モダン&レトロが一気に楽しめる!「仙川」さんぽ

調布にある仙川。京王線が通っており、駅を中心に広範囲にわたって商店街が広がっていることもあり、住みやすくファミリー層にも人気のエリアです。今回はそんな仙川をぐるっとおさんぽ!地域に根差したお店が多いかと思いきや、意外にもおしゃれスポットもたくさんで、見応えあるコースになりました。

今回のおさんぽルート

「京王線仙川駅」→①「こうじ家たらぎ」→②「東京アートミュージアム」→③「OLD NEW THING」→④「niwa-coya」→「京王線仙川駅」

行程:2.6km
所要時間: 34分(乗車時間)+食事、買い物、休憩
予算:5,000円

新宿から京王線の各駅停車で約25分。都心から少し離れて、落ち着きある雰囲気も感じる仙川に着きました。駅に出てすぐはロータリーが広がっていて、すぐ近くにビアガーデンがあったりと、なんだかおしゃれな雰囲気。一方、そこからひとつ道を入ると、商店街が綿密に広がっていました。

仙川駅出口

1 麹と野菜へのこだわりが半端ない「こうじ家たらぎ」

改札を出たら、駅の後ろ側・甲州街道を渡ります。わたってすぐに見える、外観からして実にオーガニックな雰囲気漂うお店が、「こうじ家たらぎ」です。

外からり口右ではテイクアウトもやっているので、ふらっとさんぽにももってこい♩

店名にある通り、麹にこだわり、体に優しいメニューが豊富なこうじ料理と生甘酒専門店。オープンと同時にお邪魔したのですが、なんとほぼ満席! ランチ時は予約した方が安心かもしれませんね。予想通り女性はもちろん、体にいい食材はお子さんを連れた方にも好評な印象でした。

今回頼んだのは、お店のおすすめメニュー「美腸こうじ家たらぎ御膳」(税込1,600円)。生きた麹にこだわったお店が厳選した素材で作った醤油や味噌を使ったおかずが小鉢を含めて実に7品! 野菜は富山の自社農園で育てた農薬不使用野菜。届いた野菜の種類によって、毎日メニューを変えているのだそうです。

お店に入ってすぐのところにあった無農薬野菜たち。こちらが料理に使われるのだそう♩
個人的には、いろんな食器を使っている点も、胸キュンポイントでした

食前にいただいた、ノンアルコールの生甘酒が、とっても美味しくて(上写真奥)…! ついテイクアウトでもゲット。飲みながら散策を始めます。

「自家製 生甘酒 冷」(税込480円)

こうじ家たらぎ
東京都調布市仙川町3-2-4 ウィステリア仙川 1F-C
050-5456-0622
営業時間:11:00~15:00、17:00〜21:00
テイクアウト11:00~20:00
定休日:月曜日
https://www.instagram.com/kouji_ya_taragi/?hl=ja

お腹も満たされたので、次のスポットへ。お店を出て甲種街道を左へ進み、松原通りへ右折します。すると何だか無機質な景色が…! めっちゃおしゃれ!! 調べると、かの有名な建築家・安藤忠雄さんが一帶をプロデュースしたそうで、「安藤ストリート」とも呼ばれているそうです。

ちょうど紅葉と重なって、さらにアーティスティック

景観維持の目的もあってか、周囲には標識なども少ない気が。そんなコンクリートの建物の中にあったのが、今回2つ目の目的地「東京アートミュージアム」です。

2 無機質だからこそアートが映える!「東京アートミュージアム」

景観に溶け過ぎて通り過ぎそうになってしまいましたが、よーく見ると壁に看板が。

カッコ良すぎるんだが

こちらの建物も安藤さんが設計したもので、もはや建物自体が芸術! 展示は比較的先進的な型の作品を楽しめます。訪れた時は、海老塚耕一さんの、木材を使った作品が展示されていました。

空間の中心に階段があり、周囲は吹き抜けの設計。展示品を上からも鑑賞できます

無機質の内観に際立つ、展示品の存在感

聞くに、展示の入れ換えは、数ヶ月単位だそう。訪れるたびに今注目のアーティストの作品に触れられるのは嬉しいですね。

東京アートミュージアム
東京都調布市仙川町1-25-1
03-3305-8686
営業時間:11:00~18:30(入館18:00まで)
休業日:月・火・水曜日、年末年始、夏期休暇、展示替えの期間、館内メンテナンス
料金:一般 500円/大高生 400円/小中学生 300円
http://www.tokyoartmuseum.com/

