今日のおさんぽテーマは、御朱印開運さんぽ。ということで、駅を一つに絞らずを決めずに素敵な寺社仏閣に御朱印を集めるさんぽです。商業施設や観光地が溢れる都内ですが、実は各駅にたくさんの寺社仏閣があるんです。今回は山手線内の主要駅で定番の場所から、穴場な場所まで御朱印を集めにおさんぽしました。
さあ、そんな山手線での御朱印開運さんぽ、満喫してたくさんのパワーをもらっちゃいましょう!
今回のおさんぽルート
上野駅→①御朱印→ ② 摩利支天 徳大寺 → ③湯島 湯島天満宮→ ④雑司ヶ谷 鬼子母神→ ⑤ 新宿 成子天神社→新宿駅
歩数 :5000歩
行程 : 3.3km
最寄駅 上野駅、御徒町駅、池袋駅、新宿駅
所要時間:41分+ランチ、お茶、お買い物、観光
予算 :1500円
1 神様とのご縁の証〜御朱印〜
御朱印集めといわれて、ピンと来る人、来ない人がいるのではないかなと思います。
まず御朱印を集めることに何の意味があるのか、そこを知ってからおさんぽしていきましょう!
神社やお寺でいただける、御朱印とはその場所に訪れた証としていただける、いわゆる”神さまたちとのご縁の記録”のことです。
神さまたちとのご縁を記録できるなんでなんだか素敵ではありませんか?
寺社仏閣によって異なりますが、御朱印は印章と、神社・お寺の名称や神様・仏様のお名前などのが墨書きでかかれています。
ご朱印の由来はもともと巡礼者がお寺で納経をした際の証として納経印を授与していたものが原型だったそう。それが今ではお経を納めなくても御朱印をいただけるようになりました。
ちなみに私が御朱印をはじめていただいたのは、御朱印集めがブームになるよりも何年も前。平成18年の5月26日のことでした。
修学旅行で訪れた平等院で、住職さまが書いている字をみて、「この世にこんな美しいものがあるのか」と思ったのが初めて御朱印を見た時の感想。
その時住職さまは、”これはあなたがお参りくださったことに対しての神さまからの手紙のようなもの”と教えてくれ、修学旅行はその”神様からの手紙”をひたすら集めて回る修学旅行になりました。その時買った御朱印帳を今でも大事に使っています。
御朱印を集めていると、本当に神様からお手紙をもらえた気分になるんですよね。
そんなわけで、今日は山手線内でも一際大きい上野駅からスタートです。
上野駅の中央口を出て、アメ横方面にむかいます。アメ横の中を御徒町方面にすすみ、ハードオフが見えてきたら、次の路地を左に入ります。そしてお菓子のニキの目の前にあるのが…..
2 運の道を開く神様〜「摩利支天 徳大寺」〜
JR上野駅中央口から徒歩5分、御徒町駅の北口からは徒歩2分の距離にある「摩利支天 徳大寺(まりしてん とくだいじ)」。江戸時代初期に建てられた、400年近い歴史をもつ日蓮宗のお寺です。
特徴的なのはアメ横の商店街の本当に真上に鎮座しているというなんとも不思議な光景です。
歴史ある聖域と賑わう街が、なんとも異質な雰囲気で、その場所に足を踏み入れるのを少し躊躇してしまうほど、不思議な空間です。
この「摩利支天 徳大寺」に祀られている神さまは、名前にある通り開運勝利守護神・摩利支天(まりしてん)です。
この名前をご存知じゃない方も多いかと思いますが、この摩利支天さんは、参詣者に体力.財力.気力の3つの力を与え、厄を除き、福を招き、運を開く守護神と言われているんです!
これは今の時代にぴったりな最強パワースポットですね!早速お参りしましょう。
そして、こちらでいただける素敵な御朱印がこちら。
最近はコロナ禍ということもあり、書き置きの場所も多くありますが
こちらでは御朱印帳をお渡しして、ひとつひとつ丁寧にその場で書いてくださいます。
摩利支天 徳大寺
東京都新宿区高田馬場4-5-10
HP http://mi-ka-do.net/baba/
さあ、これからどんどんパワーアップしていきましょう!
