イルミネーションもまだまだ楽しめる! 年末年始は華やかな「赤坂」をおさんぽ

かつては大名屋敷街として栄え、今では大手マスコミなどがひしめくオフィス街として有名な「赤坂」。大使館や料亭などもあり、華やかな大人の街というイメージです。ちょっぴり敷居が高く感じますが、実際に歩いてみると歩道が広くゆったりとしていて、落ち着いた雰囲気がおさんぽにぴったり! 寺院や老舗の和菓子屋さんなど、年末年始らしいスポットを中心にまわってきました。

今回のおさんぽルート

赤坂見附駅 B出口→①豊川稲荷東京別院→②赤坂青野 本店→③双子のライオン堂書店→④赤坂サカス(赤坂Bizタワー SHOPS&DINING)→赤坂駅3a出口

行程:2.8km
歩数:3,794歩
所要時間 33分+買い物、見学
予算:2,000円

まずは都会のど真ん中にあるパワースポットでお参り

「赤坂駅」B出口の正面の坂道を上がっていくと、5分ほどで最初の目的地「豊川稲荷東京別院」に到着です。

左/高層ビルの立ち並ぶ都心にあるとは思えないほど、落ち着いた佇まいです。
右/紅白の奉納旗の奥には、珍しい真っ白なお堂がありました。

こちらは愛知県豊川市にある「豊川稲荷」の別院。「稲荷」というと神社と間違えそうですが、実は曹洞宗の寺院なんです。

境内はそれほど大きくないのですがその中に沢山のお堂があり、健康運、金運、家内安全、縁結びのほかに、なんと悪縁切りまで!あれもこれも祈願ができます。

「稲荷」と名がつくだけあって、境内はお稲荷様だらけ!

ずらっと並んだお稲荷様の像が圧巻! 商売繁盛、心願成就などそれぞれの願いを込めた旗が立っています。

七福神の像が点在しているので、七福神めぐりができるのも魅力です。案内図があるのですが、あえてそれに頼らずに自力で探してみるのも楽しいですよ。

左上/正面の門を入ってすぐに、恵比須様がお迎えしてくれます。
右上/七福神めぐりという箱の中にはそれぞれの像がイラストになったスタンプが入っていました。
左下/かわいい御朱印帳は参拝者から大人気。
右下/男女別の変わったおみくじがあったのでひいてみました。「健康:糖分に注意 美容:アイメイクに変化を」など、内容も現実的で面白い(笑)。

お参りする場所が沢山あるので、ぜひ小銭を沢山用意して行ってみてください!

豊川稲荷東京別院
東京都港区元赤坂1-4-7
03-3408-3414(受付:午前8時30分~午後4時)

🐾

「豊川稲荷東京別院」を出てすぐの信号で青山通りを渡ると、「とらや 赤坂店」が見えます。今年の10月にリニューアルオープンしたばかりのピカピカのお店です。

新しく生まれ変わった赤坂店の地下には、なんとギャラリースペースが設けられたそう。 和菓子や日本文化を発信する企画展などが不定期で催されているんですって!

「とらや赤坂店」を左に曲がり、「山脇学園短期大学」の脇の道を進みます。そのまま「パークコート赤坂ザ・タワー」というタワマンの脇の道を上っていきます。整備されている綺麗な道なのでけっこうな勾配でも頑張れますよ。振り返ってみたらこんな景色!

取材したのは12月中旬ですが、まだ紅葉が楽しめました♪

坂を上り切ったら信号を直進し、その先に伸びる細い坂道へ。「赤坂」という地名の通り、本当に坂が多い! くねくねと曲がる「稲荷坂」を下りきると、赤坂通りに突き当たります。その左角にあるのは、今日のお目当てのひとつでもある和菓子屋さん!

2帰省時の手土産を買うなら老舗の和菓子屋「赤坂青野」がおすすめ

創業110余年の歴史ある和菓子屋さん「赤坂青野 赤坂本店」に到着です。

歴史が刻まれた暖簾がカッコいい! 人気店ゆえ、取材時も様々なお客さんがひっきりなしに訪れていました。

代々受けつがれてきた職人の技と、選び抜かれた素材が合わさった伝統の味にはファンがいっぱい。
数々の著名人にも愛されているこのお店ですが、Apple社の創業者、故スティーブ・ジョブズ氏がこちらの和菓子の大ファンだったそう。桐の箱に入った詰め合わせを、カリフォルニアから2週間おきにお取り寄せし続けたんだとか。

上/大理石のショーケースには贈答にぴったりの和菓子がずらり。「豆大福」などの生菓子も人気です。
左下/こちらがスティーブ・ジョブズ氏が注文していたものと同タイプ(中身は当時と一部異なる)の「雅の彩菓(59個入り税込13,446円)」
右下/感謝状がついているユニークな大福餅「感謝の喜もち(5個入り税込972円)」。贈った人に喜ばれること間違いなし!

