東京の中心地にあるビジネス街「日比谷」。今年9月、日比谷の高架下に“大人”にうれしい新スポット「日比谷OKUROJI」がオープンしたとの噂を入手!近隣で働く人はもちろん、ちょっと足を延ばしてでも行ってみたいユニークなお店が集まっているそうです。今回は、そんな気になる「日比谷OKUROJI」と、周辺エリアをおさんぽしてみました♪
今回のおさんぽルート
日比谷駅 A4出口→①日比谷ゴジラスクエア→②日比谷シャンテ→③東京ミッドタウン日比谷→④日比谷OKUROJI→⑤カッフェ ペリーニ 日比谷店→⑥帝国ホテル→⑦日生劇場→⑧日比谷公園→日比谷駅 A14出口
行程:1.4km
所要時間:17分+休憩、ランチ
予算:3,500円
【1】日比谷ゴジラスクエア
まずは東京メトロ日比谷駅のA4出入口からおさんぽをスタート。この日は気持ち良いくらいの快晴で、気分も絶好調です♪
少し歩いて目に入るのは、「日比谷シャンテ」前の広場「日比谷ゴジラスクエア」。ここには、2016年に公開した映画『シン・ゴジラ』のゴジラをベースにした、迫力のあるゴジラ像が立っています。今にも空に向かって口から光線を出しそう……!日比谷エリアに来たら、ぜひ写真をおさえておきたいスポットですね。
【2】日比谷シャンテ
「日比谷ゴジラスクエア」のある「日比谷シャンテ」は、映画製作でおなじみ「東宝」が運営する、創業30年以上のショッピングモール。ミニシアターや、グルメ・ファッション施設が入っていて、ちょっとしたお買い物や休憩にぴったりの施設です!
【3】東京ミッドタウン日比谷
そのすぐそばには、2018年に開業し話題となった「東京ミッドタウン日比谷」の姿も。「TOHOシネマズ 日比谷」をはじめ、地下1階から7階にわたって全60店舗のお店が入った大型の商業施設です。洗練された雰囲気が素敵……♪
【4】日比谷OKUROJI
そこから5分ほど歩き、今回のおさんぽの目玉スポット「日比谷OKUROJI」に到着しました!入り口は隠れ家のような雰囲気で、入るのがなんだかドキドキ……。
「日比谷OKUROJI」は、JR有楽町駅〜新橋駅の間をつなぐ、レンガ造りの高架橋下の空間を利用しています。その長さは、端から端まで300m。飲食店から雑貨店まで、通な大人が喜ぶ個性豊かなお店が軒を連ねています。
このレンガの高架橋は100年以上前の1910年に造られました。実は、あの東京駅の旧駅舎よりも歴史が長く、ほぼ当時の姿のまま残されている貴重な建造物です。情緒たっぷりの古びたレンガと、洗練された空間とのコントラストが素敵!
数多くあるお店の中から最初に立ち寄ったのが、有楽町駅側の入り口すぐにある「Tokyo noble(東京ノーブル)」。ガラスごしに見える、カラフルな傘たちに目を奪われます!
ここは“傘の職人”のお店。壁にかけられた色とりどりの傘の中から、気に入ったものをチョイスできます。さらに選んだ傘は、好きな持ち手(柄)や飾りのタッセルを自由に選んでカスタマイズし、自分だけの“オリジナル傘”を作れてしまうんです!持ち手は、自分の背丈に合わせて、一番しっくりくる長さに調整もできるそうですよ。
その商品ごとに値段が決まっているので、カスタマイズしてもプラス料金はかからず、完成時間は約30~40分という手軽さも魅力的♪
お客さんは老若男女幅広く、ファッションや季節に合わせてお気に入りの1本を見つけていくそうです。また、自分用だけではなく大切な人へのギフトとして買う人も多いんだとか!誰かが自分のために選んでくれた傘なんて、より大切に使いたくなりますよね♪
他にも店内には、傘と同じ生地を使ったアクセサリーや本物のレタスそっくり(!)の折り畳み傘、キュートなミニサイズの傘など、ユニークな商品がたくさんありました。
お気に入りの傘に出会いたいとき、ちょっぴりユニークな商品がほしいときに立ち寄りたいお店です♪
Tokyo noble(東京ノーブル)日比谷OKUROJI店
東京都千代田区内幸町1-7-1 日比谷OKUROJI G02
03-6811-2222
営業時間:月~土 11:00~19:30、日(連休最終日)11:00~19:00
定休日:不定休
http://www.tokyo-noble.com/
そろそろランチタイム。お腹が空いたので飲食店を探すことに。「日比谷OKUROJI」にはたくさんの飲食店がありますが、この日はそうめん専門店の「そうめん そそそ~その先へ~」に入ってみました♪
こちらのそうめんは、日本三大そうめんの一つである香川県・小豆島の「島の光」の中でも、国産小麦でできた最高品質の「黒帯」や「金帯」を使用しているそうです。普段はなかなか出会うことのない貴重なそうめんを、こだわりの食材と組み合わせることで、斬新な一品へと仕上げています。
この日注文したのは、看板メニューの「トリュフ香る黒釜玉そうめん(税込2,750円)」。真っ黒な見た目が印象的ですが、この黒の正体は“麻炭”。デトックス効果のある麻炭のパウダーが混ざったメレンゲに、刻んだトリュフ、そして麺にはトリュフオイルが絡められています。そこに、添えられた“だし醤油”をかけていただきます!