3 ハイセンスなセレクト雑貨に興奮「OLD NEW THING」

ミュージアムを出て松原通をさらに下方へ5分ほどいくとある雑貨店。11月中旬にリニューアルオープン予定の「OLD NEW THING」です。

ほっこりするレトロなものから、モダンさを感じるものまで。オーナーこだわりのアイテムが並びます

食器から家具まで。それぞれの”ストーリー”が知りたい時は、オーナーに聞いてみてもいいかもしれませんね

国や時代、ジャンルを取っ払い、オーナーの直感で仕入れたものたちは、店名の通り歴史背景を感じる雰囲気をまといながらも、どこか今っぽさを感じるものばかり。訪れれば、琴線に触れるアイテムがきっとひとつは見つかるはずです。

OLD NEW THING
東京都世田谷区上祖師谷7-19-16-105
oldnewthing.jp@gmail.com
https://www.instagram.com/oldnewthing.jp/
※11月中旬のリニューアルオープンまでは休業。再開後も感染症対策のため、来店は完全予約制です。来店ご希望の方はメールでお問い合わせください。

次はお土産を買いに。お店を出て右へ。まっすぐ10分ほど歩くと、学校のそばに突如ジブリを感じる青い風貌のお店が見えてきました。

4  仙川さんぽに迷ったらまず行って「niwa-coya」

小人が住んでいそうな外観が可愛い♡

お店の一部は、物販のほか、現代美術から工芸まで様々な企画展示を行っているそうです
おしゃれなマスクは選ぶのに迷ってしまいそうなバリエーション

筆者が注目したのは、一角に置かれたいた地図。お店は「仙川地図研究所」としても活動しているそうで、定期的に仙川の街を巡っては地図の更新をしているのだとか。写真はち2020年に改訂したばかりの第7改訂版。

開くと仙川注目のスポットが地図上にわかりやすく書かれていました。今回紹介してきたお店も発見しましたよ♩

「何度も地図を作るために仙川を練り歩いていますが、その度に新しい発見がありますね」とオーナー。地図は税込250円で販売もされているので、”仙川の今”を知りたければ、まずはこちらで地図をゲットしてからさんぽしてもいいかもしれませんね。

お店の看板メニュー「しょうがのポリポリくん」(税込330円)とチョコレートをゲット♩

niwa-coya
東京都調布市若葉町1-28-28
03-6322-1848
営業時間:11:30~18:00
定休日:月曜日、火曜日
https://www.instagram.com/niwa_coya/

話題&ニュースポットも続々登場!

いかがでしたか?
「niwa-coya」をでたら、あとは商店街を通って駅に着いたら、今回のおさんぽはゴールです。商店街は実に広いので、時間があったらゆっくりあちこち散策してみて! 最後は、帰路までの間に商店街で見つけたお店をご紹介して、帰路につきたいと思います。

商店街の出入口には看板が
お店が入り組む商店街は1階ばかりに目が行きがちですが、2階以上にも目を向けてみて。意外な発見があることもあるはず♩
人気エリアい続々オープンしている「猿田彦珈琲」も2015にオープンしたみたい!

おさんぽのおさらい

「京王線仙川駅」→①「こうじ家たらぎ」→②「東京アートミュージアム」→③「OLD NEW THING」→④「niwa-coya」→「京王線仙川駅」

行程:2.6 km
所要時間:34分(乗車時間)+食事、買い物、休憩
予算:5,000円

※この記事の取材は11月上旬に行われたものです。

※新型コロナウイルスの影響で、営業時間などに変更がある可能性があります。また、新型コロナウイルスに感染しないためにも、時期などは慎重に検討したうえで、しっかり予防対策をしてさんぽするようにしましょう。

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さんぽに行ったライター

猫好き、美容好きライター。好きが高じて、猫雑誌や女性ファッション誌関係でも執筆中。和食器とヘルシー嗜好なグルメが好物なので、下町からオシャレエリアまで幅広く歩き回ります。