迷ったすえ、帰省時のお年賀は名物の「赤坂もち」に決定!

きなこ餅が1個ずつ風呂敷包みになっているスタイルは旅先でもよく見かけますよね? 実はこちらが元祖で、三代目が開発したそうです。日本画家、加山又造さんによる風雅なデザインの風呂敷も目を引きます。

「赤坂もち (6個入り税込1,512円)」。風呂敷はひとつひとつ手で結んでいるそう。

自分でもひとつ味見したいなぁ~と思っていると、奥に喫茶スペースがありました。手土産をどれにするか迷ったら、単品で注文してこちらで食べてから決めるというのも良さそう。

「赤坂もち」はおもちの中にくるみと黒糖が練りこまれているので、黒蜜をかけずにそのままパクッ! なめらかな触感と上品な甘さが口の中に広がります。

左/和菓子とセルフサービスのお茶で一息つけるスペース。
右/きなこの素材本来の味とくるみの歯ごたえが最高!

本店のほかに、「赤坂見附店」「赤坂サカス店」「溜池サテライト店」などもあるので、赤坂をぶらぶらおさんぽしていると、どこかの店舗に出会うはず。ちなみに、イートインできるのは本店のみなのでご注意を。

赤坂青野 赤坂本店
東京都港区赤坂7-11-9
☏03-3585-0002 
営業時間 
月~金9:00-19:00
土  9:00-18:00
定休日 日曜・祝祭日
※1月1日は休業。2~3日は9:00~17:00で営業。年末年始は日によって販売していない生菓子もあるので、店舗までお問い合わせを)
https://akasaka-aono.com/

🐾
お店を出たら、赤坂通りを左へ。最初の信号「赤坂五丁目交番前」を渡り、一本目を左に曲がります。

赤坂らしい、風情ある料亭を発見。夜になったらさらに風情がありそう。この小道をどれだけのVIPが通っていったのかな~と、想像してしまいます。

「赤坂 菊乃井」はミシュラン二つ星の名店です。

さらに50m先には歴史ある料亭をリノベーションしたゲストハウス「KAISU」があります。大きいスーツケースやバックパックを持った外国の方が出入りしていました。

1階のカフェバーは誰でも利用できるので、ランチに訪れてみるのも◎。

「KAISU」のすぐ先の道を左に上がっていくと、何やら気になるお店が見えてきました。

3冬休みにじっくり読みたい一冊を探しに
ちょっぴり変わった本屋さんへ

「本」とだけシンプルに書かれた看板照明と、本の形を模した大きな扉。普通の書店のようなガラス張りとは違い、店内の様子がわからないのでちょっと勇気がいりますが、思い切ってドアを開けてみましょう。

ドアノブも無いのでどうやって開けたら良いか迷いますが、表紙のような部分を手前に引くのが正解でした。

こちらは「双子のライオン堂書店」という本屋さん。5坪ほどの小さなスペースに本がぎっしり並んでいます。さまざまな分野の本が置かれていますが、ジャンル別でもなく、作家別でもない陳列。聞いてみると、こちらは選書がメインとなる本屋さんでした。

大学の研究室をイメージして作られたという店内の棚は手作り。天井が空のようにペイントされているのも素敵。

木製のブックエンドにはさりげなく選書者の名前が。作家、評論家、編集者などさまざまな方がセレクトしています。人の本棚をのぞくのって興味ありますよね⁉ 

選んだ人によっては、漫画が並んでいることも。

古書、新刊問わず並んでいますが、いわゆるベストセラーは見当たりません。そのかわり、何これ?と手に取りたくなるような、知的好奇心を刺激される本がいっぱい。1時間以上かけてじっくりと選んでいくお客さんが多いんだとか。

