2020年ニューオープンラッシュ!生まれ変わった「下北沢」さんぽ

小田急線地下化の工事によって、めまぐるしいスピードで変化しつつある下北沢エリア。その変化に合わせるように、新しいお店もあちこちでオープンしています。今回はそんな下北沢周辺で、今年2020に開店したお店をご紹介します。

今回のおさんぽルート

「小田急線下北沢駅」→①「下北果実」→②「Michael Clavis」→③「RIRI MARKET」→④「BONUS TRACK」→⑤「由縁別邸 代田」→「小田急線下北沢駅」

行程:2.4km
所要時間: 30分(乗車時間)+食事、買い物、休憩
予算:5,000円

「小田急線下北沢駅」東口からスタート。改装を終えた東口はガラス張りの外観が印象的。出てすぐの広場はまだ一部改装中の場所も見受けられましたが、イベントブースなどが設置されていたりと、とても賑やかでした。

東口改札。エリア一帯で「カレーフェス」を開催中で、賑わっていました

1 果実店厳選のフルーツをサンドでいただく「下北果実」

1店舗目は、5月にフルーツ専門店がオープンしたお店。今流行の”萌え断”なフルーツサンドのほか、ワッフルなどもいただけるお店です。

外から見える冷蔵庫には、その日取り扱っているフルーツサンドが陳列されています

ディナータイムは「Bistro BON」として営業する一方、昼は隣接する果実店が扱う、その時期一番美味しいフルーツを、一番美味しい方法で堪能することができます。

今回いただいたのは、「ミックスベリー」(税込990円)と、取材時が旬だった「イチジク」(税込700円)。しっとりとしたパンに、甘すぎなクリームとごろっとしたフルーツが挟まれていて……美味しい! 胃もたれしやすくなる年齢に差し掛かった筆者でも、いくらでも食べれる味でした。

可愛らしいお皿と撮れば、インスタ映え間違いなし!
いろんなフルーツが入ったお茶も美味!

お店では手指消毒を徹底していたり、お水はセルフサービスにするなど、感染症対策はしっかり行われていましたが、メニューによってはテイクアウトも可能です。

扱う果物は、時期によって変動あり! タイミングによってその時々の一番美味しいフルーツが味わえるので、リピート必死です♩

隣の果実店で、実際にフルーツを買うこともできます

下北果実
東京都世田谷区北沢2-7-7 1F
080-5922-7202
営業時間:12:00~17:30 (LO17:00)
定休日:無休

小腹を満たしたので、次の雑貨店へ……と移動しようと思ったところ、すぐそばに「開店」とお花が長んだお店が。取材予定ではなかったですが、今回のテーマにふさわしい! 突撃でお邪魔してみました。

2 こだわりシフォンケーキを是非手土産に♡「Michael Clavis」

10月2日がオープン日で、まさに取材に回った日が開店直後だったこちらのお店。メインのシフォンケーキをテイクアウトで販売しているお店です。

印象的なのが、その内観。まるでギャラリーに飾られているかのようにシフォンケーキが並んでいました。

店内はシフォンケーキの焼ける匂いが漂います

1000を超える試行錯誤で生まれたこだわりのシフォンケーキは、ホールで税込2,499円。1/8カット(税込312円)でも販売しているのと、購入するとウェルカムティーを無料でを提供していただけるので、食べ歩きにもいいかもしれません。

1/8カットのサイズの目安

そのほかお店では、エクレールも販売。どちらもオーナーこだわりのレシピで作られた逸品です。一度ご賞味あれ♩

Michael Clavis
東京都世田谷区北沢2-9-19-1F
0120-440-255
営業時間:7:00〜15:00
定休日:火曜日
https://www.michaelclavis.com

思わぬ出会いをあとに、予定通り、次こそ目指すはSNS映え抜群なインポート雑貨店へ向かいます。お店を出て、左折。一番街に進みますが、横を見ると元線路があった場所が「下北線路街空き地」としてイベントスペースになっていました。いった当日はフリーマーケットや出店が広がっていて、すごい賑わいに!空きスペースが柔軟に活用されているあたり、”下北らしさ”を感じますね。

空き地の入り口には、おしゃれな看板も
マーケットの様子

寄り道ばかりしていますが、今度こそ一番街を入ってしばらく歩くと、左手に目的地が見えてきました。

3 下北でタイを感じたいなら「RIRI MARKET」

今年の1月にオープンするも、自粛の影響ですぐに休業。最近やっと”セカンドオープン”させたお店です。タイをはじめ、アジア雑貨を中心に扱う店内は、とってもカラフル! アクセサリー、ちょっと不思議&面白い雑貨をたくさん取り揃えています。

ド派手な看板が目印

お店で一番人気は、壁一面にかけられたシール。「可愛い!」から、「よくわからないけど(笑)、癖がすごくて欲しくなる」まで、実にいろんな種類がありました。

定期的人気のシールを背景に。筆者が気になったアイテムをパシャリ。なんとこれ、ボタンを押すとお経が流れるのだそう
シールの他にもシュールなアイテムがたくさん

今は海外旅行になかなか行けませんが、こちらに来れば一気に旅行した気分に! 商品について聞けば、オーナーさんが丁寧に使い方やセレクトのちょっとしたエピソードも話してくれますよ♩ サイトやインスタグラムでは新商品の情報などもアップされているので、こまめにチェックするのもおすすめです!