元の道に戻り、アメ横を御徒町方面へ。
目の前の横断歩道をわたったら、御徒町とは反対の湯島方面に向かいます。
これから向かう寺社仏閣は、みなさんもご存知のあの場所ですよ。
3 受験と学問の神様〜湯島天満宮〜
湯島天満宮ときいて思い浮かべるのは、年末年始に受験生たちが合格祈願に訪れる場所というところでしょうか。湯島天満宮には学問の神様としても有名な「菅原道真」が祭られているので、多くの受験生たちが受験シーズンに合格祈願や学業成就が訪れているのです。また年末年始には受験シーズンと初詣の参拝客とでかなりの人で賑わう場所でもあります。
私が訪れた日も平日ですが、かなりの人で賑わっていました。また2月あたりからは梅が咲きはじめ、梅祭りなんかも湯島天満宮のみどころのひとつです。梅の名所としても有名なんですよ。
合格祈願のイメージが強い湯島天満宮ですが、御利益は合格祈願や学業成就だけではありません実は宝くじや縁結び、病気回復などさまざまな御利益があります。
今回はそんな都内有数のミラクルパワースポット、湯島天満宮。458年に雄略天皇の名によって建立されました。天之手力雄命(あめのたぢからをのみこと)と学問の神様こと菅原道真公(すがわらみちざねこう)が祭られている天満宮です。
湯島神社や湯島天神の名で親しまれていますが、平成12年に正式名称を「湯島天満宮」と定められています。
ちなみに天満宮とはどういう場所かご存知ですか?天満宮とは菅原道真公が祭られている神社のことをいいます。「天神」「天神さま」「天神さん」とも呼ばれています。福岡の太宰府天満宮にも湯島天満宮とおなじ菅原道真公が祭られていて、湯島天満宮は日本三躰天神としても有名なんです。
ちなみに日本三躰天神とは、太宰府に左遷された菅原道真公が、自身を鏡に映して自ら彫ったと伝わる道真像3体を神体として置いている3つの天満宮の総称です。
今回の湯島天満宮は江戸三大天神(えどさんだいてんじん)、また関東三大天神(かんとうさんだいてんじん)ともされています。
ここで豆知識♪
江戸三大天神とは江戸時代から続き江戸にある3つの天満宮の総称で、湯島天満宮、平河天満宮(千代田区)、五條天満宮(台東区)の3つの天満宮です。
また関東三大天神とは、関東地方の代表的な天満宮の総称です。
湯島天満宮を含め、藤棚でも有名な亀戸天満宮、東日本最古の天満宮でもある谷保天満宮の3つに天満宮をいいます。江戸三大天神とはことなり、平河天満宮は入っていないのがポイントです。
そして湯島天満宮の御朱印がこちら。一月はじめにいくと正月限定のものもいただけます。
ちなみに伺った日は、あの関東が大雪だった日。雪降る湯島天満宮はなんだか美しく幻想的でした。
参道の屋台でチョコバナナを購入。そして湯島天満宮といったら合格饅頭。
6個入った合格饅頭を購入しました!これでオーディションも合格続きかな?
湯島天満宮
東京都文京区湯島3-30-1
祈祷受付時間:9:15~16:30
社務所受付時間:8:30〜17:30
HP:http://www.yushimatenjin.or.jp/pc/index.htm
さあ湯島天満宮を出て、御徒町駅まで戻りましょう。
次は山手線で池袋まで行きましょう。
あっ山手線を一日利用する時は、乗り降り自由のフリー切符がおすすめですよ。
山手線でJR池袋方面に降りたら、以前書いた池袋の記事でも行った方面へ。
池袋の記事はコチラ♪
4 学生時代の思い出の場所〜雑司ヶ谷鬼子母神堂〜
ここ雑司ヶ谷鬼子母神は大学時代ひとりになりたい時によく休みにきた場所。
普段は静かな場所ですがお正月のシーズンとなると、沢山の方で賑わっています。
池袋駅からも歩いて行くこともできて都会に近いのに、落ち着いている雰囲気のとても素敵な空間なんです。
数年前に国の重要文化財に指定されました。
雑司ヶ谷鬼子母神堂は、安産と育児の神様、鬼子母神を祀る神社のため、参拝する人々の中には家内安全、厄払い、学業成就などを祈願するために祈祷をされる方も多く、家族や妊婦さんも多くおとずれます。
日蓮宗の法明寺の飛地境内に建つのが雑司ヶ谷鬼子母神堂。
境内南東には、倉稲魂命(うけみたまのみこと)を祀った古社、武芳稲荷大明神があります。
以前の記事にも書いた通り、雑司ヶ谷鬼子母神には600年以上前から生き続けている御神木があり、その隣にあるのが武芳稲荷大明神です。
安産、子授けの神として知られているため、境内に根を張り、立派な大イチョウは別名「子授けイチョウ」と呼ばれています。
一角ある100年続く駄菓子屋も是非寄ってみてくださいね!
