現代美術館と江戸庶民の資料館を観賞!自然を満喫できる木場公園をおさんぽ

東京メトロ「木場駅」3番出口から歩いて15分のところに、木場公園があります。緑豊かなうえ、ドックランもあり、犬を見ながら癒されてきました。

私のなかで、木場公園は東京都の公園ベスト3に入るほどステキです。

そして、東京都現代美術館と深川江戸資料館を観賞し、美術館内のカフェで一休み……。ランチは深川伝統食の「深川めし」を食べ、下町を満喫するコースをおさんぽしてきました。

今回のおさんぽコース

東京メトロ「木場駅」→①【木場公園】→②【東京都現代美術館】→③【カフェ&ラウンジ「二階のサンドイッチ」】→④【深川江戸資料館】→⑤【深川釜匠(かましょう)】→江戸みやげ屋たかはし→清澄白河駅

行程:2.4km
歩数:約3400歩
所用時間:34分+ランチ+カフェ+観賞
予算:3000円

木場駅
(東京メトロ「東西線」)

木場駅3番出口

①木場公園

「材木のまち」が栄えた貯木場跡地に災害時の避難場所として「水と緑の森林公園」が整備されました。それが、木場公園です。

公園ではウォーキング、ランニング、バスケットボール、テニスなどのスポーツが楽しめ、ワンちゃんのおさんぽやドッグラン内での仲間とのふれあいもできます。

10月には、公園内にある専用池で、江戸時代から受け継がれる伝統の技「木場の角乗」が披露されます。

木場公園大橋は全長250m。3地区を一体化する歩行者専用連絡橋で、仙台堀川(旧中川と隅田川を結ぶ運河)に架かる最大の大橋です。

ダイナミックな造形が総合公園のシンボルになっており、スカイツリーも望めます。

木場公園
住所:東京都江東区平野4-6-1木場公園サービスセンター
電話:03-5245-1770
定休日:なし

②東京都現代美術館

現代美術を中心に幅広いジャンルを扱い、多彩な企画展を開催しています。また、美術館オリジナルグッズや書籍などを扱うミュージアムショップ、レストラン、カフェ&ラウンジもあります。

広々したエントランスから望む風景と建物自体が映えスポットになっているので、1日中過ごせる美術館です。

東京都現代美術館
住所:東京都江東区三好4-1-1
電話:03-5245-4111
営業時間:10:00~18:00
定休日:月曜日 祝日の場合は翌平日休館日、展示替え期間、年末年始
公式サイト:https://www.mot-art-museum.jp/

ミュージアムショップ
【NADiff contemporary】

現代アート関連の書籍をはじめ、「ここでしか出会えないモノ・コト」を体験するミュージアムショップです。オリジナルグッズなども販売されています。

NADiff contemporary
住所:東京都江東区三好4-1-1東京都現代美術館1F
電話:03-5875-9959
営業時間:10:00~18:00
定休日:美術館休館日

③カフェ&ラウンジ
「二階のサンドイッチ」

美術館の2階にあるカフェ。入口はシックで落ち着いた雰囲気です。美術作品の余韻に浸りながら店内外で飲食が楽しめます。

店内は曲線美をいかした座席で清潔感があり、テラスはおもわず深呼吸をしたくなるような開放感がありました。映えスポットとしても有名な場所です。

シェフの考案した料理をパンで挟んだ各種サンドイッチから……今回は……
ミートボールサンド 620円 
ブレンドコーヒー 480円をいただきました。

パンもミートボールも美味しかったです。また、食べに行きたいです。
テイクアウトもできるので、木場公園で食べるのもいいですね!

二階のサンドイッチ
住所:東京都江東区三好4-1-1東京都現代美術館2F
電話:03-6458-5708
営業時間:10:00~18:00(ラストオーダー17:30)
定休日:美術館休館日
※テイクアウト可

④深川江戸資料館

江戸時代、深川の人々が暮らす風景と現代に続く庶民生活の原点が展示してあります。隣接にある昭和の大横綱大鵬の資料館ものぞいてきました。

家々が実物大で立ち並び、庶民の暮らしなどが再現されています。屋根の上にいる猫を見ていると、時々起きて「にゃーん」と泣きますよ。行った際には注目してみてくださいね。

小料理屋のような場所もあり、船頭が猪牙舟(ちょきぶね)を使って人や荷物を搬送していた当時の状況が、シミュレーションされています。

深川江戸資料館
住所:東京都江東区白河1丁目3-28深川江戸資料館
電話:03-3630-8625
営業時間:9:30~17:00
定休日:第2・4月曜日(祝日の場合は開館)
    年末年始、臨時休館(設備点検・展示替え)
観覧料:大人 400円
     こども 50円
公式サイト:https://www.kcf.or.jp/fukagawa/

⑤深川釜匠(かましょう)

深川発祥の伝統的健康食の「深川めし」をいただけるお店。深川の漁師たちが仕事の合間に食べる賄い飯であった「ぶっかけめし」の名残です。

ざっくりネギとアサリが秘伝の出汁で煮込まれており、おいしかったです。お店を出てから知ったのですが、残った分はおにぎりにしてテイクアウトしてもよいそうです。机にはサランラップが置いてあります。

深川釜匠(かましょう)
住所:東京都江東区白河2-1-13
電話:03-3643-4053
営業時間:11:00~22:00
定休日:月曜日
公式サイト:https://a328700.gorp.jp/

江戸みやげ屋たかはし

入口ののれんが気になって店の中に入ると、佃煮と駄菓子屋さんでした。店主は江戸っ子で、いつの間にか話しこんでしまいました。

こんな出会いもおさんぽの醍醐味ですね。

ちなみに看板の意味は「江戸っ子の粋な洒落(しゃれ)」だそうです(まずいが逆さになっているので、“まずくない”という意味)。
なるほど……!

清澄白河駅
(都営【大江戸線】 東京メトロ【半蔵門線】)

清澄白河駅A3出口

*****

広い木場公園には、ヨガやランニングなどをしている人たちの姿がありました。

現代美術館では美術作品に囲まれながらゆったりとくつろげ、生活資料館では、現代に続く庶民生活の原点を見ることができました。

下町情緒と人情を感じながらおさんぽをしてみてはいかがでしょうか。

おさんぽのおさらい

東京メトロ「木場駅」→①【木場公園】→②【東京都現代美術館】→③【カフェ&ラウンジ「二階のサンドイッチ」】→④【深川江戸資料館】→⑤【深川釜匠(かましょう)】→江戸みやげ屋たかはし→清澄白河駅

行程:2.4km
歩数:約3400歩
所用時間:34分+ランチ+カフェ+観賞
予算:3000円

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さんぽに行ったライター

❖2016年よりライター活動を開始し、出版社にて書籍コーディネーターなども経験。 趣味は読書、ミュージカル、舞台鑑賞、スポーツ観戦、カフェ。