豪華スイーツや夜景を満喫!横浜で一年を締めくくるご褒美さんぽ♪

2022年もあっという間に残りわずかとなりました。みなさんはこの一年、どんなおさんぽをしましたか?さんぽるじゅで今年を締めくくるおさんぽは、都内からもアクセス抜群の観光スポット・横浜をチョイス。一年頑張った自分へのご褒美に、ちょっぴり贅沢感のあるおさんぽコースをご紹介します♪

今回のおさんぽルート

桜木町駅→①YOKOHAMA AIR CABIN→②ハンマーヘッドパーク→③ハイアットリージェンシー横浜→④横浜マリンタワー→元町・中華街駅

行程:4.0km
所用時間:51分
予算:10,000円

【1】YOKOHAMA AIR CABIN(ヨコハマエアキャビン)

画像提供 泉陽興業株式会社

最初にやってきたのは、2021年4月に誕生した横浜の新たな観光施設「YOKOHAMA AIR CABIN(ヨコハマエアキャビン)」。桜木町駅前と横浜ワールドポーターズ前を結ぶ、日本初の都市型循環式ロープウェイです。

オープン以来、気になってはいたけれどなかなか乗る機会がなかった「YOKOHAMA AIR CABIN」。今年最後に体験しちゃいます!

今回は、JR桜木町駅を出たすぐの場所にある桜木町駅からキャビンに乗り、新港地区にある「運河パーク駅」で降りることにしました。

まずはチケット売り場で、乗車チケットを購入します。

そこから出発ゲートでチケットのQRコードをかざし、いざキャビン乗り場へ!

そのまま奥へと進み、キャビン乗り場に到着。キャビンは想像よりも大きくて迫力がありました!

最大で8人まで乗車できるため、家族みんなで乗る方が多いそうですよ。

キャビンに乗り込み、横浜の空中さんぽがスタート!

空から街を楽しむ機会はなかなかないので、とってもワクワクします。

だんだんと、横浜らしい景色が眼下に広がってきました。キャビン内にはほど良いBGMが流れていてリラックスしながら景色を楽しめますよ。

まずは国指定の重要文化財「帆船日本丸」が見えました!すでに横浜らしさ抜群の景色です♪

さらに、横浜を象徴する景色「よこはまコスモワールド」の大観覧車「コスモクロック21」や結婚式場の「アニヴェルセルみなとみらい」も。

普段とは違った角度からの景色はとても新鮮でした!

ちなみに、桜木町から横浜ワールドポーターズ前へと続く遊歩道の「汽車道」は桜の名所としても有名。春になると、上空から桜並木が楽しめるみたいです♪

そんな横浜らしい景色をたっぷりと満喫している間に、運河パーク駅に到着!

片道は約5分。あっという間のひとときでしたが、贅沢感のある空中さんぽを楽しめました♪

ちなみに、夜の景色は……

画像提供 泉陽興業株式会社
画像提供 泉陽興業株式会社

こんな感じで、夜景がとっても美しい~!

スタッフさんいわく、平日の夜が比較的空いていておすすめだそうですよ♡

ぜひ観光ついでに、昼と夜で表情が異なる横浜を楽しんでみては?

YOKOHAMA AIR CABIN(ヨコハマエアキャビン)
神奈川県横浜市中区新港2丁目1-2
045-319-4931
https://yokohama-air-cabin.jp/
※チケット料金、最新の営業時間は公式HPからご確認ください。

【2】ハンマーヘッドパーク

次は、そのままワールドポーターズを横切り、2019年にオープンした商業施設「横浜ハンマーヘッド」へと向かいます。

そのままショッピングを楽しんでもいいですが、今回は敷地内にある穴場の展望スポットへと向かいます♪

それが、同館の裏手に2020年に誕生した「ハンマーヘッドパーク」です。パーク内に堂々とそびえ立つ巨大なクレーンの正体は、施設名の由来にもなっている「ハンマーヘッドクレーン」。

同館の建っている新港ふ頭の埋め立てをする際に設置された日本初の荷役専用クレーンで、2001(平成13)年までの88年間、横浜港の近代化を支えてきた“縁の下の力持ち”です。

