展示をひととおり見終えたら、最後にショップでお買い物も楽しめます。ここでは山櫻がさまざまな企業と協力し、技術を結集して生み出したセカンドブランド「+lab(プラスラボ®

そしてこのブランドの商品が、どれもユニークなんです!

たとえば、封筒とメッセージカードが一緒になった「futocard」は、一言メッセージを添えてギフトカードなどを入れて渡すのにぴったり!

オフィスで大活躍しそうなのは、挟めるだけで付箋のように使える「伝書クリップ」。人に書類を渡すときにメッセージを添えたり、自分へのメモを残したりするのに最適です。こんな文具、ほしかった……!

「わたしシリーズ」は、旅行の思い出や日々の何気ない出来事をカードに記録し、専用の箱に入れて保管しておける斬新なアイテム。「わたしトラベル」「わたしレシピ」など、いろいろなセットがあるのでテーマ別に残しておけるのも楽しい!

ショップには、手元に置いておきたくなる文具であふれていました。紙製品の歴史を学んだあとは、ぜひ生活を楽しくしてくれる文具も手に入れてみてくださいね♪

名刺と紙製品の博物館 〜SAKURA TERRACE〜
東京都墨田区立川3丁目1番7号 株式会社山櫻 墨田支店 3F
03-5625-0630(代表)
開館時間:11:00~15:00
休館日:土・日曜、祝日、夏期休業期間、年末年始
https://www.yamazakura.co.jp/sakuraterrace

【5】長谷川平蔵・遠山金四郎屋敷跡

最後に、菊川駅すぐの場所にある史跡を見ることに。「長谷川平蔵・遠山金四郎屋敷跡」は、歴史的にも有名な長谷川平蔵(『鬼平犯科帳』の主人公「鬼平」)と、遠山金四郎(遠山の金さん)の屋敷跡のモニュメントです。

まさか歴史的に有名な2人が、時代はちがえど同じ土地に住んでいたなんて!驚きですね。

長谷川平蔵・遠山金四郎住居跡
東京都墨田区菊川3-16
https://visit-sumida.jp/spot/6039/

そこから菊川駅に到着し、今回のおさんぽは終了!このエリアならではの歴史や文化を学ぶことができて、とても充実したおさんぽになりました♪

おさんぽのおさらい

住吉駅→①都立猿江(さるえ)恩賜公園→②猿江神社→③菓子工房福どら 住吉本店→④名刺と紙製品の博物館 〜SAKURA TERRACE〜→⑤長谷川平蔵・遠山金四郎屋敷跡→菊川駅

行程:3.0km
所用時間:38分
予算:1,000円+交通費

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さんぽに行ったライター

北海道出身のお散歩ライター。知らない街をふらりとお散歩するのが好き。