旅行に行けなくても、とことん韓国三昧!お手軽「新大久保」さんぽ

ワクチン接種は徐々に広がってきていますが、まだ手放しで海外旅行をするには時間がかかりそうです。今回は山手沿線で気軽に韓国気分を味わえるエリアとして有名な新大久保で下車! 取材日はあいにくの雨でしたが、移動距離短め&滞在時間長め必至の韓国チックスポットをさんぽしてきました。

今回のおさんぽルート

①「JR新大久保駅」→②「Cen Café & Bar」→③「EeNA」→④「Yes Mart」→⑤「東京メトロ東新宿駅」

行程:1.6km
所要時間:20分+食事、買い物、徒歩、休憩
予算:5,000円

最近は韓流アイドルの人気がさらに高まっているからか、目に入る若者たちもなんとなく韓流チックなファッション・メイクを身にまとっていました。

「JR新大久保駅」出口。残念ながら雨…

駅を出て左折、高架下をくぐって沿線に5分ほど行ったところにあるのが、早速今回最初のスポットです。

1 どこを切り取っても写真映え!メニューもおしゃれな「Cen Café & Bar」

カフェ(ホテル)の外観・エントランス

線路の沿線は、よくある新大久保の町並みとちょっと異なり、落ち着いた印象。ホステルなども多い中にあるこのお店も、「Cen Diversity Hotel and Cafe」というホテルの一角にかまえられたおしゃれなカフェバーです。

カフェ一番のウリは、他ではあまり見ることのない、フルーツティー。カクテルバリの華やかさが、若い女性を中心に人気です。

テラスのバーカウンター。店名のネオンを背景に一枚

全10種類(+ホットティーが2種類)のうち、今回頂いたのは一番人気の「パイナップルティー」(税込み1,000円)紫とイエローのコントラストが美しい1杯です。ストローでゆっくり混ぜると現れるのが、パイナップルの果実。なるほど、こちらも美味しくいただけるようにストローが太めなんですね。

肝心のお味は、イエローのそうはパイナップルの甘みがたっぷりですが、紫部分と混ぜることでスッキリとした味わいに。カクテルほど甘くなく、ときおり食べごたえのある果実もアクセントになっていい感じ。量も、女性なら両手で支えないと持てないくらいの大きさなので、飲みごたえ&満足感もばっちり得られます。

ほかお店ではフードメニューも充実。ランチタイムに人気の「海老とトマトのクリームパスタ」(税込み1,200円)もいただきました。

盛り付けもおしゃれ!

平打ち気味のもっちり麺が、まろやかなクリームソースに、合う! 余計な具材は極力避けられたシンプルなつくりで、麺そのものの味・食感をしっかり楽しめた一品でした。

1〜2名でいただける「ヴィーガンピザ」(税込1,500円)もおすすめだそう

ちなみにこちらのお店は、テラス&バルコニー席もあり、晴れていればこんなリッチな空間を楽しめるんです! (今度はプライベートで、必ずはれの日に訪れたい。)もちろんホテルも素敵なので、思い切って新大久保に一泊して楽しむのも、ありですね。

Cen Café & Bar
東京都新宿区百人町1-5-19 HOTEL CEN
03-6278-9901
営業時間:8:00-20:00※緊急事態宣言などにより変更の可能性あり
定休日:日曜
https://hotelcen.com/cafe/
https://www.instagram.com/cen_cafe_and_bar/

カフェをあとにし、「西大久保公園」を抜けます。お店やホテルがひしめくエリアですが、公園もあったんですね! 知りませんでした。

雨で公園にも人はほとんどどおらず…でも近道として利用している人は多いみたい

抜けて左折するとあるのが、韓国関連のお店が連なる有名な通り、その名も「イケメン通り」です。雨&早い時間に行ったので人はまばらですが、普段は竹下通りにもおとらない人気スポットです。

イケメン通り。人が少ないからか(⁉)イケメンは見当たらず
韓国らしいかはわからないけど、アラサー女性に占い好きは多いハズ
焼き肉など韓国料理も充実。でもカフェでランチしちゃったから…また今度

2つ目のスポットは、そんなイケメン通りを抜けたところにあります。占いややアイドルのお店を抜け、向かいましょう。

2 韓国デパートさながらの品揃え!カスタム化粧水も作れる「EeNA」

お店の外観。めちゃめちゃ目立つ

イケメン通りを出てすぐ右手にある、黄色と黒でひときわ目立つお店が、「EeNA(イイナ)」です。韓国D.I.Y.コスメショップをうたう当店の目玉は、その名の通り自分に合ったエキスを配合することによってオリジナル化粧水を作れるサービス。

店内一番奥にある、D.I.Y.コーナー

はじめにスタッフさんとチャートで自分の肌を診断した後、ベースとなる化粧水に必要なエキスを投入。基本の配合だけでも12種類もあり、なかにはアトピーなどの敏感肌にもいいとされるエキスもあるので、肌が弱い方もチャレンジしやすいようです。

 空のボトルを購入して、お好みのエキスを入れていきます
エキスもたくさん種類がありますが、効能などがわかりやすく書かれていて楽しい!

