多摩モノレール1日券で行く〜色鮮やか春旅さんぽ

昼間はグンと気温が上がり、すっかり春めいてきましたね。そんな今日は、多摩モノレールの1日乗車券を使って、いろいろな駅で乗ったり降りたり、プチ旅気分のおさんぽをしにやってきました。東京にいるのに、モノレールってなんだか旅行みたい♪気の向くまま、景色を見ながら好きな駅で降りてみよう!

きょうのおさんぽ

①玉川上水駅「Cafe Mitten」→②立飛駅周辺→③高幡不動駅「高幡山明王院金剛寺」→④松が谷駅「スローフーズミヤ」→⑤多摩センター駅「AW kitchen」→⑥多摩中央公園・グリーンライブセンター

行程:約15km(モノレール移動距離含む)
所要時間:約35分(乗車時間のみ) +食事など
予算:4500円程度

1、隠れ家カフェで食べられる絶品おやつ

まずはじめは、玉川上水駅からスタート!
1日乗車券(890円)があれば、1駅ずつ切符を買うよりお得だし、楽ちんです。
駅から歩いてほんの3分。最初のオススメ店は「カフェミトン」さん。小さくて、それでいて可愛らしさをギュっと詰め込んだ、焼き菓子がメインの5,6席のカフェです。

仕事のある日にはできない、午前のおやつタイム!ひとり旅なら許しちゃいましょう。
目移りするほど魅力的なお菓子の中からチョイスしたのは、「いちごのNYチーズケーキ」と店主さんおすすめの「ジンジャーケーキ」。それにホットのカフェラテをつけて、1500円。

“旅の特権、贅沢な手作りスイーツ盛り合わせ!”

こんなに可愛いプレートにしてもらって、窓際の特等席で、なんて幸せなんでしょう。
ジンジャーケーキはスパイスが効いた、なんとも懐かしい味。いちごのNYチーズケーキは、とろけそうなほど柔らかく滑らかで、しっかりいちごの味も濃くて、もう本当に絶品。もう一個食べたい気持ちを我慢して、チビチビと大切にいただきました。

Cafe Mitten カフェ ミトン
立川市幸町6-1-45 幸遠山ビル101
☎︎ 042-840-9058
営業時間   12:00~17:00(イートインL.o. 16:30)
定休日 月曜日、火曜日、日曜日
https://www.instagram.com/cafe_mitten/?hl=ja

2、立飛駅をぶらり散歩

“空中散歩のような、不思議な景色”

もう一度モノレールに乗って、次は立飛駅で降りてみました。車窓を見ていたら、なんだかとっても賑やかそうな駅だったので、ちょっと目的も無くぶらり。

駅直結で、ららぽーとがありました!たくさんお店が入っていて、お子さんの遊べるスペースもあって、平日でも賑やかです。1日中、ひとりでもデートでもファミリーでも楽しめそうですね。大人気のエッグスンシングスもありましたよ。さすがの盛況ぶりでした!

今回は立ち寄りませんでしたが、モノレールの沿線には多摩動物公園や、サンリオピューロランドもあり、家族でも楽しめるスポットがたくさんありました!

3、一度は訪れたい!高幡不動尊

さぁ次は高幡不動駅。聞き馴染みのある名前ですが、初めて来ました!駅直結の通路を通って、京王線に乗り換えることができます。

そしてその駅名のとおり、高幡山明王院金剛寺(高幡不動尊)の最寄駅でもあります。関東三大不動のひとつとして、古来から親しまれている有名なスポットですよね。

この時は、暖かくなり始めて梅が開花したところでした。蕾も膨らんで、とってもかわいいです。季節によって、桜や紫陽花が綺麗に咲くそうで、それを見に訪れる人も多いそうです。感染対策をしながら、前の人と距離をとって、私もお詣りしてきました。

高幡山明王院金剛寺
東京都日野市高幡733
☎︎ 042-591-0032
https://www.takahatafudoson.or.jp/

4、地域で愛される優しいご夫婦のパン屋カフェ

“団地の住民の憩いの場”

今度は松が谷駅で下車。ちなみに多摩モノレールは本数が多く、こんなふうに何度も乗り降りしても、次の電車まで長時間待つことはありませんでした。

駅前に広い公園があり、そこを抜けると団地が広がっています。その団地の一角に、「天然酵母パン」ののぼりを発見しました。

「スローフーズミヤ」さんというパン&ケーキの小さなお店。優しいご夫婦が営んでいて、天然酵母と国産小麦にこだわって、身体に優しいパンとケーキを作られているそうです。

地元の人たちが入れ替わりパンを買いに来たり、小さな喫茶スペースでケーキを食べたり。常連さんと話が弾んでいて、長年愛されているお店なんだなと感じました。

せっかくなので、今日はテラス席で自家製の甘酒をいただくことにしました。気温の高い日だったので、氷で冷やした甘酒をポカポカお天気のテラスで。最高の休憩です。
程よい甘さで飲みやすく、奥さんおすすめのオレンジを途中で絞ると、爽やかに変化して、めちゃくちゃ美味しい!これで健康、美容に良いなんて、嬉しいことしかないな〜。