そんな勇ましいクレーンの目の前には、海の景色が広がっています。

パーク内にはベンチも備わっているので、ドリンクやフードなどをテイクアウトして休憩もできますよ♪

横浜の歴史に思いを馳せながら、ゆっくりと海を眺めてみるのもいいかもしれません。

ハンマーヘッドパーク
神奈川県横浜市中区新港2丁目14-1
https://www.hammerhead.co.jp/facility/#park

【3】ハイアット リージェンシー 横浜

「ご褒美といえばスイーツ!」ということで訪れたのは、横浜エリア初のハイアットブランドホテルとして2020年に開業した「ハイアット リージェンシー 横浜」。

ホテル1階にある「The Union Bar & Lounge(ザ・ユニオンバー&ラウンジ)」で、アフタヌーンティーを楽しみます♡

アフタヌーンティーの種類は季節ごとに変わりますが、2023年1月10日(火)まで提供されているのが「チーズアフタヌーンティー」。チーズを主役にした大人な甘さのスイーツや本格派のセイボリーは、紅茶やコーヒーだけではなくお酒との相性もぴったりです♪

通常は紅茶を中心としたフリーフローが付いていますが、スパークリングワインや、赤・白ワインのフリーフローが追加できるプランもあります。今回は、チーズとのペアリングを楽しむために赤・白ワインも付いたフリーフローを選びました!

「チーズアフタヌーンティー」5,200円(写真は2名分)。スパークリングワインのフリーフロー(90分)付きは6,400円、スパークリングワイン、赤・白ワインのフリーフロー(90分)付きは7,600円。

紅茶やワインを味わいながらゆったりと過ごしていると……お待ちかねのアフタヌーンティーが運ばれてきました!横浜の大観覧車を思わせる、円を描いたスタイリッシュなスタンドが素敵です♪

レストランのシェフが趣向を凝らした8種類のスイーツと3種類のセイボリーは、シンプルで洗練された見た目ながら、こだわりがたっぷりと詰まっているんです。

ミニサイズの「nikin」は、噛むとあふれ出す甘酸っぱいフランボワーズのソースと、クリームチーズとのマリアージュを楽しめます♪

セイボリーは、ホテル内のペストリーショップにある2斤サイズの大人気なホテルメイド食パン「nikin(ニキン)」のミニサイズバーション(写真中央)や、パルメザンやグリエールなど4種のチーズを使用したキッシュ(写真左)など。

キッシュはオーダーが入ってから焼き上げるため、焼きたての味わいを楽しめます♪小さなサイズながら複雑なチーズの味わいと香りを堪能できるキッシュは、一口食べただけで虜になってしまいました♡

スイーツは、濃厚なゴルゴンゾーラをたっぷりと使ったパリブレストや、リンゴとチーズクリームのマッチがたまらないタルト・タタン チーズクリームなど。

特にタルト・タタンは、ファンが多い隠れた人気メニューだそう。見た目からは想像できないほど、何層にも重なる味わいを感じられました♪

「アフタヌーンティーはスイーツ好きの人が食べるもの」というイメージがありましたが、このチーズをメインにしたアフタヌーンティーは、上品な甘さでどなたでも食べやすい味わいです。スイーツ好きな方同士の集まりや女子会にはもちろんのこと、デートやお酒好きな方同士での集まりなど、幅広いシーンで活躍しそう!

今までアフタヌーンティーを食べたことがなかった方も、この機会に味わってみては?

また、チーズアフタヌーンティーが終了したあとの1月11日(水)から2月28日(火)までは、同ホテルで毎年好評の「ストロベリーアフタヌーンティー」が今年も登場♡

ぜひ足を運んで、旬の苺を味わい尽くしてみてくださいね!

The Union Bar & Lounge(ザ・ユニオンバー&ラウンジ)
神奈川県横浜市中区山下町280-2 ハイアット リージェンシー 横浜1F
営業時間:
ティータイム 11:00~17:00(17:00LO)
バータイム 17:00~22:00(土曜~23:00)
(フード 21:00 / ドリンク 21:30、土曜 22:30LO)
定休日:無休
https://hyattregencyyokohama.jp/jp/

ハイアット リージェンシー 横浜
hyattregencyyokohama.com

【4】横浜マリンタワー

おさんぽの最後には、観光に訪れた方はもちろん地元の方からも愛される横浜のシンボル「横浜マリンタワー」へ。

2019年から約3年半もの休館を経て、今年9月に待望のリニューアルオープン。緑とアートが融合した、クリエイティブな空間へと進化しました!