ほかにも、最近話題の韓国コスメはもちろん扱っていますし、日本ではこのお店でしか扱っていない、かの有名な韓国デパート「ロッテ」が扱うブランドも。スタッフさんも丁寧にそれぞれの商品の特徴を紹介してくれるので、日本で馴染みのないアイテムだとしても選びやすかったです。ということで私も、スタッフさんに進められたパックをゲットしました。

話題のCICAコスメも発見
日本ではここだけでしか見つからない化粧品も!
もちろんメイクアイテムも充実

「EeNA」は新大久保本店のか、大阪などにも店舗が。お店の人気スタッフさんが商品をお試しするインスタグラムも人気なので、是非チェックです!

EeNA 新大久保本店
東京都新宿区大久保1-15-15 秋山ビル1階
03-6205-6248
営業時間:10:00-21:30
https://www.instagram.com/eena0929/?hl=ja

続いて向かうのは、ニューオープン・韓国人に人気のスーパーです。”疑似韓国旅行”のお土産を買いに行きましょう。

「EeNA」を出て、駅を背に直進。最初のコンビニを右折ししばらく真っすぐつ進むのですが…やはり韓国街、さんぽをしながら街を見回すと、あちこちに韓国式マッサージ「コルギ」のお店もちらほらあります。調べたところ、安いとオロでは3,000円ほどでできるみたいなので、今度ゆっくり来たときはやりたいな! マッサージもできるならいよいよ新大久保は雨の日でも楽しめるわと感じました。

あっちを見てもマッサージ
こっちを見てもマッサージ
茂みに囲われたなかに「営業中」の文字。覗いたら飲食店でした!

さて、最後の直進を進むと徐々に韓国のお店が減り新宿に近付いているように感じますが、開けた道に出てすぐあったのが「Yes Mart」です。

3 ハングル文字と見慣れない食材がいっぱいの「Yes Mart」で、本場に来た気分に!

お店の外観

一見ただのよくあるスーパーですが、店内に入って大興奮! 見慣れない食材が並び、ついつい色々買いたくなってしまう…! 

見ているだけで楽しい!
キムチだけでもこの品揃え。ほかにも見慣れない商品が沢山!
本当に旅行に来た気分
このフィンガーサインってもしかして、韓国が発祥?

キレイに陳列してあってとっても見やすい。食べ物はもちろんですが、お酒やちょっとした食器なども売っていて色んなものが欲しくなりました。そしておもったより値段も安い。輸入品ってときどきびっくりするくらい高い頃がありますが、韓国自体物価が安いのか、どれも試しやすい価格感でした。

日本語が書かれているものもあり、使い方がわからないということもなさそう。しかし筆者は旅行感を追求するために、韓国語だけが書かれた商品をゲット。なんでかわからないけど、外国語の食材って冷蔵庫に入ってるとおしゃれに見えませんか? え?そんなことない? 

今回はさんぽで訪れたので持ち歩きできるものを購入しましたが、生鮮食品やキムチも今度はぜひぜひチャレンジしたい!

Yes Mart 新宿店
東京都新宿区大久保1-1-11
03-6278-9010
営業時間:8:00-23:00
定休日:無休
https://www.instagram.com/yesmart_shinjukuten/

「東京メトロ東新宿駅」に到着

お店を出たら大通りを道なりに行って、「東京メトロ東新宿駅」がゴール。町を歩いてるだけでもいろんなお店が目に飛び込んできて面白いし、小さなエリアでいろんな体験ができるので、ちょっとした気分転換にぴったりのさんぽコースでした! 個人的にも再訪必至とおもったほんとにおすすめなスポットばかり。ぜひ皆さんも訪れてみてくださいね!

今回のお持ち帰りはこちら。本場の商品がこんなに簡単に手に入るなんて嬉しい!

おさんぽのおさらい

①「JR新大久保駅」→②「Cen Café & Bar」→③「EeNA」→④「Yes Mart」→⑤「東京メトロ東新宿駅」

行程:1.6km
所要時間:20分+食事、買い物、徒歩、休憩
予算:5,000円

※この記事の取材は8月中旬に行われたものです。

※新型コロナウイルスの影響で、営業時間などに変更がある可能性があります。また、各スポット新型コロナウイルス対策をしっかりしているところが多いですが、感染しないためにも、時期などは慎重に検討したうえで、自身でもしっかり予防対策をしてさんぽするようにしましょう。

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さんぽに行ったライター

猫好き、美容好きライター。好きが高じて、猫雑誌や女性ファッション誌関係でも執筆中。和食器とヘルシー嗜好なグルメが好物なので、下町からオシャレエリアまで幅広く歩き回ります。