”おいしい手作りパンは、温めて翌朝のお楽しみに”

この日はもう、ほとんどのパンが売り切れていましたが、それでもクロワッサン、チョコクロワッサン、くるみとシナモンのデニッシュをゲット!明日の朝ごはんが楽しみです。

今日はランチを控えているので持ち帰りますが、駅前の大きな公園のブランコで食べるのも、子どもに戻ったようなピクニック気分で、いいかもしれませんね。

スローフーズミヤ
東京都八王子市鹿島4-1-103
☎︎ 042-689-5224
営業時間   10:30-18:00
定休日 月曜日、木曜日、日曜日
https://www.instagram.com/slowfoodsmiya/?hl=ja

5、農家さん直送野菜をたっぷりと

”近代的な建物と緑が調和する多摩センター”

今日は寄り道をたくさんしながら、おやつも食べて旅をしてきたので、終着駅の多摩センター駅で遅めのランチにしました。
小高い丘の上まで登ると、全面窓の開放感あふれるレストラン「AWkitchen FARM」さんがあります。明るくて広々とした店内は、平日の昼間でもたくさんのお客さんで賑わっていました。

農家さん直送のお野菜をふんだんに使っている、イタリアンレストラン。ランチパスタコースは、前菜とメインを数種類の中から選び、デザートとドリンクがついて1925円。メニューは月替わりだそうです。

前菜は、たくさんの種類のハーブを使った、ガーデンハーブサラダにしました。色鮮やかで春にぴったり。新鮮なお野菜はシャキシャキで、ミントなどのハーブがほどよく効いていてヘルシー!

メインのパスタは「いろいろキノコのアマトリチャーナ」にしました。やっぱりパスタは、トマトソースが1番好きです!

“たくさんのキノコと贅沢な分厚いパンチェッタ”

キノコの香りが良くて、パンチェッタの塩気とトマトソースが相性抜群で、すごく美味しい!他のパスタやピザも食べてみたくなりました。

“本日のデザート・いちごのパンナコッタ。”

こちらのお店の名物は、新鮮なお野菜のバーニャカウダだそうです。注文は2人前からとのことだったので、次回はぜひ友人や家族と再訪したいなと思いました!

AWkitchen FARM
東京都多摩市山王下2-2-2
☎︎ 050-5868-9692
営業時間   11:00~15:00(LO14:00)/17:30~21:00(LO20:00)
※自治体の要請により、営業時間が変更になる可能性があります。
定休日 不定休
http://www.eat-walk.com/awfarm/

6、多摩中央公園へ春を探しに

多摩センター駅まで戻ると、すぐ近くに広大な中央公園があります。食後の散歩にもちょうどよく、芝生で日向ぼっこをする人たちがいました。

太陽に光る水面がとっても綺麗で、静かで、空が広くて気持ちいいです。お弁当を持ってきたり、本を持ってきたり…。過ごし方は無限大で、妄想が膨らみます。

この公園内には「グリーンライブセンター」という植物園があります。多摩市と恵泉女学園大学と多摩市グリーンボランティア連絡会の3者によって、協働事業として運営されているそうです。

無料で入ることができ、小さなハウスの中は溢れんばかりの緑と、咲き始めたカラフルなお花に囲まれ、癒しの空間そのものでした。

“小さなテーブルがフォトジェニック”

まだ冷え込む日もありますが、やっぱり春ってワクワクしますね。
冬の寒さで枯れていた草木が芽吹き、少しずつ色が加わり、世界がカラフルに戻っていくこの季節に、なんだか希望を感じずにはいられません。

グリーンライブセンター
多摩市落合2-35(多摩中央公園内)
☎︎ 042-375-8716
営業時間   9時30分~17時
休館(所)日 月曜日・第4火曜日(祝日の場合はその翌日)・年末年始
http://www.keisen.ac.jp/tglc/

おさんぽおさらい

今日は多摩モノレール沿線を、たっぷり旅気分で春さんぽしてきました。思いのままに途中下車して、自分だけの旅ルートを見つけてみるのも楽しいかもしれません。桜が咲いたら、また違うルートでぶらり旅してみるのも良いですね。

寒かった今年の冬も終わり。春の訪れをたっぷり味わって、今年度の疲れを癒してくださいね。

①玉川上水駅「Cafe Mitten」→②立飛駅周辺→③高幡不動駅「高幡山明王院金剛寺」→④松が谷駅「スローフーズミヤ」→⑤多摩センター駅「AW kitchen」→⑥多摩中央公園・グリーンライブセンター

行程:約15km(モノレール移動距離含む)
所要時間:約35分(乗車時間のみ) +食事など
予算:4500円程度

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さんぽに行ったライター

旅とサボテンがスキすぎる埼玉在住フリーライター。得意技は、何気ないお散歩道でワクワクを集めること。始めたばかりの農業と、多すぎる「スキ」を大切にする生き方に、今夢中。