食べてみると、濃厚な卵黄とだし醤油という“和”の組合せにトリュフの豊かな香りが加わり、今まで食べたことのない贅沢な味わいです。ふわふわのメレンゲと、刻んだトリュフの食感も面白い♪一度食べたら、そうめんのイメージがガラリと変わりそう!
そうめん そそそ~その先へ~
東京都千代田区内幸町1-7-1 日比谷OKUROJI G17
03-6205-7172
営業時間:Lunch 11:30〜14:30(LO14:30)、Cafe 14:30〜17:00(LO16:30)
平日 Dinner 17:00〜23:00(Food LO22:00)、土日祝 Dinner 17:00〜22:00(Food LO21:30)
定休日: 第一火曜と年末年始
※新型コロナの影響により当面の間、営業時間・定休日が記載と異なる場合があります。
http://so-mensososo.com/hibiya
「そうめん そそそ~その先へ~」を後にすると、すぐ隣に「和菓子 楚々」という和菓子屋さんを発見。気になるので入ってみましょう。
店内では、お団子やすあまなどの和菓子や焼き菓子、オーガニックコーヒーなどのドリンクをテイクアウトで提供していました。お客さんが次から次へと訪れる人気店です!
せっかくなので和菓子屋さんの定番、お団子を買ってみました。どの味も美味しそうで悩みましたが、特に人気の高い「みたらし」と「くるみ味噌」の2種類を購入しました。1本ずつバラ売りされているので、色々な味を楽しめるのもうれしいですね♡
和菓子楚々
東京都千代田区内幸町一丁目7番1号 日比谷OKUROJI G16
03-6205-7174
営業時間:月~金 10:00~20:00、土・日・祝 11:00~20:00
定休日:無休
http://soso-tokyo.com
おやつもゲットできたし、「日比谷OKUROJI」をあとにしてもう少しおさんぽしてみましょ~。
【5】カッフェ ペリーニ 日比谷店
とてもお天気が良いので、ここから「日比谷公園」に向かって歩くことにしました。途中でガラス張りのカフェを発見!
少し肌寒かったので、おさんぽのお供に「ホットコーヒー(税込340円)」を購入しました。コーヒーで温まって元気も回復★
カッフェ ペリーニ 日比谷店
東京都千代田区有楽町1-2-14紫ビル1F
03-6206-1777
営業時間:平日 8:00〜22:00(LO21:30)、日祝 9:00~21:00(LO20:30)
定休日:無休
http://www.pellini.jp/index.html
【6】帝国ホテル
少し歩くと、すごく大きな「帝国ホテル」が見えてきます。明治時代に「迎賓館」として誕生したのが始まりで、マリリン・モンローやチャップリンなど数多くの著名人が宿泊した歴史ある名門ホテルです。いつか泊まってみたいっ!
【7】日生劇場
そして道路をはさんで向かいにあるのは「日生劇場」。有名な建築家の村野藤吾さんが設計し、高い評価を得ている美しい建築物だそうです。オペラやクラシック、舞台などにゆっくりと親しめます。日比谷って、ビジネス街だけではなくエンターテインメントの街でもあるんですよね~。
【8】日比谷公園
そのまま歩いて「日比谷公園」に到着しました!広々とした敷地には木々や噴水があり、まさに“都会のオアシス”という言葉がぴったり。ベンチに座ってのんびり休憩する人たちもたくさんいました。
また、園内には1614年に建築された日比谷門の一部である「日比谷門跡」や、日比谷公園ができる前の濠(ほり)の面影を残した「心字池」などもあり、ところどころに街の歴史を感じられます。
ベンチに座ってコーヒーを飲み、ほっと一息ついたところで今回のおさんぽは終了!気になっていた「日比谷OKUROJI」を中心に、日比谷エリアを散策できて楽しかった~!近くに来たときには、今回のおさんぽコースをぜひ参考にしてみてくださいね♪
おさんぽのおさらい
日比谷駅 A4出口→①日比谷ゴジラスクエア→②日比谷シャンテ→③東京ミッドタウン日比谷→④日比谷OKUROJI→⑤カッフェペリーニ 日比谷店→⑥帝国ホテル→⑦日生劇場→⑧日比谷公園→日比谷駅 A14出口
行程:1.4km
所要時間:17分+休憩、ランチ
予算:3,500円