左上/こちらのお店は土足厳禁。カラフルな玄関で靴を脱いでお邪魔します。
右上/店名にもある、ライオンのオブジェがいくつも飾られていました。
下/普通の書店ではなかなか見られない、詩や短歌の本が豊富にそろった棚。

隣にはギャラリースペースも設けられています。定期的に読書会なども開かれているので、気になる方はホームページを見てぜひ参加してみてください。

双子のライオン堂書店
東京都港区赤坂6-5-21
☏050-5276-8698
営業時間
水・木・金・土15:00~21:00
日曜 不定期営業
定休日 月曜・火曜
(年末年始は12/29(土)まで通常営業。翌年1/9(水)から年始営業開始。)

4赤坂の夜を彩るロマンティックなイルミネーションを見物♡

夢中になって本を探していたら、外はすっかり暗くなっていました。お店を出たら右へ進み、最初の信号を左折するとすぐに「赤坂駅」に到着します。本日の締めに、駅直結の「赤坂サカス」のイルミネーションを見に行きましょう。

イルミネーションを手掛けているのはTBSの美術チームとだけあって、本格的! 約1670万色もの光が表現可能なLEDライト“バーティカルチューブ”を使用しているので、様々な光に包まれるとドラマの主人公になったような気分に♡

さらに光だけでなく、音の演出も。30分おきに、音に合わせて光が変化する演出「赤坂サカス 音×テラス 2018-2019」が始まります。幻想的な光と音のコラボレーションは、1回につき10~15分間も楽しめるそうですよ!

お店が立ち並ぶメインストリート「仲通り」が、イルミネーションスポット。毎回10~15分音楽が流れるので、写真だけじゃなく動画も撮りたくなりますよ♪

仲通りの入口にあるハートモチーフはフォトスポットになっていて、自撮り用のフォトスタンドもついています。

フォトスタンドのホルダーに携帯をセットして照明スイッチを押してから撮影。自撮りがキレイに撮れます!

仲通りは、反対側からの景色も見逃せないので奥まで進んでみましょう。

左のアネックス棟もゴールドに染まっていて華やか!

「赤坂サカス」内にある「赤坂Bizタワー SHOPS&DINING」の館内も特別仕様に! 2階に上がるとツリーやフォトスポットが出迎えてくれます。

左上/レストランを結ぶ渡り廊下もキレイにライトアップ!
右上/クリスマス前におさんぽした時には大きなクリスマスツリーもありました。
下/2階のアトリウムにはプレゼントボックス型のフォトスポットがあります。

フォトスポットが充実しているので、幻想的な空間の中で特別な1枚を撮ってみては。デートはもちろん、友達や家族とワイワイ行くのも楽しそうですね。

「赤坂サカス 音×テラス 2018-2019」
赤坂Bizタワー SHOPS&DINING
東京都港区赤坂5-3-1
期間2019年2月17日まで(2019年1月27日(日)は休館日のため終日休業)
時間:
●音と光の演出:17:00~/17:30~/18:00~/18:30~/19:00~/19:30~/20:00~/20:30~/21:00~/
●ライティング16:00~24:00
※赤坂Bizタワー SHOPS&DININGの各店舗は12月26日~1月5日、店舗により休業日や営業時間が異なります。

*****
「赤坂BizタワーSHOPS&DINING」のB1Fに下りると、千代田線赤坂駅に直結しています。今日のおさんぽはここまで。2階にはレストランがいくつも入っているので、イルミネーションを見がてら夕飯を食べたり、TBS前の屋外リンクでアイススケートをするのも良いですね。クリスマスまでしか開催していないイルミネーションスポットも多いですが、こちらは2月17日までと、まだまだゆっくり楽しめます。ぜひ赤坂の冬の風物詩を見に行ってみてくださいね。

おさんぽのおさらい

赤坂見附駅 B出口→①豊川稲荷東京別院→②赤坂青野 本店→③双子のライオン堂書店→④赤坂サカス(赤坂Bizタワー SHOPS&DINING)→赤坂駅3a出口

行程:2.8km
歩数:3,794歩
所要時間 33分+買い物、見学
予算:2,000円

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さんぽに行ったライター

世田谷区在住、雑誌やWEBのライターをしている3児のママです。趣味は評判のパン屋さんやカフェを求めて、わざわざ遠出すること。こじんまりとした居心地の良いお店を探しながら日々おさんぽをしています。