雑司ヶ谷鬼子母神堂でいただける御朱印がこちら。
日蓮宗の法明寺の飛地境内に建つ雑司ヶ谷鬼子母神堂では四種類のご朱印の用意があり、お納する金額は各自のお気持ちでと言ってくださいます。
一般的な寺社仏閣は、大体500〜1000円程度、中にはお納めなしに貰う方もいるようですがこういった場合は神様へのお礼も兼ねてお納めなさってくださいね。
雑司ヶ谷鬼子母神堂
東京都豊島区雑司が谷3-15-20
営業時間 夏 6:30~18:00/冬 6:30~17:00
さあ鬼子母神を出て、次はJR目白駅まで戻りましょう。
目白駅まで戻る間、是非 池袋の記事 や 目白の記事 も参考にしておさんぽしてみてくださいね。
さあ山手線に乗ったら最後の場所は新宿駅。
西新宿にある素敵な場所が最終ゴールです!
5 運生命力の象徴〜成子天神社〜
成子天神社の「天神」とあることで気づく方もいますね。
こちらの神社は天神、さきに説明した通り菅原道真を祀る神社です。
九州大宰府に流された菅原道真はその地で亡くなりました。この情報を聞いた家臣は嘆き悲しみ、平安京から道真の生前の姿を彫った像を持ち帰りました。
その像をこの地に祀り、平和と文道の神として祀ったのです。そして鎌倉時代に源頼朝によって、成子天神社の社殿が造営されたと言われています!
丁度今年の大河ドラマが鎌倉時代の源頼朝の話。それを踏まえてこの天神社に導かれたのかもしれません。
生命力の象徴ときき何故かと感じる方も多いはず。
実はこの成子天神社、災害に遭い古い記録や社殿などは焼失してしまいました。
焼失後、神社は現在の地に移転して建て直し、1894年に成子神社、1928年に現在の成子天神社という名前になったそう。
ところが第二次世界大戦で再び空襲により社殿が焼失し、1966年に新たに社殿を建て直します。
その社殿が老朽化したことから、境内にマンションなども作る形で再建が行われました。
2014年に現在の社殿が造営されました。
周辺に高層ビルが立ち並ぶ新宿の地にある都会のパワースポットとして、湯島天満宮同様に、学業成就など、沢山の方々がお参りしています。
いやはや、雪の中での成子天神社は一段と美しい。
成子天神社も湯島天満宮と同様にお正月限定の御朱印があります。
沢山のパワーが溢れる場所。
なんだか雪化粧をして、一段落美しく幻想的なパワーを貰える気がしますね。
成子天神社
〒160-0023 東京都新宿区西新宿8-14-10
☎︎ 03-3368-6933
HP http://www.naruko-t.org
さあ、雪も深まってきたので、今回のおさんぽはここまで。みなさんいかがでしたか?♪
有名な寺社仏閣から、穴場な寺社仏閣まで。
年明けのお散歩にぴったりな御朱印開運さんぽ。
是非みなさんもいかがですか?
また今年も元気におさんぽしてみなさんに会えることを願って。
私のSNSでも紹介しているので是非チェックしてみてくださいね!
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おさんぽのおさらい
上野駅→①御朱印→ ② 摩利支天 徳大寺 → ③湯島 湯島天満宮→ ④雑司ヶ谷 鬼子母神→ ⑤ 新宿 成子天神社→新宿駅
歩数 :5000歩
行程 : 3.3km
最寄駅 上野駅、御徒町駅、池袋駅、新宿駅
所要時間:41分+ランチ、お茶、お買い物、観光
予算 :1500円