RIRI MARKET
東京都世田谷区北沢2-39-15
ririmarket38@gmail.com
営業時間:13:00~19:00
定休日:不定休
https://ririmarket.net

そして、次の目的地へ。お店を出て右に進み、信号を右折。鎌倉通りをひたすらまっすぐ進み、駅を越えます。「世田谷代田駅」の方に向かうと突然現れるのが、10月に改めてグランドオープンした複合施設です。

4 飲食・カルチャーがギュッと凝縮「BONUS TRACK」

施設の外観。ダルマ、可愛い!

まずは、結構歩いたのでそろそろ休憩兼、腹ごしらえといきましょう。下北方面から見て一番施設の手前に位置する、コロッケのお店です。

肉専門店が運営するカフェ「恋する豚研究所 コロッケカフェ」

美味しい豚肉を提供する「恋する豚研究所」が、自慢の豚肉とこだわりのおいもを用いて作ったコロッケをウリにしたカフェをオープン! イートインで定食が食べられるほか、テイクアウトで”ちょい飲み”もできちゃうメニューも展開しています。

お店の入り口は、施設入り口を入ったところにあります
「恋する豚のコロッケ定食」(税別980円)

お店では、メニューの他に、「恋する豚研究所」が製造する加工食品や、地域で作られた調味料やジュースなどを販売。一部商品はイートインメニューのレシピにも使われているので「美味しかったからこのドレッシングが欲しい」なんて買うことも可能です。

恋する豚研究所 コロッケカフェ
東京都世田谷区代田2-36-15 BONUS TRACK 1F
03-6804-0666
営業時間:11:00~20:00(11月より22:00までに変更の予定です)
定休日:無休
https://www.koisurubuta.com

「BONUS TRACK」には、コロッケカフェ以外にもお店がたくさん! レコードショップや発酵食専門店など、おしゃれや食に感度の高い女性にはぴったりのお店が入っているので、是非一度は足を運んでみてくださいね♩

レコードショップ「pianola records」
発酵食品専門店「発酵デパートメント」

BONUS TRACK
東京都世田谷区代田2丁目36番12号〜15号
info@samposha.com
営業時間:店舗に準ずる
定休日:店舗に準ずる
https://bonus-track.net

施設を抜けて、いよいよさんぽも終盤。歩いて食べていろんなものを見た後は、ちょっと癒されて終わりましょう。なんとこの都心で、温泉、しかも露天風呂に入れちゃうスポットがオープンしたんです。

5 心にオアシス!日帰り温浴ができる「由縁別邸 代田」

まるで山里にあるような静けさで、時間の流れがゆっくりになったように感じられる旅館が、なんと下北沢に登場。先月オープン以来、遠方からはもちろん、都内在住の人にも人気の宿泊施設ですが、こちらにある温浴施設は、日帰りでも利用できるんです。

なんとも奥ゆかしさを感じる外観

日帰り温浴と、飲食施設・茶寮の利用がセットになったプランは、税込2,700円から(別途入浴税150円)。事前予約が必要ですが、朝は9時から、夜は22時まで入れるので、仕事の前後に立ち寄って贅沢な時間を過ごすのもいいですね。

お湯は箱根から持ってきた温泉。都会を忘れてしまいそうな贅沢さですね
お風呂上がりには飲食施設でちょっと休憩(メニューはイメージです。プランによって異なります)

由縁別邸 代田
東京都世田谷区代田2-31-26
info-daita@yuenbettei.jp
日帰り温浴の利用時間:
【午前の部】平日 9:00 ~13:00(最終入場12:30) 土日祝祭日 9:00 ~14:00 (最終入場13:30)
【午後の部】全日 16:00 ~ 22:00(最終入場21:30)
https://www.uds-hotels.com/yuenbettei/daita

帰りは下北沢駅を背に進んですぐの「世田谷代田駅」から帰宅するもよし。筆者は発酵食品が好きなので、もう一度「BONUS TRACK」に立ち寄って手土産をゲット。下北沢かから帰宅しました。

手作り感がホッとする「やまごみそ」(税込497円)

いかがでしたか?

昔からカルチャーの発信地として有名な、下北沢。だからこそ新しいこと・ユニークなことが次々と生まれる街でもあります。ですから散策したことがある人も、是非もう一度足を運んで、新たな発見を楽しんでいてはいかがでしょうか。

おさんぽのおさらい

「小田急線下北沢駅」→①「下北果実」→②「Michael Clavis」→③「RIRI MARKET」→④「BONUS TRACK」→⑤「由縁別邸 代田」→「小田急線下北沢駅」

行程:2.4 km
所要時間:30分(乗車時間)+食事、買い物、休憩
予算:5,000円

※この記事の取材は9月中旬に行われたものです。

※新型コロナウイルスの影響で、営業時間などに変更がある可能性があります。また、新型コロナウイルスに感染しないためにも、時期などは慎重に検討したうえで、しっかり予防対策をしてさんぽするようにしましょう。

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さんぽに行ったライター

猫好き、美容好きライター。好きが高じて、猫雑誌や女性ファッション誌関係でも執筆中。和食器とヘルシー嗜好なグルメが好物なので、下町からオシャレエリアまで幅広く歩き回ります。