外観は、山下公園とのつながりをイメージし、壁面をグリーンで覆うことにより自然との一体感を味わえるようになりました。

館内に入ると、まずはリニューアル前から横浜マリンタワーを見守っている、放浪の天才画家・山下清による横浜の「今」と「昔」を描いたモザイク壁画が目に入ります。

同じく1階の「ショップ&カフェ」エリアには、ハワイアンなレストランやお土産ショップ、バーが併設されていて、非日常を感じながらゆったりと過ごすことができます♪

2階に上がると、横浜に関連のある写真集やアート作品が揃うライブラリーや、さまざまなアーティストの作品が期間限定で展示される無料のギャラリーも。

横浜の歴史に思いを馳せながら、気軽にアート作品に親しめる空間へと生まれ変わっていました。

そして最後は、横浜マリンタワーのメインである29階・30階の展望フロアへ行き、横浜の夜景を満喫します♪

実は今回のリニューアル後、30階の展望フロアには“夜だけ”姿を現すアートギャラリーが誕生したんです!

アート作品は、最新鋭のプロジェクターによって展望フロアのガラス面に映し出されています。

フロアに一歩入った瞬間、そのあまりの迫力に圧倒されました!

取材時は、アーティスト・MIRAI SHIKIYAMAさんの作品が展示されていました。

美しい夜景とアートの融合による幻想的な光景は、まさにクリエティブな空間へと生まれ変わった横浜マリンタワーを象徴しているかのよう。

絶え間なく移り変わる映像作品は、つい時間を忘れて見入ってしまいます。

展示されるアーティストは期間ごとに入れ替わるので、ぜひ注目してみてください!

29階・30階の展望フロアは階段で行き来が可能で、29階では臨場感のある夜景、30階ではアート×夜景の融合と、それぞれ違った視点で夜景を楽しむことができます。

まるで宝石をちりばめたかのようにキラキラと輝く横浜の街並みを、360°見渡すことができる展望フロアはまさに贅沢の極み♪

また、来年1月3日(火)までは山下公園のおまつり広場を見下ろすと、アートイルミネーションイベント『ヨルノヨ』と写真家・映画監督の蜷川実花さんがコラボレーションした、美しいプロジェクションも見られますよ♡

スタッフさんがおすすめする隠れたイチオシ夜景が「アメリカ山公園」です!

美しい横浜の夜景を鑑賞しながら、今年一年の思い出を振り返ってみるのはいかがですか?

夜景をたっぷりと満喫したあとは、2階にある「マリンタワーショップ」でお土産のチェックも忘れずに♪

ショップ内は、横浜マリンタワーのオリジナグッズや、横浜らしいお菓子やドリンク、横浜市に認定された、地域の魅力をたっぷりと詰め込んだ「ヨコハマ・グッズ横濱001(ゼロゼロワン)」を中心とする充実のラインナップです。

廃版海図グッズや海洋プラスチックからできたボールペンなど、思わず手に取りたくなる個性的なお土産は、横浜での思い出を素敵に彩ってくれるはず♪

横浜マリンタワー
神奈川県横浜市中区山下町14番地1
営業時間:
展望フロア 10:00〜22:00
デイチケット 10:00〜17:30(最終入場)
ナイトチケット 18:00〜21:30(最終入場)
定休日:無休
https://www.marinetower.yokohama/
※入場料やギャラリーの展示内容は公式HPをご確認ください。

今回の横浜さんぽは、ここまで!

都市型ロープウェイや、ホテルのアフタヌーンティー、夜景など、今年最後のおさんぽは普段よりも、ちょっぴり贅沢で特別感を味わえました♡みなさんも、気になるスポットは見つかりましたか?

来年も、いろんな街に出かけてたくさんおさんぽを楽しみましょう♪

おさんぽのおさらい

桜木町駅→①YOKOHAMA AIR CABIN→②ハンマーヘッドパーク→③ハイアットリージェンシー横浜→④横浜マリンタワー→元町・中華街駅

行程 :4.0km
所用時間:51分
予算:10,000円

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さんぽに行ったライター

北海道出身のお散歩ライター。知らない街をふらりとお散歩するのが好き。